アメリカの大学は2年制のコミュニティ・カレッジを含め、約4,700校存在します。
その中から自分が通う大学を一つ選択するわけですから当然、「通ってみたら合わない」「学びたい学問が違う学問に変わる」学生も多いです。

アメリカの慣れない土地での生活も相まって、大学選びに失敗してしまうと相当な精神的負担がかかります。最悪の場合は退学してしまったり、単位が取得できず卒業できなかったりする学生も多くいます。

今回の記事では、留学で失敗しない大学の選び方を紹介します。
楽しいキャンパスライフを送るためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

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アメリカの大学の選び方の8つのポイント

広大な土地を持つアメリカの大学は、日本の大学と違い気軽にオープンキャンパスのような学校見学をすることは距離の問題で難しい場合が多いです。
そのため、多くの学生はネットなどに掲載されている情報を頼りに、進学先を決定しなければなりません。

ここでは、志望校の選び方を8つ紹介します。

選び方①大学の種類で決める

アメリカの大学にはいくつかの種類が存在します。

代表的なのは以下の4種類です。

代表的なアメリカの大学の種類

  • 私立
  • 州立
  • リベラルアーツ・カレッジ
  • 総合大学

私立や州立は、日本でいう私立と公立と同じなのでイメージがしやすいと思いますが、リベラルアーツ・カレッジは馴染みがないと思います。

リベラルアーツ・カレッジは、リベラルアーツ教育による広い視野と豊富な教養・知識を身に付け、真のリーダーシップがとれる人材の養成を目的とした4年制単体大学です。

アメリカの女子大は大半がリベラルアーツ・カレッジです。

また、リベラルアーツ・カレッジは私立大学がほとんどなため、リベラルアーツ・カレッジに進学したい方は、私立大学を受験する可能性が高いでしょう。

また、州立大学の方が私立大学に比べ学費が安い場合がほとんどですが、州民と州民外では学費が異なります。

日本から留学される方は、全員州民外に該当するため学費が高くなります。

総合大学とは、原則として人文・社会・自然・医療の4領域すべての学部を持つ大学を指します。

関連記事>>>【日本とどう違う?】アメリカ大学の種類・制度や過ごし方について解説!

選び方②大学の規模で決める

大学の規模は在校生の数で表されます。
アメリカも日本同様に小規模大学からマンモス大学と呼ばれる大学まで、規模に違いがあります。

一般的に〇〇Universityと呼ばれる総合大学は規模が大きく、リベラルアーツ・カレッジや〇〇collegeと呼ばれる大学は小規模な場合が多いです。
マンモス大学のほとんどは州立大学です。

規模がすべてではありませんが、一般的な傾向としてアメリカ大学では「教育」に力を入れているのが小規模、「研究」に力を入れているのが大規模である場合が多いです。

教育やサポートが手厚いところに留学したい人は「小規模大学」、「アメリカの多様性の文化に触れたい」「大規模学部にしかない学部に進学したい」場合は大規模大学、といったような選び方をすると良いでしょう。

大規模大学、小規模大学共に強みがあるので、自分に合った大学の選び方をしてください。

選び方③大学の地域で決める

アメリカは国土が非常に広いので、地域ごとに気候や時差が異なります。
留学先になる代表的な4つの地域を紹介するので、地域で大学を選ぶ際の参考にしてください。

 

ニューヨーク 

ロサンゼルス ボストン 

ホノルル 

日本との時差 

14時間 17時間 14時間 

19時間 

平均最低気温 

-3℃ 16℃ 7℃ 

24℃ 

平均最高気温 

30℃ 26℃ 28℃ 

30℃ 

その他 

特徴 

夏は蒸し暑く、冬は冷え込む 年間を通じて温暖で過ごしやすい、雨がほとんど降らない 日本と同様に四季があり、日本よりも夏は涼しく、冬は冷え込む 

常に雨が少なく、寒暖差も少ない、穏やかな気候 

選び方④大学の立地で決める

アメリカと聞いて、思い浮かぶ地域はロサンゼルスやニューヨークでしょう。
しかし、このような大都市はアメリカの中でも一部だけです。
実際は自然が広がり、その中に商店街や教会、大学が広がっており、土地も広いので、移動手段は基本的に車です。

立地環境は、都会か田舎かの2択で迷うかもしれません。
数少ない都会には、遊び場やショッピングモールなどの娯楽施設が多くあるので、誘惑も多いです。
反対に、田舎であれば、誘惑も少ないので勉強をしたい方にはピッタリな環境と言えます。
また、田舎の方が一般的には治安も良く、住民も親切に接してくれる方が多いです。

選び方⑤大学で学べることで決める

アメリカの4年制大学では、1,2年生で一般教養科目を学び、3,4年生になって初めて専門的な学問の初歩を学びます。
しかし、入学時に学びたい内容が合って選んだ学科だとしても、学びたい学問が変わればいつでも学ぶ内容を変更することが可能です。

ただし、学科を変更する場合、入学時に選択した学科とあまりにも内容がかけ離れてしまうと、余分に単位を取る必要が出てくるので注意してください。

学科を変更できるとはいえ、スムーズに卒業するためにも入学時に大体の方向性を定めておくといいでしょう。
合わせて大学ごとにどの学科を専攻できるかを事前にインターネットで調べておきましょう。

