日本の大学からコミカレに編入、そしてUC６校に見事合格！－M.H.さんインタビュー

今回は、トップ校を含む6校ものUCから合格通知を受け取ったM.H.さんのインタビューをお届けします！U-LABOカウンセラーの三橋がお話を伺いました。

M.H.さんはUniversity of California, Santa Barbara(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)、University of California, Santa Cruz(カリフォルニア大学サンタクルーズ校)、University of California, Irvine(カリフォルニア大学アーバイン校)、University of California, San Diego(カリフォルニア大学サンディエゴ校)、University of California, Riverside(カリフォルニア大学リバーサイド校)、University of California, Davis(カリフォルニア大学デービス校)に合格されています。

日本の大学からアメリカのコミカレ(Palomar College)へ編入し、その後UCへの編入を決めたM.H.さん。アメリカで学ぶことへの思いと、自身の変化、勉強のコツや将来の展望まで、熱く語っていただきました！

留学を決めたきっかけを教えてください。

私は元々日本の大学へ通っていて、在学中に交換留学でアメリカに行ったんです。10ヶ月の交換留学の間に、今までに触れたことのない価値観に触れてすごく刺激を受けました。

当初の予定では、交換留学後、日本の大学に戻って卒業する予定でした。だけどもっといろんな人に出会って、いろんなことを知りたいなって思って。アメリカでもっと勉強したくて、日本の大学からアメリカのコミカレへの編入を決めました。

コミカレ入学前の英語学習方法を教えてください。

日本の大学では国際系の学部に所属していたので、英語に触れる機会は多かったです。なので自分で頑張らなくても自然と英語力を高められたかなと思います。交換留学もありましたし。

交換留学から帰ってきた後も、特に習慣化した学習方法はありませんでした。でも英語を忘れないように、交換留学で知り合った友達とチャットや電話を続けたり、TOEICやIELTSの単語帳を見たりしていました。

私は自然と英語力を高められる環境にいましたが、そうじゃない人は自分に合った学習法を

自分で探さなくちゃいけないかなと思います。YouTubeなどの無料コンテンツを聞き流すだけでもだいぶ違うと思うので、色々試してみるのがおすすめです。

とにかく渡米するまでに英語力を上げておくのが大事ですね。日本人の友達で、コミカレの授業についていけない子の話をよく聞くので。授業を受けるには特にリスニング力とスピーキング力が必要だと思います。

日本の大学→コミカレ→4年制大学へ編入というルートを選んだ理由は？

日本の大学からアメリカの4年制大学への編入学も考えましたが、単位的に厳しかったんです。編入出願に必要な必須科目の中に、日本で勉強していない科目があったり。それで、コミカレを経由するルートを選びました。コミカレで一般教養を学びながら、4年制大学への準備をしようと考えたんです。

それから、編入を決めた時期には、もうほとんどの大学で募集が終わっていたことも日本の大学から4年制大学に直接入学できなかった理由でした。もう１年近く日本の大学に通ってアメリカの４年制大学に編入するより、早く渡米して現地の生活に慣れたいという想いもありました。

コミカレ入学後に実践した英語力アップ方法は？

とりあえずアクティブに行動するのが大事だと思っているので、積極的に人と話すようにしました。最初の留学生オリエンテーションでも、周りの人にたくさん声をかけて友達を作りました。英語で会話をすることが、英語力を伸ばす一番の方法だと思っているので。ネイティブとかインターナショナルの友達と、遊びに行ったり一緒に勉強したり。とりあえず英語で会話をする時間を作るって感じですね。

パロマカレッジのおすすめポイントは？

落ち着いて勉強に集中したい人には最適な環境かなと思います。サンディエゴから車で30分の治安の良い地域にありますし、キャンパスが小さめで学生数が少ないのでアットホームな環境で学べます。

キャンパス内には図書館以外にも自習スペースが充実していて、勉強する環境が整っています。私は図書館より自習スペースで勉強することが多いですね。課題の量にもよりますが、大体1日に2〜3時間勉強しています。テスト期間には6時間以上勉強することもあります。

