ハーバード、イェールなど、世界中から超エリート学生が集まる大学で、アメリカ名門8大学の総称であるアイビーリーグ(IVY League)。

そのような名門校に入学するためには、もちろん成績が良い事が求められますが、具体的にどれぐらいの学力・成績があれば入学できるのでしょうか。

今回は、アイビーリーグ入学に必要なGPA・英語力についてご紹介します。

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アイビーリーグの合格基準とは?

アイビーリーグに入学するには、どの程度の成績が必要なのか?在籍校のレベルは考慮されるのか?成績のみが良かったらよいのか?と様々な疑問の声がよく聞かれます。

なぜこのような質問や疑問が多く声として上がるのかというと、アメリカのいわゆるアイビーリーグと呼ばれる名門校は、合格の基準をはっきりと公表していないからなのです。

他の国、例えばオーストラリアは、それぞれの大学において大学受験資格という項目が必ずあり、成績、英語能力についての記載があります。日本と同様に成績のみで合否が決まる国では、詳細な記載があるのですが、こういった国々に比べると、アメリカの入試システム及び合格の基準は、極めて曖昧で、詳細が分かりにくくなっています。

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大学によって異なる入試システム

アメリカは大学の数が多く、私立、州立、総合大学、単体大学など、様々な形態で大学が運営されています。それぞれの大学が目的を持って存在しています。

例えば、州立の大学は、州の人のための大学です。州民は、破格の値段でその州内の大学入学が許され、在籍する事が可能です。一方、留学生は外部扱いになるので、州民の方が支払う学費の値段よりもはるかに高い学費を支払う必要があります。

私立の大学は、保護者がその大学の卒業生で、大学に多くの寄付をしている場合、その子どもや関係者は、無条件に入学が許可されます。大学運営に大いに貢献をしてもらっている方のお子さんの教育は、当然我々が担うという考え方です。

このようにアメリカの大学では、日本ではあまり考えられないような要因で入学が許可されることがあります。日本の場合は、成績がどうか?模試はどうか?という点数を基準に考えますが、アメリカの入試システムは、もっと複雑なのです。

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GPA以外の様々な要素が求められる

そのため、必要なGPAという点においても、はっきりとは言及ができません。良いに越したことはないのですが、ただ、名門校を受験する受験者の中には、満点の成績を取れる人が多くいます。そのため成績のみでは甲乙つけがたく、他の様々な要素が求められます。

成績だけではなく、「エッセイ」「推薦文」「課外活動」などの様々な選考資料が課されます。名門大学であれば、この3つは必須で対策をしなければならない項目です。また、例えば私立の名門校では、課外活動やルーツ、親の世代は大学に進学しているのか?どのような環境で育ったのか?将来の可能性はどうか?といったバックグラウンドなどの視点からも評価されます。

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さらに、日本ではあまり考えづらいですが、「コネ」も重要な社会です。行きたい名門大学がある場合には、その大学の教授と何らかのつながりをもっておき、その教授から推薦状をもらうことで合格率が大幅に上昇する可能性があります。

では具体的にどのような対策をすればいいの?というところですが、アイビーリーグや名門大学から多数合格を得た阿部菜穂さんにインタビューを行った記事が非常に参考になりますので、ぜひこちらもご参照ください。
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英語力よりも学力重視

英語力についても、ほとんどのアイビーリーグの大学では、TOEFLなどの規定点数を記載していませんし、テスト結果の送付が必要という記載もありません。これは一体、どういう意味をもつのでしょうか?

アメリカに留学する=高い英語力が必要だと思いがちですが、大学に進学するという事は、本来は学力を養うということが目的のはずです。日本人で日本語能力が高いからといって、全員が東大に進学できるわけではありません。日本で大学を選ぶ場合は、学力を元に考えると思います。

これが、英語圏に留学をするとなると、とたんに英語力のみで大学を決定してしまいがちです。アイビーリーグ以外の大学は、英語能力の規定を明記している大学が多いですが、間違ってはいけない点は、学力重視で大学を選ぶという点です。そのため、〇点必要ということを英語力についても明確に記載することは出来ません。(※ただし、実際のところは、アイビーリーグを受験するような受験生はTOEFL iBTで100点を超えるような生徒が多いというのは事実です)

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コロナ前後で変わりつつある合否判断

2023年度の出願を終えて筆者が思う事は、コロナ前と後では、合否判断が変わっているという点です。アイビーリーグの多くの大学は、コロナ前はSAT(大学進学のための標準テスト(Standardized Test))の受験は必須で、点数を必ず提出しなければいけませんでした。

コロナ禍で、テスト会場に行きテストを受験するという事が環境的にむずかしくなり、SAT受験と点数の提出を課していたアイビーリーグの多くの大学が、これを免除するようになりました。留学生にとっては負担が減り、「これは有利になる」と考えました。

しかし、今期の合否結果をみると、「成績、海外活動の経験、その他のアピール要素を考えたら、アイビーリーグのこの大学は合格するだろう」と思っていた大学が、ことごとく不合格になっています。

考えられる理由は、SAT受験が必須ではなくなり、共通の判断基準がなくなった事が影響しているのではないかという点です。つまり、アメリカには、HavardのCよりもArizonaのAということわざがあるように、レベルの高い大学に行ってもそこでの成績がCであれば、レベルが多少落ちたとしてもArizonaでAを取る生徒の方が優秀とされてきました。

この考え方は、あくまで共通のSATというテストのシステムがあったからではないかと考えます。どのレベルの高校からでもSATの点数結果は共通しており、その結果である程度、受験者のアカデミック能力は推定できたのではないかと考えます。この共通のものさしがなくなってしまい、基準値がない状態での合否についてひとつ言えることは、高校でIBプログラムを受講している受験生の方が合格しているパーセンテージが高いという点です。

最近はまたコロナの流行が落ち着き、SATを提出することを求める大学が増えつつありますが、コロナ前と後で、アメリカの入試の合否基準がひそかに変わっているかもしれません。

まとめ

アイビーリーグに入学するために必要な、GPAや英語力の明確な基準というのは存在しておらず、大学によってシステムも違えば、さらにはコロナ前後で新たな合否の基準もできつつあることをご理解いただけましたでしょうか。

今後は、良い成績はもちろんですが、IBプログラムを受講しているという事がアイビーリーグの大学受験を有利にすすめるカギになるかもしれません。

在籍している高校自体にIBプログラムがないがアイビーリーグを狙いたい、という場合は、IBプログラムを受講している受験者と比べると不利になってしまいますので、この点をどうカバーするのか?という点が、今後は大事なってくるように思います。

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