日本でも人気の職業である、「医者」。アメリカでも非常に人気の職業であり、年収ランキングでは常に上位に位置しています。

日本でもなるのが難しい医者ですが、「アメリカで医師として活躍したい」そんな夢を叶えるためにはどうすれば良いのでしょうか。

日本とアメリカでは医師になるための過程にどのような違いがあるのか、アメリカで医師の国家資格を取ることはできるのか。

今回は、こうした疑問にお答えしていきます。

その他の医療系資格についてのルートと難易度は、以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧くださいね!

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日本で医師になる方法

日本で医師になるには、以下のステップを踏む必要があります。

医学部合格→医学部で6年間の教育を受ける(4年次に、仮免許取得)→医師国家試験に合格(ここで、医師免許を取得)→臨床研修医として2年以上の経験を積む

医師免許の合格率は9割超えで高いことでも有名ですが、そもそも医学部への入学はどこも極めて難関であり、そこから6年間ドロップアウトせずに進む必要がありますので、非常に大変な職業です。

母国語で勉学できる日本であっても、医師になるのはとても難しいことが分かります。そして人の命を預かる以上、ミスは許されない職業でもあります。

「アメリカで医師になれる」は本当か?

「アメリカで医師になるには、まず4年制大学を卒業し、大学院に相当するメディカルスクールに4年間通う必要があります。」

と紹介されていることが多いですが、本当にこのルートでアメリカで医師になることが可能なのでしょうか?

アメリカはとても寛容な国で、留学生に対しては、色々と融通を利かせてくれることも多いです。成績の評価や単位数等、アメリカと日本の間には、様々な教育制度の違いがあるにもかかわらず、その違いを受け止めてくれます。よって、留学生にとっては、本来とても留学しやすい国です。

そのような寛大な国・アメリカであっても唯一、認めてくれないのがアメリカで「医師」になる事。厳密に言えば、医師になるための過程に進む事を許可してもらえない(つまり、メディカルスクールへの入学許可が下りない)事が多いのです。

世界では、国の中に医師になる過程が定められていなかったり、国家資格になっていない国があります。アメリカで留学生用の医師になるためのコースを取る事が許されるのは、そのような国からの受験者です。

日本は、同じ留学生であっても、「医師」という国家資格が存在し、医師になるための過程もしっかりと決められています。医師になる過程がきちんと作られている国からの留学生には、ほとんどチャンスを与えてもらえません。

理由は、先に述べた、医師になる過程が無い国の留学生が優先されるからです。また、アメリカ人であっても、難関な医師コースに進むことができる人は少ないためです。

インターネットには、「アメリカで医師になれる」という情報があふれています。理論的には、これらの情報は正と言えますが、実情は異なります。大学側も、「この国の留学生は入学しづらい」というようなことは大っぴらには言えないため、公式サイトの入学資格などにも書いていないことが多いのです。また、実際に大学に問い合わせたとしても、公式サイト以上の回答が返ってくることはありませんので、実際に出願してみないと、このような実情に気づけない、ということがあります。

このような実情を知らないまま、ネットの情報を鵜吞みにして留学してしまうと、メディカルスクールに行けないまま帰ってくる羽目になってしまい、結局医師になれなかったという事にもなりかねません。

人口が減り、日本国内で医師になる過程が国の事情で保てない出来事が起こることがあれば、変わる可能性はありますが、今のところは、チャンスは無いと思っていただいていた方が良いでしょう。(なお、アメリカにも国籍を持っている場合はこの限りではありません)

ちなみに、歯科医、獣医、看護師にはなることができます。

他の国では医師になれるのか?

他の国では、日本人に対しても医師になる門戸を開いていますが、外国で医師になるという事は至難の技といっていいでしょう。例えばオーストラリアはアメリカと同じく人気のある留学先の一つですが、日本人でも医師免許を取ることが可能です。

シドニー大学を1つの例としてみると、大学4年+大学院4年+インター+フェローと医師になるためには、日本と同じくかなりの時間がかかります。又、シドニー大学は、留学生を最初の大学学部の段階で10人しか取ってくれません。日本人を10人取ってくれるわけではなく、留学生で10人です。

留学生の中には、中国人、韓国人、タイ人、インド人等様々な国からの受験生が含まれています。アメリカと違い、最初から門戸を閉じているわけでは決してありませんが、最初の10人に選ばれなければその先はありません。難易度的には、日本で医師になるよりも遥かに高いこととなります。

アメリカで医師になりたい人のおすすめの留学方法

日本人には、日本での国家資格として「医師免許」を取るまでの道が確立されています。そのため、日本で医師免許を取得した後に、アメリカに留学をするのがおすすめです。

日本で医師をしていれば、所属する大学病院を通じて、コネクションのあるアメリカの病院へアプローチをすることで、アメリカへの医療留学の道が開けるでしょう。

難易度は本当に高いですが仮にアメリカで医師免許取得を目指す場合でも、終盤で必要な現場研修は、コネクションが必要と言われていますので、まずは日本の病院で勤務実績を作り、コネクションを利用する方が後々のためにもスムーズになります。

つまり、日本で医師免許を取得してからアメリカ留学を検討する方が、スムーズであると言えるでしょう。

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まとめ

医師になる事は、人の命を扱う仕事であり、ミスが許されない仕事です。日本人であれば、先ずは、日本国内での医師免許取得をお薦めします。

日本語の中で育ってきた方は、どうしても超えられない文化、言葉の歴史、ニュアンスの壁というものがあります。先ずは、母国語で免許を習得し、その上でアメリカで研究や研修、技術取得を目指していただいた方が現実的でしょう。

アメリカで医師になるには、非常にハードルが高いことをお伝えしました。また、費用面でのハードルも高くなっています。そのことを念頭に置いたうえで、本当にアメリカで医師になりたいのか、もう一度よく考えてみて下さいね。

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記事監修・・・・大江 節子
記事監修・・・・大江 節子

20年以上に渡りアメリカ正規留学サポートを行ってきたベテランカウンセラー。過去2000人以上の学生をアメリカ大学へ送り出している。アメリカ大学の受験制度を熟知しており、返済不要の奨学金獲得にも強みを持つ。TOEFLiBT満点保持者。

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