選び方⑥大学の難易度で決める

アメリカの大学の難易度を測る方法は以下の4つです。

アメリカ大学の難易度の測り方

  • 入学生のSATスコアの平均
  • 入学生の高校の成績(GPA)の平均
  • 合格率
  • 必要となるTOEFLやIELTSのスコア

難易度はある程度把握できますが、アメリカの大学では他にも推薦状や課外活動の実績などさまざまな方面で学生を審査しています。

そのため、難易度に縛られるのではなく、自分のレベルがその大学に達していない場合以外は、行きたい大学を受験するといいでしょう。

GPAの計算はこちら>>>【簡単】GPAの計算方法って?成績評価別の換算方法を解説!U-LABOオリジナルGPA計算機の使い方も

関連記事>>>アイビー・リーグって?パブリック・ アイビーヒドゥン・アイビーについても解説!

選び方⑦大学の費用で決める

アメリカの大学1年度の学費は、私立大学で35,000ドル〜55,000ドル、州立大学で15,000〜40,000ドルくらいです。

また、州立大学の場合、留学生は学費が違います。
Non-Registantと呼ばれ授業料が異なる場合がほとんどなので、留学生向けの学費をしっかり確認しましょう。

授業以外にも生活費がどれくらいかかるかを考慮しましょう。
地域によって物価が異なるので、自分の留学先の物価についても知っておく必要があります。

どうしても行きたい大学があり、費用の面で厳しいと感じたら奨学金を借りるのも一つの選択肢です。

関連記事>>>アメリカ留学でかかる費用と節約方法を詳しく解説!

選び方⑧大学の学生の構成で決める

学生の構成とは、その大学はどのようなカテゴリーの学生で、その大学が構成されているかを知るうえで必要な情報です。

例として5つのカテゴリーを紹介します。

大学内の学生のカテゴリー5つ

  • 男女比
  • 人種構成
  • 留学生の割合
  • 学生の出身地域
  • フルタイムの学生の割合

とくに注意すべきなのが、フルタイムの学生の割合です。
フルタイムの学生とは、学業を本業にしている方を指します。

働きながら通っている学生をパートタイムの学生と呼びます。
パートタイムの学生が多い大学の場合、寮などが整備されていない場合が多いです。

ここまでアメリカの大学の選び方について解説してきました。下記の記事ではアメリカの大学に関する基礎知識からメリット・デメリット、入学の仕方について紹介しています。ぜひご覧ください。

関連記事>>>日本ではなくアメリカの大学へ進学することのメリットとは

アメリカの大学の具体的な絞り込み方

では、具体的にどのような方法で大学を絞っていくかを紹介します。

2段階の志望校リストを作成する

志望校リストは2段階で作成します。

まずは、10校程度に絞ってみましょう。
ただ、いきなり志望校を10校に絞るのは大変なので、ラージリストから作成しましょう。

ラージリストとは、気になる大学や興味のある大学をすべて書き出したリストのことで、このときに書き出した大学についてあまり深く調べる必要はありません。
大学について深く調べるのは、ラージリストからスモールリストを作成するときに行えば大丈夫です。

ラージリストが作成できたら、スモールリストの作成に移ります。
ラージリスト内にある大学のレベルや特徴、募集要項などを調べ、これらの情報をGoogle SheetsやExcelにまとめます。
そして、その中から自分の条件に合った大学のみをリストにまとめると、スモールリストの完成です。
スモールリストが出来上がると、推薦状の必要枚数や必要なものをすべて把握できるので、必ず作成しましょう。

志望校リストの大学を3つのグループに分ける

先ほどスモールリストにした大学を自分のレベルに照らし合わせて、3つのグループに分けます。

アメリカの大学受験の場合、自分のテストスコアと大学のテストスコアを照らし合わせて比較します。
大学のスコアは、Prep Scolarで簡単に見つけられるので、気になる大学があったら調べましょう。
そして、スコアを照らし合わせた結果を3つのグループに分けます。

リーチ

リーチに含まれる大学は、合格できる可能性が低い大学です。
スコアを照らし合わせた結果、合格者の25%以下に該当する場合はリーチに含まれます。
ちなみに、リーチ校の合格率は10%以下と考えておきましょう。

ターゲット

ターゲットに含まれる大学は、合格圏内の大学です。
テストの結果、大体真ん中くらいの成績だった場合はターゲットになります。
合格する可能性は40〜60%くらいと言われています。

セーフティー

セーフティーに含まれる大学は日本の受験用語でいうところの滑り止めです。
日本の模試でA判定が取れるような大学と同じです。
テストの結果上位25%くらいだった場合、セーフティーとなります。

しかし、これはテストの結果でしかありません。
成績や課外活動、エッセイなどの他の提出物の結果で合格できない可能性もあるので、
油断せず頑張りましょう。

アメリカ大学の選びは難しいからこそ、慎重に

アメリカの大学の選び方から具体的な志望校の絞り方を紹介していきました。
日本の大学と違い、模試のように自分の現在地を知れないので、なかなか成績で絞るのは難しいですよね。

ぜひ、この記事で紹介した絞り方を実践してくださいね。必ず皆さんのアメリカ留学に役立つはずです!

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記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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