今回は、ベイエリア(サンフランシスコ)のディアブロバレーカレッジに通うU-LABO生のSaotomeさん(仮名)へのインタビュー記事をお届けします。

日本の大学を辞め、エンジニアとしてアメリカで働きたいという思いを胸に、新しい環境に飛び込んだSaotomeさん。

理系の中でも難関のデータサイエンス系学部でUCにチャレンジし、見事UCLAを始めとした複数のUCに合格されました。
今回はそんなSaotomeさんに留学のきっかけや編入までのあれこれについて伺いました!

※2023年6月現在、Saotomeさんは以下の大学に合格されています。本当におめでとうございます!

University of California, Los Angeles (UCLA) カリフォルニア大学ロサンゼルス校
University of California, Santa Barbara (UCSB) カリフォルニア大学サンタバーバラ校
University of California, Santa Cruz (UCSC) カリフォルニア大学サンタクルーズ校

留学しようと思ったきっかけを教えてください。

エンジニアとしてアメリカで働きたいという思いがきっかけです。高校卒業後は日本の大学へ進学したのですが、高校の頃からずっと留学したいと思っていて、大学に入ってからはますます留学への思いが強くなりました。

長い間留学を考えてきたので、行くならアメリカで仕事もしたいという気持ちで、もし合わなかったら帰国する覚悟で留学を決めました。

留学前に不安だったことはありますか?

普通は不安になることも多いと思うのですが、私は特に不安はありませんでした。

あまり新しい環境に対して不安を持たないタイプだったので、留学に関してもそれほど心配することはありませんでした。

 留学までの期間はどのように英語を勉強していましたか?

留学に向けた特別な勉強はしていませんでした。

普通に日本の大学を受験したので、受験英語を勉強をしていたことが結果としては役に立ちました。

コミカレの編入方法は、どのように知ったのですか?

留学エージェントの提案で知りました。留学を決めた時はちょうど大学のテスト期間で忙しかったので、あまり準備をする時間がなかったこともあり、自分で調べるというよりかは留学エージェントの提案してくれたカレッジから選択しましたね。

エージェントはロサンゼルスとベイエリアのどちらも提案してくれたのですが、ロサンゼルスはちょっと自分にはキラキラしすぎているなと感じたので、ベイエリア(サンフランシスコ)のディアブロバレーカレッジを選びました。結果的には自分に合っていたと思います。

留学を決意した時の英語力はどれくらいでしたか?

 日本の大学在学中に受けたTOEICのスコアで言うと、600〜700ぐらいだったと思います。

留学後、英語力をどうやって伸ばしていったんですか?

最初はとにかく単語を覚えて、文章をたくさん読むように心掛けたんです。みんながサクッと終わらせている課題でも、しっかり読んで吸収することを心がけていました。

あとは、現地で共通の趣味を持つ友達を作ることが一番効果的だった気がします。僕は留学したての頃、ブレイクダンスにハマってて。ブレイクダンサーと仲良くなりたいな、と思っていたのですが、カリフォルニアは家が広いので、みんな家の中でブレイクダンスの練習しているんですよ。なので外ではブレイクダンサーをあまり見かけなかったんです。

道端で見かけるのはスケーターばかりだったので、スケーターと仲良くなればストリート繋がりでブレイクダンサーとも仲良くなれるのでは?と思い、スケーターたちと仲良くなっていきました。仲良くなっていくうちに、英語力も自然と上がって行きましたね。やはり似たような趣味を持っているからか、気の合う仲間が多いです。

コミカレに入学する時、TOEFLは受けましたか?

実はディアブロバレーカレッジに入る時は、提携している語学学校の卒業が入学条件の一つだったので、結局受けないまま入学しました。勉強のためにも受けた方が良いのは分かっていたんですけど・・

ちなみに語学学校では日本での受験英語の貯金があったおかげで、上から2番目のクラスに入りましたが、問題なくついていけました。

ただ、ライティング能力がちょっと低いなと感じていたので、ライティングだけ上から3番目のクラスに入れてもらいました。

大学の授業はどうですか?

コミュニティカレッジの授業は思ったよりも簡単でしたが、課題量がかなり多いんですよ。

僕は英語力があまりなかったので、正直に言うと少しキツかったですね。日本にいる間にもう少しちゃんと英語を勉強しておけば、もう少し楽しい留学生活を送れたのでは、と思います。

日本との違いで驚いたことはありますか?

