ユタ州最大級のリベラルアーツ大学・南ユタ大学。「質の高い教育をリーズナブルな学費で受けられる」ということでも知られています。また大学の周辺には雄大な山々や岩石群があり、静かで美しい環境も魅力です。2024年10月から南ユタ大学の語学コースで学ぶ野瀬千捺さんに、大学の魅力や授業内容、留学の経緯などを伺いました。野瀬さんは留学を考える後輩たちに「思い切って挑戦することの大切さ」を呼び掛けています。

簡単に自己紹介を

野瀬千捺です。 20 歳です。2024年10月から、南ユタ大学の語学コース・American Language and Culture Center (ALCC)で、英語の習得に励んでいます。ここには10カ月間滞在予定です。

バレーボールをしていたので、体を動かすことが好きです。今でも遊び程度に楽しんでいます。テイラー・スウィフトの曲もよく聞きます。

 留学のきっかけ

小さい頃から「外国」と言ったらアメリカというイメージがあり、漠然と憧れていました。ただ、高校を卒業するまではバレーボール漬けの生活で、留学を真剣に考えたことはなく、高校卒業後は日本の短大へ進学して医療事務について学んでいました。

転機となったのは、短大1年生の夏休みに旅行で訪れた沖縄での出会いでした。そこで偶然、フィリピンのセブ島で仕事をしている日本人と出会い、海外で語学力を身につけて働く姿に刺激を受けたのです。そこから「自分も留学してみたい」「英語を話したい」と考えるようになりました。

なぜ南ユタ大学か

南ユタ大学は、U-LABOに紹介してもらいました。最終的にこの大学を選んだ理由としては、自然が豊かであること、学費・生活費が安く抑えられること、アジア人が少ないこと、の3つです。ALCCの学費は年間200万円程度です。

ちなみに、U-LABOのサポートを受けたいと思った理由としては、スタッフの方がとても親切でこまめに連絡を取り合えたことが大きかったです。さらに留学の良い面だけではなく、現実的というか…マイナス面も教えてくれたので信頼できると思いました。

留学前の英語レベル

英語については、学校の科目として勉強するだけでした。本当にしっかりと勉強をし始めたのは、2024年1月頃からです。この頃に南ユタ大学へ行けると決まり、「もうやるしかない」と思って始めたかたちです。

英語の勉強方法については完全に独学です。まず文法は、中学校の基礎からやり直しました。基礎の文法さえできれば、日常会話はできると聞いたので、まずは基礎に力を入れました。単語については、一冊の単語帳を何回も繰り返し、完璧に覚えるようにしようと努力しました。短大に通いながら、長い時は1日4時間ほど勉強しました。

リスニングやスピーキングについては、正直全くできなかったです。入国審査の際の受け答えにも困るくらいでした(笑)

ALCCのシステム・入学条件

ALCCには「何年で卒業しなければいけない」というような縛りはありません。個人に任されています。

入学する際、レベル分けのテストがあり、その結果に応じてクラスは6つに分かれています。1つのセメスターが終わるごとに、成績が良ければ上位クラスへと移っていくことができます。必ずしも一つ上のクラスへ進むわけではなく、スキップすることもできます。4学期制なので、多くの方は1~2年ほどで最上位のクラスまで到達して、卒業していきます。

英語力の要件はありません。最終学歴の卒業証明と成績証明が必要でした。

ALCCの授業内容

私は6レベルのクラスのうち、一番下の基礎クラスからのスタートでした。クラスは少人数で、多くても15人ほど。私が今所属する基礎クラスは2人でした!ALCC全体としては、100人弱が所属しています。

授業は午前中(8時30分~12時50分)にあり、スピーキングとリーディングの2クラスを受けます。基本的な文法などから習っていますが、「教科書に沿って」というより、本(小説)を読んでそれについて話す中で自然と文法を学んでいく…という感じです。今まで漠然としか分かっていなかった部分について、説明できるぐらいにはわかるようになりました。スピーキングについてはまだまだですが、リスニングは結構伸びたように感じています。

今のクラスメイトやリーディング担当の先生が日本人なので、たまに日本語も交えながら分かりやすく教えてもらっています。

友だちづくり

同じ留学生の友だちが数人できました。さらにホームステイ先のファミリーが地元のダンス教室や教会に連れて行ってくれたのをきっかけに、ネイティブの友だちも増えました。

ALCCには、コンゴ出身の方が多く、みなさん英語も上手です。とても面白く、「質問するのもされるのも嬉しい」という積極的なタイプの人が多いです。

南ユタ大学のキャンパス

授業は午前中で終わるので、午後からは学内のジムに行ったり、勉強したりしています。大学の周りには飲食店などがたくさんあります。車を持っていないと遠出は難しいです。

大学内のお気に入りスポットは、図書館です。3階建てで、その中に雰囲気の違った勉強スペースがたくさんあります。2階の勉強スペースは天井がガラス張りになっているので、明るく、またそこから見える周囲の山々が本当にきれいで素晴らしいです。

南ユタ大学周辺の環境

とても自然豊かな土地で、オレンジや赤の砂岩や、雄大な山々があります。

日常的にハイキングに行く人が多いです。私も週末になるとよくホストファミリーとハイキングに出掛けます。まだ雪は降っていないのですが(取材は、2024年12月中旬)、雪が降ればスキーも楽しめるようです。

住環境

この地域は 1 階建ての家が多く、現在ホームステイしている家も 1 階と地下があります。私の部屋は地下にあり、バスルームが付いた一人部屋があります。とても使いやすいです。ホストファミリーはご夫婦と子ども4人で、一緒にゲームをして遊ぶなどします。

夕食は、ホストファミリーが用意してくれます。朝食については、毎週月曜に一緒に買い物へ行き、その時に自分が食べたいものを買っています。昼食は夕食の残りを持っていくなどし、節約しています。滞在費用は朝食・夕食込みで、大学の学生寮より少し高いくらいです。

将来の目標

どういう企業に行きたいかなどはまだ決まっていません。ですが、次はワーキングホリデーで英語を使って仕事をしてみたいと考えています。ワーキングホリデー先としては、ニュージーランドやカナダなども視野に入れています。

留学を考える後輩たちへメッセージ

「やってみたいなぁ」と思ったら、一旦やってみてください。私もそうだったのですが、留学してみたらなんとかなることが多いです。

あと単語の学習は、日本にいるうちにしっかりとやっておくのがいいと思います。海外に来て暗記に時間をとられるのはもったいないです。海外では、実践的な英語を習得することに力を入れたほうがいいでしょう!

記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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