アメリカのミネソタ州にある「セントクラウド州立大学」に通うD.Tさん。D.Tさんは現在は1年生で、グラフィックデザインについて学んでいます。今回は、留学のきっかけや、セントクラウド州立大学の魅力、留学を通して学んだことなどを伺いました。

「もし留学しようか考えているなら、ぜひ積極的に留学してほしい」と、D.Tさんは語ります。D.Tさんの留学生活を参考に、ぜひ新たな一歩を踏み出してください。

簡単に自己紹介を

私は現在アメリカ・ミネソタ州のセントクラウド州立大学でグラフィックデザインを専攻しています。今は1年目の1学期を終えたところです。一般教養科目を中心に学びながら、専門分野の授業も並行して受講しています。将来的には奨学金付きの海外大学へ編入しようと考えており、編入に必須の単位取得以外に、ポートフォリオの作成も在学中に行う予定です。

日常生活については大学の寮で暮らし、食事は自炊をしています。初めての一人暮らしということもあり、1学期の間は生活に慣れるまで苦労しました。でも2学期からは少し余裕が持てそうなので、スポーツクラブに入り、友人を増やしたいと考えています。

留学のきっかけ

留学を考え始めたのは高校生の時です。卒業後の進路を決めるときにアメリカの大学へ進学したいと思いました。中学2年生の時に2週間、アメリカのシアトルに滞在したことがあり、アメリカの自由な雰囲気にとても魅力を感じました。子供ながらに、自分にはアメリカの雰囲気が合っていると感じたのです。

でも迷った末に、高校卒業後は映像について学べる専門学校へ進学しました。専門学校の説明を聞いたらとても面白そうに感じ、入学を決めました。専門学校で2年間学んだ後に、CGなどの技術が発展しているアメリカで、映像の技術を身に着けたいと思い、大学への進学を決めました。

セントクラウド州立大学を選んだ理由

授業料を抑えられるのが一番の決め手でした。授業料が安いのに、他の大学と同じことが学べます。コストパフォーマンスが高いと感じました。他にも治安が良いことも魅力的でした。

留学先の学校の候補を挙げるところから入学手続きまですべて、U-LABOの先生に手伝っていただきました。U-LABOの先生は入学に必要な書類も、どこに何を記入すればいいか一つ一つ教えてくれます。他にも入学に必要なIELTSの試験なども全部です。

また、U-LABOの先生はセントクラウド州立大学の先生とのつながりもあるようで、入学前に大学の先生とのやり取りまでしていただきました。これらのことを自分だけで行うことは到底できなかったと思います。U-LABOを利用して良かったです。

英語との関わり

英語と初めて触れたのは幼稚園の時です。通っていた幼稚園はすべての会話を英語で行う幼稚園でした。当時は英語を学習している実感はありませんでした。遊びながら耳で覚えた感覚で、とても楽しかったことを覚えています。

幼稚園では子どもが使う単語と、英語を話すときのリズムや抑揚を学びました。今実際にアメリカで英語を使用して生活していますが、幼稚園で覚えた英語を話すときの抑揚の重要さを実感しています。

その後、中学校までは幼稚園で学んだ英語のスキルでいい成績を維持できましたが、高校生からは徐々に英語の成績が下がってしまいました。中学校から本格的に始まった、教科書ベースでの英語学習を面白いと思えず、勉強に身が入らなくなってしまったのです。でも英語を嫌いになったわけではなく、英会話でのフリートークなどは好きで続けていました。

留学に向けた学習法と苦労した点

留学に向けてたくさん勉強したわけではありません。続けていた英会話とIELTSの対策を少し行ったぐらいでした。スキルでいうと、IELTS5.5をぎりぎり合格できるぐらいのスキルしかありませんでした。

留学前にあまり勉強をしませんでしたが、留学後に「単語をもっと勉強しておけばよかったな」と思う部分は多くあります。私は子どもが使うような簡単な単語しか話せなかったので、自分の伝えたいことを簡単な単語だけで表現していました。周囲の人たちはとても優しいので、一生懸命私の話を聞いて理解してくれようとしますが、上手く伝わらないことが多かったです。

美術の授業で、自分の作った作品をクラスメイトに向けて発表する場面がありました。自分ではその作品に込めた想いや、コンセプトを伝えるつもりでした。でも私の発表を聞いた生徒の感想を聞いて、自分が伝えたかった内容とは違う形で解釈されてしまっていることに気が付き、ショックを受けたこともあります。

「簡単な単語だけでは回りくどい言い方になってしまい、本質をしっかり伝えられない」と学びました。それから単語を自主的に勉強するようになり、以前よりも自分の言葉をストレートに表現できるようになったと思います。

おすすめの勉強方法

私はとにかく聞きながら覚えるようにしています。実際の会話で出た単語を覚えて、自分でも会話で使うことを反復して行っています。私は使わないと忘れていってしまうので、覚えたい単語はたくさん使うように意識しています。