驚いたことというわけではないのですが、とくかく日常生活で感じているのは「車がないとめっちゃ不便」ということですね。

あいにく僕は車を持っていないので、友達に頼らせてもらっています。日本人留学生でも、車を持っている人は多いですよ。

留学生活で楽しかったことは何ですか?

英語で友達と普通に話せるときが一番楽しいですね。やっぱり、自分が言いたいことをスムーズに伝えられるようになったな、という達成感があります。

 卒業までやりきるモチベーションや、その保ち方を教えてください。

専攻の授業では特に思考力を問われる課題が少なく、単調な作業をこなしていく感じだったので、正直なところあまりモチベーションが高まることはありませんでした。

ただ、ある風の噂で「留学生はGPA 4.0を絶対に保っている」と聞いたんですよ。それを聞いてからは、自分も必ずそれをキープしなければという強迫観念のようなものが生まれました。

モチベーションを上げる具体的な方法というわけではないですが、この強迫観念みたいなものにコントロールされる形で、自然にモチベーションを維持することができたんです。

留学前後の自分の変化はありますか?

留学と偶然にもアイデンティティクライシス(注:主に青年期に訪れる自己喪失の状態)が重なっていただけなのかもしれませんが、色々留学中に挫折や失敗を繰り返しました。

それらを乗り越えたことで、今は自分自身の成長をすごく感じています。

今の専攻について詳しく教えてください。

現在の専攻はコンピューターサイエンスなのですが、編入の出願の際にはデータサイエンスを希望しました。日本の大学でも情報科学科に所属していましたし、以前から情報科学には興味があったからです。

コミュニティカレッジではそこまで応用的な内容には触れないのですが、だからこそ自分自身で色々と考えながら専攻分野を楽しむことができたと思います。

日本の大学に在籍していたときは、内容があまりにも難しく、ただやらされている感じがして専攻そのものを楽しむことができませんでした。しかし、こちらに来てからは、若干内容は物足りなさを感じたものの、逆に自分自身で取り組むことが楽しくなり、とても満足しています。

今のGPAは?また、GPAをキープするポイントは何だと思いますか?

現在のGPAは4.0です。僕が仲良くなった友達はほとんどスケーターで、あまり勉強には関心がないタイプだったんです。

彼らが遊んでいる間に、一緒に勉強する仲間がいなかったことはかなり辛かったですが、その反面、「GPAを保たなければならない」という強迫観念が非常に強く働いたので(笑)、キープすることができたのだと思います。

 U-LABOとの出会いは何でしたか?

日本人の友達がほとんどいなくて、上手く情報を得ることができず履修登録が大変だったんです。

サポートを受けられる場所を探していたときに、自分で見つけたのか、友達から聞いたのか忘れてしまいましたが、U-LABOという存在を知りました。

U-LABOのサービスを利用した感想を教えてください。

とても助かりました。さまざまな面でサポートをしてくれたと思います。

特に、履修を全て組んでくれたことや、エッセイのサポートなどは本当にありがたかったです。エッセイを書くのは初めてだったので不安があったのですが、僕には添削をしてくれるような先輩がいなかったので、、

構成の考え方も分からない状態からスタートしたので、本当にサポートには助けられたと思います。

大学卒業後の進路について教えてください。

もし働けるなら、こちらで働きたいですね。もしダメなら日本で働く予定です。

元々は大学院に進むつもりでしたが、もう学生生活を長く送ってきたので、今のところ進学は考えていません。

ブレイクダンスにもっと没頭したいという思いもありますし、奨学金を返さなければならないということもあるので、早めの就職を考えているところです。

これから留学を検討している方にアドバイスをお願いします!

留学を検討している方は、行く前に必ず英語の勉強をできるだけしておくことをおすすめします。英語力に自信がない人は、趣味を通じて友達を作ることで、最初のうちは友達を作りやすいかもしれません。

あとは、自分の力だけではどうにもならない場面も多いので、エージェントなり、先輩なり、友だちなり、どんどん人に頼っていくことをお勧めします!

お話とても参考になりました!ありがとうございます!

記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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