日本の高校では野球一筋だった中山大和さんは、留学を決めてから心機一転。Diablo Valley College(DVC)での2年間の奮闘を経て、今年、University of California, Berkeley(UCB)カリフォルニア大学バークレー校、University of California, Los Angeles(UCLA)カリフォルニア大学ロサンゼルス校をはじめ、University of California, Irvine(UCI)カリフォルニア大学アーバイン校、University of California, San Diego(UCSD)カリフォルニア大学サンディエゴ校の出願校4校すべてに合格を果たしました。中山さんの決意に満ちた留学体験をU-LABOカウンセラー川上が詳しく伺いました。

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まず、留学しようと思ったきっかけを教えてください。

ずっと野球1本でやっていて、中学では全国優勝したり、高校も甲子園に3回出たりと、ゴリゴリでした。私立の学校に行っていたのですが、学校側も、勉強というよりスポーツで人間性を鍛えなさいという校風で。大学もスポーツ推薦か何かで進学して、野球チームを通じて就職したり、野球に携わる仕事に就いたりするんだろうなと、将来のレールを何となく思い浮かべていました。

でも高校で怪我をして、野球ができなくなってしまって。勉強をやってこなかったので、日本で大学に行ける学力もなかったんですね。かと言って就職にも踏み出せず、将来どうしようとずっと悩んでいました。

そんなとき親からの勧めがあり、野球しかしてこなかった今までの自分を打破するために、留学を決めました。どこへ進学するかとか、どこの国へ行くかは何でもよくて、「とりあえず留学しよう」から始まりました。

なぜ、コミカレから編入することを選んだのですか?

留学のタイミングでコロナウイルスが流行り、渡航できなかったんです。そのため家でじっとする時間が増えました。将来について考えたとき、せっかく海外に行くなら、目標を持って頑張る方が有意義なのではと思いました。お金もかかるわけですしね。

当時は孫正義さんにインスパイアされていた部分があって、大きな夢を持とう、トップの大学であるUniversity of California, Berkeley(UCB、カリフォルニア大学バークレー校)をコミカレを経由して目指そうと決めました。

留学を決めたときの英語力はどれくらいでしたか?

まず勉強をしたことがなかったので、英語とは何かすらわかっていなかったです。ローマ字と英語の違いも、「baseball」のつづりも知らないし、アメリカ人でなくても、海外の人は全員英語を話すと思っていました。みなさん「最初は英語力がなかった」と言うと思いますが、僕はレベルが違いましたね……。

留学前に不安だったことはありますか?

最初はなくて、行けば英語を覚えられると思っていました。ですが家で洋画を見たり、少し勉強を始めたりしてみると、本当に何もわからなかったんです。Iとmyとmeの違いとか、主語から始まる? まず主語って何? とか。日本語すらおぼつかないと気づき、やばいと感じました。

当時はフリーターのような状態だったので、朝から夕方まではアルバイトして、夕方から夜中の2〜3時まではひたすら英語の勉強。それで留学前には何とか、中学英語レベルまで持っていきました。

具体的には、どのように勉強しましたか?

リスニングとスピーキングは、現地でどうにかなるだろうと思っていました。YouTubeでの発信を見ても、みんな「単語と文法はしっかりやりなさい」と言うんですよね。なので、単語は毎日100個ずつ新しいのを覚えていくと決めて。プラスアルファで文法の参考書を買ってきて、1日10ページは進めていました。

1日7〜8時間英語を勉強していたのですが、それだけできた原動力は「危機感」でした。野球は何も練習しなければ上手くなりません。英語も一緒で、勉強しなきゃ上達しないと気づきました。このままじゃダメだ、自分の夢に近づけないと感じていました。

留学後、どのように英語を伸ばしていきましたか?

基礎である単語と文法は固まっていたので、リスニングとスピーキングを重視しました。「日本語を話さない、日本人と話さない」という人は多いですが、僕は変に真面目な面もあって、日本語を見ることもしないと決めていました。親とも友達とも連絡せず、日本語のInstagramやYouTubeも見ない。しんどいけれど、徹底していました。

いきなり日本語がない世界に入るので、やっぱり鬱になりかけます。ですがそのおかげと、たまたまコロナ禍で日本人が少なかったために、英語に慣れるのは早かったです。

今のコミカレについて教えてください。

DVCはサンフランシスコのベイエリアにあります。ベイエリアといっても海からは少し遠くて、田舎の方と言うか、やや内陸にあります。比較的治安が良いです。

生徒数は3万人弱ぐらい。日本人は70〜80人ほどいると思います。生徒が多い分、教授も多くて、色々な授業を取れます。インターナショナル生もたくさんいるので、理解がある学校だと思います。UCBにも近いので、そこを目指している学生が多いですね。

専攻について教えてください。

DVCではEconomics(経済学)です。ただ、条件を満たしていたので、UCに出願するときは、より自分に合っていそうなGlobal Studies(グローバル・スタディーズ)で申請しました。正直まだ少し迷っている部分もありますが。

今のGPAはどれくらいで、その成績をキープするポイントは何だと思いますか?

