​​サンディエゴはアメリカの南カリフォルニアにある比較的小さな町。日本からの留学先としても人気があります。 ​

​​留学先に何を求めるかは人によってさまざまですが、安全性については誰もが「できるだけよい場所」を求めるでしょう。では、サンディエゴの治安はどうでしょうか? ​

​​ここではアメリカのビーチリゾートのひとつ、サンディエゴの治安事情について紹介します。

サンディエゴの基本情報​

​​サンディエゴはアメリカ西海岸のカリフォルニア州南端にある町。アメリカでは8番目に大きな町で、市の人口は約142万人、郡としては人口​​約​334​万人です。 ​

​​ロサンゼルスの南200㎞ほどのところにあるビーチリゾートで、メキシコと国境で接しています。一年中温暖で雨が少なく、観光も産業も盛んであることから、全米での旅行先としても人気です。​​​

サンディエゴの治安事情

​​サンディエゴはニューヨークやロサンゼルスといった大都市と比べると、比較的治安がよい場所と言われています。とはいえ、それはあくまでもアメリカの他の地域と比べてのこと。日本人が日本で感じる治安の良さと比べると「よい」とは言えません​​​​ので注意しましょう。 ​

​​普通に生活できる程度には治安がよいですが、空港や繁華街などは他の都市と同じく​​軽犯罪​​(スリや引ったくり)が多いため慎重に行動してください。 ​

​​また、ほどよい規模の都市であるからか、ホームレスが目立つようです。​

​​ただし、日本は世界で最も治安が良い国のひとつと考えられています(世界競争力レポートの安全に関する調査では10位)。日本と比べると、ほとんどの国は治安が悪くなってしまいます。日本よりも治安が悪くなることは、留学にあたって受け入れるべきリスクといえるでしょう。​​​

犯罪率

​​2021年にサンディエゴで発生した犯罪件数は、32,169件。そのうち凶悪犯罪が5,470件、窃盗犯罪が26,699件です。 ​

​​参考:​neighborhoodscout Crime Rates

​​凶悪犯罪は、殺人・性犯罪・強盗・放火・暴行・障害など。そして窃盗犯罪は、侵入盗・非侵入盗・乗り物盗を指しています。​

サンディエゴの安全なエリア

​​サンディエゴで治安がよいと言われているのは、大学などがあるラホヤ地区や北にあるミラマー地区周辺などです。LGBTの聖地としても有名なヒルクレストなども、家賃が高いためかホームレスや低所得者の姿はありません。 ​

​​ダウンタウンは人の出入りが激しくあまり治安が良くないと言われることもありますが、夜に出歩いてもさほど緊張せずに済む程度です。​

​​スリや置き引きといった軽犯罪は多いのですが、殺人などの凶悪犯罪は少ないと言えるでしょう。身の回りのものに気を付けていれば、特別怖い思いをすることもありません。​

サンディエゴの危険エリア

​​サンディエゴへの留学を考えているなら、危険なエリアに関しては知識を得ておきましょう。 ​

​​一般的に足を踏み入れないようにしましょうと言われる地域は、次の3つが有名です。

  •  
  • パシフィックビーチ
  • イーストヴィレッジ
  • ​​ノースパーク

パシフィックビーチ

​​ダウンタウンから車で約20分北上したところがパシフィックビーチです。サーフィン好きの若者が多い町で、ここの近隣には有名なシーワールドを含むミッションベイがあります。 ​

​​観光地から近い場所ですが、パシフィックビーチではスリや引ったくり、侵入盗といった窃盗事件​​が多発​​しています。

イーストヴィレッジ

​​イーストヴィレッジはレストランが多く、観光客にも人気のエリア。しかしながら酔っぱらいによる喧嘩などが多く、警察沙汰になることがたくさんあります。 ​

​​酔っ払いに絡まれたり細い路地で持ち物の引ったくりに遭ったりする危険性が高いため、夜に一人で歩くことはやめておきましょう。​

ノースパーク

​​ノースパークも人気で観光客が集まるエリアです。サンディエゴの中でもスタイリッシュな景観を誇り、ストリートアートも多いことで人気があります。 ​

​​こちらも多発しているのは窃盗です。引ったくりや置き引きが多いため、​​貴重品は身に着けたうえで鞄は前で持つように​​してください。​

サンディエゴのトラブル例

​​サンディエゴでよく発生しているトラブルについてみていきましょう。殺人事件や性犯罪などは他の都市に比べて少なめではありますが、傷害や盗難がとても多くなっています。​

