成績も将来の進路も妥協しない！一意専心で、英語成績１から見事UC3校に合格したY.Y.さんインタビュー

今回は、University of California, San Diego（カリフォルニア大学サンディエゴ校）、University of California, Irvine（カリフォルニア大学アーバイン校）、University of California, Riverside（カリフォルニア大学リバーサイド校）に合格したY.Y.さんへのインタビューです。サッカーで培った「やるときはやる」精神で、現地では何でも粘り強く取り組んだそう！ 勉強や課外活動など留学生活について、U-LABOカウンセラーが伺いました。

まず、留学しようと思ったきっかけを教えてください。

正直、それまでの人生でサッカーしかやってきませんでした。日本の高校でも赤点ばかりで、課題を提出して進級するようなタイプでした。日本の大学に進学しようと思っても、行ける大学が限られていました。

だったら留学して海外を経験して、英語も話せるようになった方が、将来の選択肢がもっと広がるかなと思いました。元々旅行もよくしていたので恐怖感はなく、性格的にも向いていると言われていたので、たぶん他の人と比べて、かなり軽いノリで決めてしまいましたね。

留学前に不安はありましたか？

不安はあっても良いものでしょうが、自分には全然なかったですね。楽しみの方が強かったです。人生楽しく行けるだろうと、何の根拠もなく思えるタイプなので、たぶん友達も作れるし、何とでもなるだろうと考えていました。

なぜコミカレから編入というルートを選んだのでしょうか？

学費の面もありますが、四年制大学に入れるほどの英語力も、当初はありませんでした。語学学校からコミカレ、コミカレから大学編入の方が入りやすいのではと思ったのが理由です。

留学を決意したときの英語力はどれくらいでしたか？

アルファベットがギリギリ書けるかどうかくらい……。「b」と「d」の違いすら怪しかったです。中学時代も高校時代も勉強はあまりしてこなくて、英語の成績もずっと1でした。語学学校に入ったときは、最初のテストで学年全体でビリでした。

高校卒業後に、1年間、日本の語学学校に通って、英語を勉強しました。

語学学校で英語力をつけたんですね。では、留学後はどのように英語力を伸ばしていきましたか？

1つ1つの授業を真面目に受け、日本語を話さないようにしていました。ウェルカムパーティーといった、日本人が集まりそうなところへは行かず。日本から友人が遊びに来たときや親と電話するとき以外は、日本語を話すことを避けていましたね。

最近でこそ就職活動も意識し、日本人のコミュニティも増やしていきたいと思っていますが、アメリカに来てからは日本人の友達を作らなかったほどです。特に最初の1年は、徹底して英語漬けの環境にいました。

コミカレについて教えてください。

カレッジは海や日本のレストラン・スーパーに近い場所にあるため、アメリカでの生活をスタートするには最適な環境です。

大学の授業はどうでしたか？

先生がひたすら話す授業もあれば、ディスカッションが多い授業もあります。専門的な授業は、やはり前もって予習しないと大変ですね。予習で50％理解し、授業を聞いて70％理解し、復習で100％にもっていたイメージです。

すべて「A」の成績を目指していたので、予習・復習のほか、オフィスアワーも活用しました。わからないところを聞けるだけでなく、先生とも仲良くなれるので。

日本との違いで、驚いたことはありますか？

ものすごく驚いたことは特にないのですが、生活面で言えば、車内の汚さ、ですかね。車内にゴミが散乱していたり、後部座席がゴミで座れない状態になっていたりする車を結構見ましたね。あとは、ものを勝手に使ってそのままにする人や、平気でゴミを捨てるような人もいました。そういうものかなと思ってしまいます。

留学生活で楽しいと感じていることを教えてください。

すべてですね。幸運なことに友達もすぐできて、ホームシックにも1度もなっていません。勉強はテスト前など大変ですが、慣れてくるので、すごくきついと感じることは特にありませんでした。

留学中の、モチベーションの保ち方を教えてください。

勉強は、目標があるとがんばれるタイプです。目標を決めそれに向かっていると、今ここでがんばれば、後々良いことがあるとか、楽できるのではと考えられます。

留学前後で、ご自身の変化はありますか？

強いて言えば、妥協も必要という価値観になったことです。寮で、自前のフライパンを勝手に使われそのままにされていたことがありました。最初の頃は全部自分で洗い、注意もしたのですが、状況は変わりませんでした。結局、フライパンを使ったあとは自室に置いて、物理的に他の人が使えないようにしましたね。

相手が変わらないなら、自分が変わるしかない。変に期待して何かをやってもらおうとするより、自分があきらめないといけない部分もあると考えるようになりました。

専攻は社会学だそうですね。今のGPAを教えてください。

まだ出ていない学期の分もありますが、その前までは3.93くらいです。Bが1つあったので。今学期はオールAだと良いですが、わからないですね。慣れてくると、案外点数が取れるなという感覚になってきます。

高いGPAをキープするポイントは何だと思いますか？

絶対にAを取る、という妥協しない気持ちです。

ただ、中には、少し特殊な先生もいます。英語のクラスが厳しくて、1つのエッセイにつき5回ぐらいオフィスアワーに行っていましたが、それでもAは何人までと決めている先生だったようで、自分をはじめ、留学生はなかなかAを取れませんでした。そういったケースでない限り、妥協しなければ誰でもAを取れると思っています。

カレッジ在学中に取り組んだ課外活動で、特に印象に残っているものについて教えてください。

サッカーに取り組んでいました。最初の体育のクラスで、サッカーチームの監督からオファーを受けたことがはじまりでした。

具体的にはどのような活動でしたか？

練習と試合を続けていました。チームとしては強くなかったですが、特に目標はなくても、他の国の人とサッカーをできることが純粋に楽しかったです。スキル面で興味を持たれて話しかけられ、友達ができるきっかけにもなりました。日本で、本気で頑張ってきて良かったと思いました。

U-LABOとの出会いについて教えてください。

大学編入を迷っていた時に、母が最初にU-LABOを見つけて、勧めてくれました。

U-LABOを選んだ理由を教えてください。

自分1人でやるよりも、色々とサポートしてもらった方が、間違いなくクオリティーの高いものができると思いました。きっと自分のためになると感じましたね。

U-LABOのサービスを利用した感想を教えてください。

カウンセリングを通して、自分の長所など、色々気づかせてもらいました。一般的な話に偏らないなど、エッセイを書くうえでのポイントも学べて、出願対策においてもとても役立ちました。やはり1人で出せるもの、できることには限界があるので、カウンセラーが伴走してくれるのは心強かったです。

最後に、今後の目標を教えてください。

直近では、就活を全力でがんばることです。五大商社をメインに、大手総合商社を目指しています。現在はロサンゼルスキャリアフォーラムや説明会に足を運び、早めに動き出しているところです。常に根拠のない自信を持っているタイプなので、希望する就職先で内定をとりたいです。