出願時のGPAは4.0です。まずは、ちゃんと勉強するのが大前提です。僕は課外活動もやっていましたが、優先順位は授業を上にしていました。

加えて大事なのは、教授とコミュニケーションを取ることです。仲良くなるのも大切なんですが、テストはどう勉強したら良いか、課題はどうすればクオリティーを上げられるかなど、しっかり聞くこと。わからないことを教えてもらえば、何をしなければいけないか明確になるので、自然と高い成績を保てます。

コミカレの授業はどうですか?

受ける前は、もっと難しいのではないかと思っていました。もちろん、日本語で聞いてもわかりにくいようなトピックもときにはありますが、英語で授業を受けるのが難しすぎるということはないです。

だから、絶対ついて行けないほどの授業はめったにないと思います。あるとすれば、量子力学だったり数学だったり、それ自体レベルが高くて難解な教科でしょうね。

カレッジ在学中に取り組んだ課外活動で、特に印象に残っている活動について教えてください。

一番力を入れていたのは、日本語を学びたいUCバークレーの学生に、日本語を教えるボランティアです。

ボランティアを通して、学んだことがあれば教えてください。

学んだことは、やはり言語の重要さです。国同士や文化同士の対立が起きるのはしょうがないと言われますが、対話がないのが原因の1つだったりするんですよね。同じ言語を話さない人間同士で、対話できるわけがない。

今はアメリカで、英語というツールを通して、色々な国や文化と接することができています。でも英語以外の語学を学び、その国の文化に触れることも大切だと思います。Global Studiesに出願するためのエッセイである、PIQ(Personal Insight Questions、個人洞察質問)にも書いたほど、大きな実感でした。

日本との違いで驚いたことはありますか?

ズボラな人間なので……。食べ物は最初慣れないものもありましたが、他は特に気になりませんでした。

留学生活の中で楽しいと感じていることを教えてください。

英語が話せることで、色々な国の人と関われるのは大きいです。今このインタビューをイタリアのシチリア島から受けていますが、イタリア語はさほど話せなくても、英語で問題なくコミュニケーションが取れています。やっぱり英語は主要なツールで、それを使えると世界観が広がります。日本で野球人生を続けていたら、わからなかったですね。

留学前後でご自身の変化はありますか?

自発的に何かをするようになったのが一番です。野球では試合に向けて、一生懸命練習しないといけなかった。野球をやっていなかったとしても、日本にいれば大学に行くのが常識のようになっているので、レール通りに生きていたと思います。

でも留学だと、すべて自分で決めることになります。僕の場合、別にUCBに行く必要はなく、2年で辞めたって良いわけだし、GPA4.0を取る必要もない。道は色々あるけれど、その中で何か目標を決めれば、そこへ向かって一生懸命走れます。課外活動も、誰かにやらされるのでなく、自分で見つけてきました。よく考えて悩んで、たどり着いた今ですね。

自分で決めたことだと責任感が生まれ、持続力も違ってきますよね。話は変わりますが、U-LABOとの出会いについて教えてください。

僕の周りに留学している知り合いがいたわけでもなく、アメリカへ行ったときも日本人が他にいなかったので、やはりすべて自発的にやらないといけませんでした。UCBに行きたいと思って色々調べてみても、ほしい情報はそう簡単には見つからなくて。

そんなときにU-LABOさんをインターネットで見つけました。小泉さんとお話ししたときに、自分の夢に近づくためのサポートをしてもらえそうだと感じたのが最初のきっかけです。

U-LABOを選んだ理由を教えてください。

学生1人1人にカウンセラーが付いてくれて、2人3脚で2年間頑張ろうという、熱意を強く感じたのが他との違いです。ここでなら、一生懸命やれるんじゃないかなと思いました。

U-LABOのサービスを利用している感想を教えてください。

教授のオフィスに行って聞いてみてもあやふやな答えだったり、そもそも行く時間が取れなかったりと、自分ではどうにもできない・何をしたら良いかわからないときはあります。そんなときに、「こうすると良いよ」と適切に教えてもらえますね。

自分1人でマネジメントするって、難しいんです。もちろん自分で授業を組み、活動を見つけることもできるけど、それが本当に、自分にとって適切なのかわからない。カウンセラーさんがプランニング・マネジメントの手助けをしてくれるのは、本当に評価されるべき部分だと思っています。

今後の目標を教えてください。

コミカレでの2年間は、とにかく良い成績と編入を目標としていたので、興味というより、目標に近づきやすい授業を選んでいた部分があります。けれど今は英語力や勉強習慣もついたので、より授業が頭に入るようになっていると思います。もちろん高い成績を取ることも、就職や進学に必要なのですが、編入先のUCバークレーでは自分が学びたい内容をもっと大切にしたいです。

将来何がしたいかという問いは、よく聞かれるものだと思うし、自分でも考えます。でも今も昔も、やりたいことはあれこれ浮かんできてしまって。どれを中心にしていくか、今後2年間の学びの中でハッキリさせたいです。

この他にも、U-LABO生やアメリカ大学卒業生の体験談を多数ご紹介しておりますので、以下よりぜひご覧ください!

U-LABO体験談 – U-LABO | 世界トップ大学への進学 (ulabo.org)
学生・卒業生インタビュー – U-LABO | 世界トップ大学への進学 (ulabo.org)

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記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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