ポーランドは音楽家ショパンの故郷として知られ、「シンドラーのリスト」や「007」といった映画ロケ地にもなった国です。美しい街並みや自然、豊かな歴史と文化が魅力で、留学や移住を考える人にも人気があります。さらに、物価が安く生活しやすいのも大きなポイントでしょう。

この記事ではポーランドの生活事情を紹介します。ポーランドへの留学・移住を考えている方は、具体的な現地生活を思い描く参考としてください。きっと留学・移住へのモチベーションアップにもつながりますよ。

ポーランドの基本情報

地理と気候

中央ヨーロッパに位置するポーランドは、北はバルト海、南には山々が広がる国。夏は温暖(20〜25℃)、冬は寒冷(-5〜0℃)で、四季の変化が楽しめます。

人口

人口は約3,800万人。これは日本でいうと関東地方全体の人口(約4,300万人)に近い規模です。

首都と主要都市

ワルシャワは、モダンな街並みと歴史的建築が融合する美しい都市です。

他にもクラクフ、グダニスクなどが人気の都市です。

公用語

公用語はポーランド語です。主要都市や観光地では英語が広く通じるため、観光や簡単な買い物には困ることは少ないでしょう。ただし、郵便局やローカルなスーパーなどではポーランド語が必要になる場面もあります。基本的な挨拶やフレーズを覚えておくと、現地の人々とのコミュニケーションがスムーズになります。

ポーランド語の基本挨拶 

  • こんにちは:Dzień dobry(ジェン・ドブリ) 

※朝から午後4時ごろまで使われるフォーマルな挨拶です。 

  • こんばんは:Dobry wieczór(ドブリ・ヴィェチュル)

 ※夕方以降の挨拶に適しています。 

  • ありがとう:Dziękuję(ジェンクイェ)

 ※感謝を伝える基本的な表現です。 

  • さようなら:Do widzenia(ド ヴィジェニャ) 

※別れ際に使うフォーマルな言葉です。

ポーランドの交通事情

公共交通機関

ポーランドの都市では、バス、トラム、地下鉄が充実しており便利です。

学生用の月間定期券は約50〜100ズウォティ(約1,900〜3,800円)。

都市間のアクセス

都市間の移動は鉄道や高速バスが主流です。

例えば、ワルシャワからクラクフまでは特急で約2〜3時間、料金も手頃です。

ポーランドの物価と生活費

食品

ポーランドの物価はヨーロッパの中でも比較的安く、留学生や移住者にとって生活しやすい環境です。以下は一般的な価格例です(1ズウォティ = 約38円で換算)。

  • パン1斤:約3〜5ズウォティ(約114〜190円)
  • 鶏肉(1kg):約15〜20ズウォティ(約570〜760円)
  • リンゴ(1kg):約4ズウォティ(約152円)
  • チーズ(250g):約7ズウォティ(約266円)
  • 外食(普通のレストランでのランチ):約25〜40ズウォティ(約950〜1,520円)

飲み物

  • ボトル入りの水(1.5L):約2ズウォティ(約76円)
  • カプチーノ(カフェで):約10ズウォティ(約380円)
  • ビール(500ml・スーパー):約4ズウォティ(約152円)

日用品

  • シャンプー(400ml):約12ズウォティ(約456円)
  • トイレットペーパー(4ロール):約8ズウォティ(約304円)
  • 洗濯洗剤(1.5kg):約20ズウォティ(約760円)

ポーランドでの学生生活 

ポーランドでの学生生活は、他のEU諸国と比べると比較的手頃な価格で生活できます。学生の月々の生活費は1,500ズウォティ(約57,000円)からスタートします。

ただし、生活費は住む都市によって異なり、首都ワルシャワや観光都市クラクフなどでは、他の主要都市よりも若干高くなる傾向があります。 

また、ポーランドで学ぶためには、非EU/EEA諸国出身の学生は、生活費を賄う十分な資金を持っていることを証明する必要があります。

月々の平均費用 

以下は、ポーランドでの学生生活における月々の主な支出の平均例です。

費用(ズウォティ)費用(円)
学生寮の家賃400 – 600約15,200 – 22,800円
公共交通費50 – 60約1,900 – 2,280円
健康保険40 – 60約1,520 – 2,280円
電話・インターネット・TV80 – 100約3,040 – 3,800円
食料品700 – 900約26,600 – 34,200円
娯楽費150 – 200約5,700 – 7,600円
合計1,500 – 2,000約57,000 – 76,000円

*1ズウォティ = 約38円換算

学生生活のポイント

ポーランドでの生活費は他のEU諸国と比較すると非常にお手頃ですが、住む都市やライフスタイルによって変動します。

  • 留学生は、家賃や公共交通費の割引など、学生向けの特典を活用することでさらに生活費を抑えることができます。
  • 必要な支出だけでなく、予期せぬ費用にも備えて、計画的な予算管理を行うことが重要です。

まとめ

ポーランドは、美しい街並みや豊かな歴史、魅力的な文化に加え、生活費の安さや学生向けの支援が充実していることから、留学生や移住者にとって非常に魅力的な国です。 特に、教育の質の高さと手頃な生活コストがバランス良く整っているため、安心して学び、生活を楽しむことができます。 

これからポーランドでの生活を考えている方は、現地の文化や生活に早く馴染むために、最低限のポーランド語や生活習慣を学びつつ、予算計画をしっかり立てておくと良いでしょう!

記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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