現在 Diablo Valley College (DVC) に在籍中の心萌さん。University of California, Los Angeles (UCLA) への編入を目指す彼女がDVCを選んだ理由やそこでの奮闘、そして将来の展望を語っていただきました。

留学挑戦から学んだこと、そして自分と向き合い見つけた夢への道とは?心萌さんの熱いメッセージと共にお届けします!

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留学しようと思ったきっかけを教えてください。

小さい頃から海外旅行に連れて行ってもらっていたこともあって、昔から海外に興味があったんです。それで海外留学に力を入れている高校に入学したんですけど、在学中にちょうどコロナ禍に入ってしまって。高校2年生で行くはずだった留学が全部キャンセルになってしまったんです。

実はコロナ禍前までは日本の大学に進学希望だったんです。だけど高校で留学するチャンスがなくなって。だから海外の大学に挑戦して留学の夢を叶えたいと思って決めました。

ただ、私の学校から海外の大学へ進学する人はあんまり多くなかったんです。先生たちも詳しくないし、先輩の経験談とかもない。なのでその当時は自分の決断に自信が持てませんでした。

ご両親の反応はどうでしたか?

すぐに受け入れて応援してくれました。元々私が海外に行きたいっていう思いで高校を選んだ時から、そこはずっとぶれていなかったので。すぐに「そうだろうな」って理解してくれたんじゃないかなと思います。

留学先にカリフォルニア州、そしてDVCを選んだ理由は?

ヒップホップダンスをやっているので、本場でダンスを見たり、レッスンを受けたいっていうのがあって。 あとは、気候的にも暖かいのが好きなんです。地元と同じように海があるところも落ち着くというか、雰囲気的に近いっていうのもあって選びました。

カレッジは元々Santa Monica College (SMC) への入学を希望していたんです。というのもカレッジ卒業後はUCLAに編入希望なので、UCLAに近い方が環境的にもいいんじゃないかっていうことでSMCを希望してたんです。だけどSMCのあるロサンゼルスは日本人が多いし、遊ぶ環境が多すぎるってSMC卒業生から聞いて。

DVCのあるサンフランシスコの方がちょっと田舎なんですよね。UCLAに入ればロサンゼルスでの生活はできるから、今はUCLA入学という目標に向かってしっかり勉強ができる環境に身を置こうと決めて、DVCを選びました。

留学準備で苦労したことはありますか?

エージェントを利用していたんですけど、それでもいろいろ心配すぎて大変でした。誰も保証してくれてないからとにかく不安だったんです。本当にこのビザで行けるのか、これで書類が足りているのか、クラスの登録できてるのか、そもそも入学できてるのかとか、そういうところが1番不安でした。

それから、高校卒業までは学校の授業や宿題で手一杯だったので、留学に備えた英語の勉強があまりできていませんでした。すごく得意なわけではなかったんですけど、英語は元々好きで、高校一年生の冬に英検2級を取って、その後はTOEFLに切り替えて。でもTOEFL対策としての英語勉強の時間がなかなか取れませんでした。

渡米後、英語で苦労したことと克服方法を教えてください。

グラマーやリスニングといった基本的な部分は大丈夫だったんですが、その次のより実用的なステップが大変で。今もすごく苦労しています。プレゼンやスピーチの仕方、パワーポイントの使い方も。日本の学校では習ってこなかったことですし、私は語学学校に行かずにカレッジへ入学したので教わるチャンスがなかったんです。

今でもまだ苦労してるし勉強中なんですが、TED Talksで色んなスピーチを聞いてみたり、友だちに自分のスピーチを聞いてもらったりして、だんだんできるようになってきました。

DVCには日本人コミュニティがあるので、日本人の視点でアドバイスをもらえるのが助かりますね。もちろん現地の子たちのアドバイスも貴重だし助かるんですが、日本人としての考え方に基づいたアドバイスは分かりやすくて助かるなと思っています。

初学期の授業はどうでしたか?