アメリカの大学と日本の大学の違いは？

日本語に比べて、英語だと内容を理解するのにも時間がかかります。なので復習と予習の時間だけでも2倍くらいかかったり。単純に勉強時間が多くなりますね。

アメリカの大学、特にコミカレに通ってその後編入を考えている人にとっては、課外活動と成績の維持が重要になってきます。それを考えるとアメリカでの学生生活は多忙だと思いますね。課外活動をしながら、難しい授業でＡを取るにはどうすればいいか。そういう気持ちの面でも日本にいるときは違いますね。

留学前と留学後の変化はありましたか？

留学後は主体性が身につきました。英語でしゃべったり、英語で友だちを作ったり、新しいことに挑戦して乗り越える力がついたというか。文化の違う所で育ってきた人たちと、英語でコミュニケーションを取るにはどうすればいいのかを自分で考えて、自分で解決しなくちゃいけない。誰にも甘えられない環境の中、未知の課題を自分で乗り越える力や主体性が身についたかなと思います。

勉強へのモチベーションの保ち方は？

友達と過ごす時間を作って、息抜きを取り入れることでモチベーションを保っています。友達と遊ぶ予定があれば、しんどい課題でも終わらせることができるんです。

平日は勉強が忙しくて、家と学校の行き来しかしないので、ずっと同じ光景。なので自分一人では行けない少し遠い場所へ、車を持っている友達に連れて行ってもらうことが気分転換になっています。

UCのキャンパス見学へも行きました。キャンパスツアーではなくて友達と行っただけなんですけど、ここで勉強するのかなって想像したり。「ここで勉強したいな」とか「もっと頑張ろう」という気持ちになりました。

専攻について教えてください。

パロマカレッジではInternational Business（国際ビジネス）を専攻しました。（進学先の）UCSDではInternational Economics（国際経済学）を専攻します。

International Economicsは、経済学を基本に、グローバルな視点で考える学問です。異文化理解や国際経済について、特にアジア圏やヨーロッパ圏の経済を学ぶことで、世界の経済動向を理解する能力が養われます。国際貿易やグローバルな経済政策についても学びます。

現在のGPAと成績を維持する秘訣は？

現在のGPAは4.0です。成績を維持する秘訣はやっぱりタイムマネジメントかなと思います。私は、週の初めに課題を確認し、優先順位をつけて取り組むようにしています。期限を守って、効率的に課題を終わらせることが成績維持のコツですね。期限に追われて自分を追い詰めないためにも、計画的に効率よく勉強することが重要だと思います。

私はタイムマネジメントツールなどは特に使っていなくて、メモ用紙やいらない紙にやるべきことを書き出します。その週に終わるものであればずっと取っておく必要もないので、何に書いてもいいかなと思って。頭で何度も考えるのが嫌な時によく活用しています。

印象に残っている課外活動は？

夏休みに日本へ一時帰国して、M&A（企業の合併買収）関連の会社で営業のインターンをしたのが印象深いです。インターン先では電話営業や資料作成を通じて、実際のビジネスの現場を体験しました。実務だけではなく、実際に社会に出た後のことについてや専門知識の講義を社員の方がしてくださいました。

インターンシップを通じて色んな知識を得ましたが、実際にビジネスをして動いている会社で働けたという経験が自信に繋がったのが大きな学びですね。働くという事への理解が深まって、自分の将来のキャリアに対する具体的なイメージがつきました。

U-LABOとの出会いとサポートへの感想を聞かせてください。

UC編入を決意してエージェントを探している中で、U-LABOと出会いました。

U-LABOにはエッセイや面談でお世話になっています。私の担当カウンセラーがパロマカレッジに通っていたこともあり、授業や教授などの学習面はもちろん、キャンパス内外のことなど生活面でのアドバイスをたくさんもらえました。コミュニケーションの機会が多くて、相談しやすいですね。気軽に相談できるので心強いです。

今後の目標と将来の夢を教えてください。

将来はグローバル企業でエコノミストやマネジメント職に就くのが目標です。アメリカや日本、どこでも活躍できるようになりたいです。UCでの学びを生かし、グローバルな視野を持って成長していきたいと思っています。