中学3年生からアメリカに渡り、勉学に励まれている高野(仮名)さん。早い時期からの留学は有利かと思いきや、つまずいてしまったこともあったようです。

そんな高野さんに、英語力アップの秘訣や、アメリカでの大学生活のコツなどもお聞きしました!

これからアメリカ留学を考えている人にもおすすめの記事になっています!

※U-LABOでは、大学編入サポートのみならず、米国大学における勉学のサポートも行っております。ご興味のある方は是非お問い合わせください。

留学しようと思ったきっかけを教えてください。

中2の時に、親から「留学してみないか」と提案されたのがきっかけでした。初めて1人で海外に行ったのは、小学校5年生のときです。4週間くらい滞在するサマースクールでした。毎年参加していたので慣れていましたし、外国に興味もありました。行かせてもらえるなら、ということで、留学を決意しました。

アメリカに留学したのは、中学3年生の夏です。一般的には、高1から、とか、大学生から留学に行く人が多いと思います。でも、留学するなら、高校から入るより中学から通っておく方がスムーズだと聞いていたので、早めに渡米しました。

留学を決意した時の英語力はどれぐらいでしたか?

中3の時の英語力は、英検3級ぐらいだったと思います。スピーキングもライティングも自信はなくて、英語力は低めだったと思います。

留学後、どのように英語力を伸ばしていきましたか?

現地の人と友達になってから、伸びたと思います。

留学して2年くらいは、正直、英語力の変化はありませんでした。というのも、ほとんどの時間を日本人と一緒に過ごしていたんです。留学した学校はインターナショナルスクールのような校風だったので、世界各国から留学生が来ていました。その中に、日本人もいました。だから、最初のうちは友達のほとんどが日本人で、アメリカにいるのに英語に触れる機会があまりなかったんです。

変わるきっかけになったのは、TOEFLでした。なんと、28点を叩き出してしまったんです。さすがに低すぎて、「これはまずい」と思いました。自分はアメリカで一体何をやっていたんだろう、って反省して、そこから、日本人だけでなくて現地の人たちとも関わりを持つようにして、英語に触れる機会を増やしました。

TOEFLを受けたきっかけを教えてください。

高校卒業後は、アメリカの大学ではなく日本の大学に進学しようと考えていました。大学出願の際にTOEFLが必須になるので、親の勧めもあって、受験しました。

その後、日本の大学ではなくオレゴン州立大学に進学されましたよね。アメリカの大学に進学を決めたのはなぜですか?

父親からの一言です。「せっかくここまでやってきたんだから、アメリカの大学に行ってみてはどうか」と言ってくれたんです。この言葉が僕の背中を押してくれました。アメリカの大学を探して、一番自分に合っているなと思ったオレゴン州立大学に進学を決めました。

大学の授業はどうでしたか?

高校とは全然違いました。難易度が格段に上がりましたね。やっぱり、勉強が難しいです。課題の量も全然違います。かなり多くて、周りの友達もそこに苦戦している印象でした。

日本との違いで驚いたことはありますか?

食文化の違いですかね。基本的に昼食はハンバーガーかホットドッグです。イメージ通りというか、「あ、本当に食べているんだ」という感じでした。僕も、昼食は毎日ハンバーガーを食べていました。お米もありますが、基本的にアメリカで言うお米は、サフランライスで、細長いお米なんです。時々、日本のお米が恋しくなるときもありました。

留学生活で楽しかったことを教えてください。

一番楽しかったのは、高校2から高3にかけてです。学校にも慣れて、アメリカ人やスペイン人の友達がたくさんできて、楽しく過ごしていました。プロムにも行きましたね。プロムっていうのは、アメリカの高校で学年末に開催されるダンスパーティーです。アメリカ人の女の子を誘って、参加しました。

専攻について教えてください。

ビジネスアドミニストレーションです。ビジネスのことを幅広く学ぶ学部です。将来社会に出たときに役立つ知識を学びたいと思って、選択しました。

今のGPAを教えてください。

2.53です。高校の時は3.65ぐらいありましたが、やはり大学の勉強は難しいです。決して高いGPAではないので大きな声では言えませんが、GPAは特に大切だと思います。大学の場合、GPAが低いと退学もありえます。

GPAをキープするポイントは何だと思いますか?

自分で勉強を頑張ることはもちろんですが、僕の場合は、U-LABOさんにサポートをお願いすることでした。

僕が何とか退学にならずに頑張れているのは、U-LABOさんのおかげです。実は、僕が大学で初めてつまずいたのは「メールの書き方」なんです。教授に送るメールに、「What’s up?」(最近どう?)と書いて送ってしまっていました。カジュアルすぎますよね。友達同士で使うような、くだけた文章を送ってしまって、教授に指摘されたこともあります。

今振り返ると、とんでもないことをしていたなと理解できますが、当時の僕は、一体自分のメールの何がダメなのか、わかっていませんでした。U-LABOさんに、メールの書き方を一から教えていただきました。2年目からようやく自分で書けるようになったと思います。

U-LABOとの出会いは?

高校を卒業した夏でした。U-LABOさんを利用している友達がいて、その人の紹介で申し込みました。

U-LABOのサービスを利用した感想を教えてください。

U-LABOさんのサービスがなかったら、今、僕はここにいないと思います。それくらい、とてもお世話になりました。

とにかく、あらゆる大学生活のいろはを教えていただきました。メールの書き方をはじめ、履修方法や計画、勉強面に至るまで、必要なことすべてを教えていただいたと言っても過言ではありません。学期の前半では、「F」という成績を取ってしまった授業も、U-LABOさんのサポートで「B」にまで持ち直したこともありました。なかなかうまくいかない時でも、じっくり時間をかけて、根気強く丁寧に指導していただきました。

個人的に、日本の留学生は1人ですべてをやりくりしている人が多い印象です。それもあって、途中で手が回らなくなってしまって、挫折する人も多いと思うんです。だから、時には人やサービスに頼ってみるのも、大切なことだと思います。僕自身も、教えてくれる人がいないとキツかったな、と思うことが多いです。僕が今大学に残れているのは、U-LABOさんの存在があったからです。生活面でも学業面でも、完璧といっていいほどサポートしていただきました。

大学卒業後の進路について教えてください。

日本での就職を考えています。実家が食肉業を営んでいるので、食肉業者に就職して、流通の流れを見てみたいと思っています。もう一度アメリカに戻ってくるかどうかは、わかりません。先のことはわからないので、戻らない、とも言い切れませんが、今は家業に貢献したい、という気持ちです。

これから留学を検討している方にアドバイスをお願いします。

留学して英語力を上げたいのなら、現地の人やいろんな人と積極的に関わるといいと思います。留学は不安も伴うので、どうしても日本人同士で仲良くなりがちです。もちろん、悪いことではありません。助け合えますし、心強い場面もたくさんあります。でも、せっかくなら、たくさんの人と関わって、友達になって、英語に触れる機会に積極的に飛び込んでいったらいいのではないかなと思います。

ありがとうございました!

U-LABOでは、カルフォルニア大学(UC)をはじめとした名門アメリカ大学への編入プログラムを用意しています。

編入する前から編入後、就職活動までをサポートするので、編入を考えているけど、不安が多い方は編入プログラムを受けるのをおすすめします。

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