すごく大変でした。来てすぐに「もう無理だ」と思ってホームシックになっちゃうくらい。今の専攻は Education (教育学) なんですけど、その当時は Business (ビジネス学) 専攻だったんです。初学期から難易度の高いビジネスの Intdoduction (入門クラス)と、Psycology (心理学)、Math (数学)、それから英語が第二言語の学生向けのEnglish (英語) を取っていて。

渡米前の何も分からない中、必死にいろいろ見ながら自分で履修を組んだんですよ。それで渡米して実際に授業を受けてみたら、大変すぎてもう無理だって心が折れました。

日本人コミュニティの先輩方に頼ったら「この授業はこっちの先生の方がいいからこの先生に変えな」ってアドバイスもらったりとかして。それでなんとか評価の高いクラスに履修を組み替えて、成績は無事全部オールAを取れました。

BusinessやPsychologyは特に大変ではあったんですけど、当時はまだコロナの影響でオンラインクラスだったので、好きなだけ時間を使えるし、 翻訳機能とかも使えたんです。なのでそれはすごく助かったなって思いました。これがもしin-person (対面授業) だったら、かなり厳しかったんじゃないかなって思ってます。

成績を上げるために何をしましたか?

オフィスアワーに、先生に質問しに行きました。初学期に取ったEnglishのクラスが本当に大変で、最初はエッセイの書き方とか、スピーチの組み立て方とか、何も分からなかったんです。なので先生のところに通いこみました。ちゃんと丁寧に教えてくれる先生だったので、すごく助かりましたね。

でも入学したての頃はオフィスアワーに行くのがすごく怖かったんです。日本にはない文化で私には未知だったし、私の英語が通じるのか不安だったし。 授業に行くより、オフィスアワーに行く方が嫌でしたね。

授業は絶対行かなきゃいけないけど、オフィスアワーは行かなくてもいいものだから、毎日自分との戦い。行きたくないけど、行かなきゃって。毎日5分でもいいから先生に話かけに行くって決めて、達成出来たら自分を褒めるっていう生活をしてました。

やっぱり続けると、だんだん行くのが怖くなくなって。 先生も「あ、また来たの。」みたいな感じで言ってくれるから、だんだん聞きやすくなっていきました。

そうやってほぼ全教科の先生のオフィスアワーに行くことでどんどん成績が上がっていきました。やっぱり直接先生に教えてもらえるから、成績に即反映されますし。例えば数学だったら、先生と一緒に問題を解いてその場で提出。なので直接点数が上がっていく。英語でも「ここをこうしたらいいんじゃない?」ってアドバイスをもらえて、その場で満点のエッセイができたり。オフィスアワーに行くのってすごく大事だなって思います。

生活で大変なことはありましたか?

留学当初は学校提携のホームステイ先だったんですけど、あまり合わなくて大変でした。食費を払っているのにご飯を出してもらえなかったり、食材は揃えるから自分で作ってという感じだったり。あとは家のルールが厳しくて、人は誰も呼んじゃダメとか、夜の電話はうるさいから禁止とか。家事の分担もあって、いつも家事全般をしてました。

今はアパートに引っ越して、日本人の女の子とカザフスタンの女の子と、3人でシェアしています。アパート探しは結構苦労しましたけど、一緒に住みたい友達とだったからすごく楽しかったですね。みんなでいろんなとこ回って、ああだこうだ言って。

学校生活でもちょっとずつ困ることはあったんですけど、学生団体の方だったり、友達だったり、先生だったり、みんなが助けてくれてるんです。なのですごく困ったことっていうのはあんまり覚えてないですね。

日本文化との違いで驚いたことは?

最初はやっぱり戸惑うことがすごく多かったです。人の自由さというか、みんな周りを気にしてない感じが、自分にとってはあんまり謙虚じゃなく見えてしまって。でもだんだん慣れてくると、居心地がいいなって感じるようになりました。人は私のことを気にしてないんだっていうのが分かったから、自分のしたいようにすればいいし、授業中にも言いたいことを発言できるし。

それから友達との距離。最初はすごく友達との距離が近いと感じてしまいましたね。パーソナルスペースを一気に「ぐっ」と縮めてくる。「家に行っていい?今から行くね。」と急に家に遊びに来て、すぐ部屋で寝転がるみたいな。

日本の友達だったら、あまり考えられないじゃないですか。家に行く前にも許可を得て、部屋に入っても、どこに座ればいいか聞きますよね。なので、最初はその距離の近さにすごくびっくりして、「仲良くなれるかな」って不安はありました。でも、はっきりとダメなことは「ダメ」と伝えると、「あ、そうなんだね、ごめんね」と相手の意見や価値観を理解して、その後はズルズルと引きずらない感じの、友達関係が新鮮でいいなと思いました。

あとは、スーパーとかで知らない人同士がすれ違った時に突然始まるたわいもない会話とか、そういうちょっとしたことが日本にはない文化で、今は心地いいなって思ってます。

一番違うなって思ったのは、ギブの精神がみんな強いことですね。あんまり見返りを求めてないというか。例えば、友だちがうちに遊びに来た時にハンドソープが切れていたら、次来るときにハンドソープを買ってきてくれたりとか。「いいよいいよ、これついでだから」って。他にも、スタバで働いてる友達が、バイト終わりにコーヒー買ってきてくれたり。「何かしてあげたい」じゃないけど、そういう気持ちをいっぱいもらってる気がしますね。

どうやって友達を作りましたか?

