医師、弁護士と同様、アメリカにおいて人気の高い職業である看護師。

アメリカの医療ドラマなどを見て、日本に比べて医師と対等な関係にあるアメリカの看護師の姿に憧れを抱いた人も多くいることでしょう。

果たして、日本人がアメリカで看護師として働ける道はあるのでしょうか。

今回は、アメリカの看護師資格やその難易度、アメリカで看護師を目指す方法についてお伝えしていきます。

その他の医療系資格についてのルートと難易度は、以下の記事で紹介していますので、こちらもあわせてご覧ください。

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アメリカの看護師資格について

アメリカには、主に3つの看護師資格があります。

①LPN(准看護師:Lincensed Practical Nurse)

②RN(看護師:Registered Nurse)

③APRN(高度看護実践看護師:Advanced Practice Registered Nurse)

LPNの役割は、患者の世話や診療の補助です。医師やRN(看護師)の指示のもとという決まりがあります。日本と異なり、LPN(准看護師)とRN(看護師)の業務範囲がはっきりと分かれているのが特徴です。

RNにも準学士を保持しているADN(Associate Degree in Nursing)学士を保持しているBSN(Bachelor of Science in Nursing)があります。両方ともNCLEX (National Council Licensure Examination: アメリカ・カナダ・オーストラリアで導入されている看護師認定試験) を受験する必要があります。

APRN(高度看護実践看護師:Adcanced Practice Registered Nurse)とは、大学院の学位を保持している看護師です。専門的な部分を担う看護師であり、CNP (Certified Nurse Practitioner), CNS(Clinical Nurse Specialist), CRNA (Certified Registered Nurse Anesthetist), CNM(Certified Nurse Midwife)などに分かれ、それぞれ専門分野のスぺシャリストです。

なお、医師免許や、弁護士資格、会計士資格など、その他の士業と同じく、アメリカの看護師免許は州で分かれており、国全体としての資格というのはありません。

アメリカで看護師を目指すには

もっとも一般的な進路としては、高校過程終了後、看護プログラムを有する大学にNursing Majorとして入学をします。

アメリカでは、看護師の登録は、それぞれの州の看護協会が行うため、州により受験資格、合格基準が異なります。州をまたいで働く場合は、看護免許の書き換えが必要となり、手間がかかるため、基本は働きたい州の大学に入学するのが一般的です。

そのため、日本人留学生であり、将来アメリカに残り看護師として働きたい場合は、就職を見据えて比較的日本人観光客が多い州の大学に入学するのがおすすめです。日本人観光客が多い州は、物価や学費が高いことが多いですが、奨学金を獲得して入学するなど工夫次第で節約は可能です。

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NCLEXの難易度について

試験は、コンピュータベースで行われます。

受験者の正解率によって難易度や問題数が異なるため、最低60問、最高145問を回答することになります。正解率80%が合格の目安です。

比較的合格率が高いテストではありますが、ネイティブではない日本人留学生にとっては、難しく感じられるかもしれません。

しかしながら、予め出題される問題の範囲が限定されているため、受験対策はしやすいでしょう。

まとめ

弁護士や医師と異なり、専門課程前制限等も無いため、アメリカの看護師は日本人留学生にとっては資格を得やすく、就職にも繋がる職業です。

ただし、アメリカの現地学生にとっても、看護師は非常に人気の高い職業です。日本で看護師になるよりもはるかにハードルも高く、学費もばかになりません。特に日本人が多いような人気の州では、競争率はかなりのものです。現実的には、看護学部のみを狙うのではなく、類似の理系学部も併願しながら狙っていかざるを得ないこともあります。アメリカで看護師になりたい!という方は、このことを理解した上で、進路選択をしてみてくださいね。

この記事があなたにとって少しでも参考になれば幸いです!

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記事監修・・・・大江 節子
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