今の学校の先生から、英語学習については、2パターンの人がいると教わりました。一つは文字を見たり書いたりして覚えるタイプ、もう一つは耳から覚えるタイプ。私は中学生と高校生の時に文字を見たり書いたりして単語をまったく覚えられなかった経験があるので、後者だなとすぐに判断できました。

とにかく自分に合った勉強法を見つけるのが大切だと思います。耳で学ぶタイプでしたらSpotifyなどで、英語のラジオを聴いたりするのも有効だと思います。でも聴くだけでなく、覚えた単語をとにかく使ってみてください。アウトプットの時間を多くとることは大切だと思います。

留学後の生活

私は学校の寮に住んでいます。寮生活の食事プランを申し込みし忘れてしまったため、自炊をしています。最初は苦労しましたが、最近は徐々に慣れてきて、生活力が上がったと思っています。それと同時に、日本の魅力も再認識しました。日本にいるときは当たり前だった日本食の質の高さや、娯楽が多かったことを実感しています。

また、大学に入ってからジムでトレーニングを始めました。学校にはジムの設備が整っており、学生は自由に使用できるようになっています。多いと週に5日はジムに行ってトレーニングをしています。ジムでは学年やクラスが異なる友達もできました。2学期からはジムでできた友人の紹介で、スポーツクラブにも入会しようと考えています。スポーツクラブに入ってもっと友人の輪を広げたいと考えています。

他にもクラスメイトともアメフトをやったり、テニスをやったり、卓球をやったりとスポーツをすることがとても楽しいです。人工芝のグラウンドだけでなく、学校の地下に大きなプレイグラウンドがあり、ボーリングやビリヤードなど多岐にわたり、スポーツの設備が充実しています。生徒もアメリカ以外の国から留学している人も多いので、それぞれ出身の国ごとに得意なスポーツも分かれていて、教わるのが面白いです。

大学での専攻内容

専攻はグラフィックデザインですが、今は一般教養を中心に勉強しています。半分以上は一般教養の授業が占めています。専攻分野の授業も少しずつ受けており、今後はポートフォリオ作成にも力を入れる予定です。アート分野では、編入の際にポートフォリオが重要視されるため、しっかりと準備していきたいです。

編入には課外活動も必要で、U-LABOの先生と相談して今後決めていく予定になっています。夏の長期休暇の際に帰国予定なので「長期休暇中にオンラインで参加できる活動を見つけましょう」と担当者の方からアナウンスを受けています。

課外活動のことや大学生活についても、いつでもU-LABOの先生に相談できる環境があることは、大きな心の支えになっています。

将来の夢

将来はアニメや漫画の分野で働きたいと考えています。私はアニメや漫画が大好きで、それがこの道を目指す理由の一つです。2Dアニメーションの分野では現在日本が優位だと思いますが、CG技術に関してはアメリカが最先端だと感じています。そのため、アメリカでCGの技術をしっかりと習得し、将来的には日本に戻ってそのスキルを活かすことも視野に入れています。

日本のアニメ文化に対する情熱を大切にしながら、グローバルな視点で作品を生み出せるクリエイターを目指しています。技術を磨き続け、新しい挑戦にも果敢に取り組んでいきたいです。

留学を目指す後輩たちへのメッセージ

留学を考えている人には、「目的意識を持つこと」と「大変な状況に飛び込むこと」を伝えたいです。最初からすべてを完璧に決める必要はありませんが、「留学後に何を達成したいか」を意識しておくと、自分がぶれないと思うからです。

私は正直、留学前にはっきりとした目標を決めていませんでした。「どうせアメリカに行ったら大変な思いもするし、成長した自分が何か新しい答えを出すだろう」と、アメリカンドリームのような気持ちで留学しました。実際に今はアメリカでもまれて、自分が成長している実感もありますが、目的意識をしっかり持って勉強している他国の友人を見ていて凄いなと思います。

「絶対に成績を伸ばしたいから、命がけで勉強する」「将来、ビジネスで成功して多くのお金を稼げるようになりたい」と、貪欲に学習する友人の姿を見て、日々刺激を受けています。目標や目的をしっかり持っている人は強いと思います。

私は留学について相談されると「ぜひ積極的に留学してほしい」と伝えています。私もまだアメリカに来て長くないですが、学べることが多いことを実感しているからです。他国の人と話して、日本がいかに恵まれた国か知ることができました。長期休暇に帰郷しない友人に理由を聞いたら「私の国は安全ではないから帰れない」と聞いて驚いたこともあります。

他にも、人の温かさに触れることも多いです。授業中に私がどんなにわかりにくい英語を話しても、みんな一生懸命話を聞いてくれて理解しようとしてくれます。日本よりも授業に積極的な生徒が多い印象があります。

日本にいるときには味わえなかったことに、たくさん出会える海外留学は本当におすすめです。もし迷っている方がいたら、ぜひ一歩を踏み出してください。

記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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私たちは、海外トップ大学を目指す日本人学生のための留学サポート会社です。

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