ダンスのクラスでたくさん友達ができました。講義クラスは、授業が終わった瞬間に帰る人が多いんです。だから話すチャンスもないし、仲良くなることも難しいんです。だけどダンスとかスポーツ系のクラスは、自然とコミュニケーションが多くなる。しかもダンスが好きな子が集まってたから、趣味が合う子がたくさんいて。曲の趣味とか、好きなアーティストとか。すごく仲良くなれたので、とてもいい機会でした。

カレッジ入学後に専攻を変更した理由は?

元々、貧困地域での活動に興味があって、海外青年協力隊に行きたいなってずっと思ってたんです。でもカレッジに入学した当時はどういう進路で行くかっていうのが定まってなくて。 それでとりあえず、世の中の経済の仕組みが分かっていれば何かあった時に役立つかなっていう理由で、ビジネスを専攻していました。 

でも編入出願に備えて色んな課外活動に参加するようになって、自分が教育関連の活動ばっかりしていることに気づいたんです。日本語学校の子供たちのヘルプ/アシスタントだったり、日本語クラスのチューターだったり。そこで「本当はビジネスじゃなくてこんな風に人と関わって教えるっていうことがやりたいんだな」って気づいたんです。

それで、思い切って専攻を変更してアメリカでTeaching Degree (教職学位) をとった方が、自分のやりたいことに活かせるんじゃないかって考えて、専攻を変えました。実は3日後にもボランティア活動をしにアフリカに行くんです。現地の学校で10日間だけなんですけど。

UCLAを目指す理由を教えてください。

UCLAは難関なので、自分にとって挑戦できる場所だと思っていて。今の生活のモチベーションを保つためにも高い目標が必要なんです。

ただUCLAだとEducationを副専攻にしなくちゃいけないので、そこは引っかかっています。主専攻として他にやりたいことを探さなきゃいけなくなるので。なのでEducation専攻でより専門的に学べるCSU Long Beach, San Diego State University, それからUC Irvineも考えています。

とは言え、学費も高いですし、よっぽど行きたい学校じゃないと親にお金を払わせるのがすごく申し訳なくて。専攻的にはCSUがいいんだろうなと思いつつ、UCLAが諦められないっていう感じですね。

4年制大学卒業後のプランを教えてください。

海外青年協力隊に所属して、貧困地域で先生をやりたいと考えています。将来は世界を飛び回るイメージではいます。その後もしチャンスがあれば、自分でそういうサポートができるような会社やサービスの立ち上げを考えていきたいです。まだ全然ノープランなんですけど、そういう風に動いていけたらなって思ってます。

留学を考えている方へメッセージをお願いします!

私みたいに、渡米前に心配しすぎることがあると思うんですよね。いろんなことが気になると思うけど、 言ってみれば来てみないと分からないもので。実際に来てみたら助けてくれる人がいっぱいいるってことを知っておいてほしいですね。そうすればきっと留学が楽しみにもなるし、留学準備の勉強のモチベーションにもなるし。来たらどうにかなるよっていうことを伝えたいです。

私にはコネクションも何もなかったので、留学当初は誰に頼ればいいか分からなくて孤独を感じてたんです。でも実際はそんなことはなかったなって今は思います。

それから、アメリカでは、みんな自由で、みんなが何かを頑張ってるからこそ、自分は何がしたいんだろうとか、本当はこういうことがやりたいんじゃないかとか、自分を見つめ直す機会がすごく増えました。自分について知る機会が今まであまりなかったので、それがすごくいい機会だなと思います。

とても励みになるお話を、ありがとうございました!

この他にも、U-LABO生やアメリカ大学卒業生の体験談を多数ご紹介しておりますので、以下よりぜひご覧ください!

U-LABO体験談 – U-LABO | 世界トップ大学への進学 (ulabo.org)
学生・卒業生インタビュー – U-LABO | 世界トップ大学への進学 (ulabo.org)

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記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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インタビューしたのは・・・・Momoko. K

カリフォルニア州立大学ロングビーチ校卒業。自身の米国留学やコミュニティ・カレッジからの四年制大学への編入経験を活かし、カウンセラーとして活躍。

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