  •  
  • 傷害事件
  • スリ・置き引き・ひったくり
  • 車両盗難

傷害事件

​​サンディエゴは観光地として全米でも有名なため、夜の繁華街では傷害事件が多発しています。酔っ払い同士の喧嘩では逮捕者が出ることもあり、アメリカの中でも傷害事件が多い地域です。 ​

​​酔うといきなり襲い掛かってきたり難癖をつけたりする人もいるため、一人では行動せず、夜の繁華街には近寄らないようにしてください。​

スリ・置き引き・ひったくり

​​ 観光客が多い場所なため、スリ、置き引き、引ったくりも多いところです。とくに​​空港​​や​​レストラン​​、​​観光スポット​​では自分の荷物はお腹の前で持つようにしましょう。 ​

​​サンディエゴではグループでの引ったくりが多くなっています。​

車両盗難

​​ サンディエゴは車での移動が多いところ。そのため、車両盗難も多く、全米平均値の2倍以上となっています。​

トラブルに巻き込まれないための方法

​​どんなトラブルが多いかがわかれば、​それらに巻き込まれないようにしっかり ​対応していきましょう。以下はサンディエゴに限ったことではありませんが、海外留学をするうえで気を付けたいトラブルに巻き込まれない方法です。​

  • そもそも治安の悪いとされるエリアに近づかない
  • 夜に外出しない
  • 不審者に気を配る、見知らぬ人を信用しない​

そもそも治安の悪いとされるエリアに近づかない

​​最も大切なことは、そもそも治安が悪いエリアに近づかないことです。わざわざトラブルに巻き込まれにいくことはありません。 ​

​​全米の犯罪率平均から考えてサンディエゴの治安はよい方であると言われていますが、日本よりは犯罪率が高いのです。日本人が考えるより簡単に犯罪に巻き込まれてしまいます。 ​

​​前述したエリアには極力近づかないこと、どうしても用事があるときだけにし、一人では行動しないことを守りましょう。​

夜に外出しない

​​留学先で楽しいことをしたい気持ちはわかりますが、夜の外出は極力避けるべきです。大勢での移動がある場合のみOKにするなど、自分の身の安全を確保できると思ってから行動しましょう。​

不審者に気を配る、見知らぬ人を信用しない

​​性犯罪は多くの場合、初対面で声をかけられた男性についていくことで起こります。また、目をつけられて後ろから尾行され、人気のないところで被害に遭うケースも多発。そのため、背後や周囲に不審者がいないか気を配ること、そして初対面の人を簡単に信用しないようにしてください。 ​

​​いつもとは違う環境にいて興奮していると、ささいなことが気にならなくなってしまうかもしれませんが、事件が起こってしまえば二度と事件前には戻れません。人を見たら疑えと思うくらいがちょうどいいのです。​

貴重品の取り扱いに注意する

​​スリや置き引き、引ったくりは人込みで発生​​​​します。そのため混雑している場所では、服のポケットには何もいれないこと。貴重品は鞄の奥底にしっかりしまい込み、鞄はお腹の前で持つようにしましょう。 ​

​​現金やカードは小分けにして保管しておくと、盗難対策になります。​

トラブルに巻き込まれた際の対処法

​​ どれだけ危機回避しようとしても、避けられないこともあるでしょう。事件や事故に巻き込まれてしまったときにできる対策を知っておけば、万が一のときに安心です。​

緊急時の連絡先(警察・消防・救急車・大使館)に連絡

​​ 盗難や交通事故、急な体調不良が発生したときのために、緊急時の連絡先はメモで持っておくかスマートフォンに記録しておくことがおすすめです。 ​

​​アメリカで​​は警察・消防・救急はすべて「911」​​でかかります。基本的には英語ですが日本語を話せる人がいる場合もあるため、慌てていて英語が出てこないというときには「​​ジャパニーズプリーズ​​」と言えば大丈夫です。 ​

​​また、在アメリカ日本大使館や在ロサンゼルス日本国総領事館の電話番号もメモしておくとより安心でしょう。特に在ロサンゼルス総領事館は現地法人を保護するための専門機関です。必ず助力してくれるので、電話で相談してみてください。​

友人・ルームメイト・ホストファミリーに相談

​​現地でできた友人やルームメイト、ホストファミリーに相談することも大切です。彼らは現地の人なので、対処法を知っています。また、話すことで不安が軽減されるという面もあるでしょう。 ​

​​特にホストファミリーは現地での家族です。トラブルに巻き込まれたら、早​​い​​目に話すようにしてください。​

留学エージェントに相談

​​ また、留学エージェントに相談するのもひとつの方法です。現地のことをよく知っている人がいるうえ、エージェントによっては現地スタッフがサポートしてくれるため、トラブルが発生したら報告してみましょう。 ​

ULABOでは​現地のサポートスタッフもいるので、留学生が困ったときに素早く力になれます。​

サンディエゴ留学の​魅力

​​ サンディエゴは留学先として人気を集めるコンパクトな町です。サンディエゴが持つ、次の6つの魅力を紹介します。​

  • 比較的治安がよい
  • 快適な気候
  • 物価が比較的お手頃価格
  • 観光地などへのアクセスがよい
  • 日本人・日系企業がある
  • 進路が豊富​

比較的治安がよい​

​​前述したように、サンディエゴは全米で8番目に大きな町である割には、治安はよいと言えます。盗難や傷害事件は多いのですが、殺人やレイプ、放火などといった​​凶悪犯罪率はさほど高くありません​​。 ​

​​その理由は、比較的富裕層が多いため。ダウンタウンにも郊外にも富裕層が多く住んでいるので、街が清潔できれいに整備されています。 ​

​​日中であれば女性でも一人で歩いたり公共交通機関を利用したりすることに恐怖はないでしょう。ただし日が暮れると、移動は基本的にマイカーが安全です。​

快適な気候

​​ サンディエゴを訪れた多くの人が絶賛するのは、その快適な気候です。一年中温暖で雨の日が少なく、太陽が輝いています。 ​

​​暑さ寒さが極端なときがないため、年中アクティビティを楽しめる​​​​のも大きな魅力。留学中に天気が原因でやりたいことができなかったというケースは少ないでしょう。​

物価が比較的お手頃価格

​​ サンディエゴは全米の中では75都市中24位という物価です。平均よりは高いため「物価が高い」とも言えますが、ニューヨークやサンフランシスコなどの大都会に比べると安く感じるでしょう。​

観光地などへのアクセスがよい

​​電車やバスを使えば、西海岸の有名観光地をスムーズに訪問できる立地です。ロサンゼルスやハリウッド、ディズニーランドなどには日帰りもOK。観光地へのアクセスの良さ、自然が多いことから、たくさんのアメリカ人が老後はサンディエゴで暮らしたいと望んでいます。​

日本人・日系企業がある

​​日本人が多すぎると留学のだいご味が薄れるけれど、まったくいないと不安になる、そんな方にはサンディエゴがぴったりです。 ​

​​日本企業があるため日本人が皆無ではないうえ、留学先として人気なので世界各国の人々がバランスのよい比率で集まっています。 ​

​​また、スーパーにも日本食が置いてあるところが多いため、食に関してホームシックにもなりにくいでしょう。​

進路が豊富

​​南カリフォルニアには世界的な名門大学や人気の大学が多く集まっています。そのため、将来的にアメリカで進学したいと考えている人にとって、サンディエゴは進路先が豊富にあって希望する道に進みやすい地域です。​

サンディエゴは留学先にぴったり! 治安は比較的良好な都市

​​日本に比べると治安がよいとは決して言えませんが、アメリカ全体でみるとサンディエゴの治安は悪くありません。自分から危険なエリアに行かない限り、​​生命危機​​を覚えるような事件には巻き込まれ難いでしょう。 ​

​​進路先が豊富であったり快適な気温であったりと、留学先として選ぶには素晴らしい条件が揃っています。自分の身は自分で守ると決意できていれば、怖い思いはせず、素敵な留学経験ができるでしょう。​

U-LABOでは名門のアメリカ大学・カルフォルニア大学(UC)への編入をはじめとした、さまざまな編入プログラムを用意しています。

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