アメリカと日本の大学制度は異なる点が多々あります。

アメリカ大学の種類や、制度・過ごし方の特徴や日本との違いを知ることで、きっとご自身の大学選びや進路に役立つことでしょう。

それでは一緒に見ていきましょう!

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アメリカの大学の種類

アメリカには4000を超える大学が存在しますが、アメリカの大学の種類は主に、総合大学、リベラルアーツ大学、コミュニティーカレッジ(2年制大学)、専門単科大学に分類できます。

総合大学

総合大学は在校生もとても多く、大学で1つの「町」を作っているほどの規模感になってきます。

日本では考えられませんが、大学の敷地内に数多くのお店、銀行などがあり、大学内の移動は徒歩では無理で、バス、車で移動というぐらい敷地も大きいです。あらゆる学部や専攻を有しており、大学院も併設していることが多いです。

ハーバード大学やイェール大学をはじめとするアイビー・リーグや、パブリックアイビーなど、いわゆる「名門大学」として世界的な知名度が高い大学は、概ね総合大学に位置付けられます。

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リベラルアーツカレッジ

リベラルアーツ大学(カレッジ)は、「全人教育」を目指す大学です。大学課程に重きを置き、大学課程をアシスタントが教える総合大学と異なり、大学教授が教壇に立ちます。

少人数で、寮とカフェテリアと教室を1日の中でぐるぐる回る環境です。アットホームで、留学生の事も家族のように、生活面・勉強面に渡りサポートをしてくれます。社会人経験が無い高校卒業したての学生や、留学生が留学の最初の大学として選ぶと良い環境下で開始する事が出来ます。

コミュニティカレッジ

コミュニティーカレッジは、地域の人のための学校です。2年制であり、一般教養が中心となります。

なんらかの理由で大学課程に進めなかった人、働きながら勉強を続け学位取得を目指している人など、さまざまな理由で通っている人が多くいます。

本来は大学ではなく、どちらかというと職業訓練校という立ち位置でした。アメリカも学歴社会であるため、何かの学位を取得していなければ就労できない、もしくは、安いお給料で働く事になるため、必死にコミュニティーカレッジで学ぶ人たちが多くいます。

寮の施設を用意しているコミュニティーカレッジもありますが、基本は、自宅から通う学生が対象のため、寮施設をもたないコミュニティーカレッジが多いです。

現在では、名門校に編入するため、一般教養はコミュニティーカレッジで取得し、その後名門校へ編入するという事も盛んに行われています。編入時に名門校を狙うという目的でコミュニティーカレッジの本質をよく理解し、留学先として選ぶことは、賢い進路選択の1つです。

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単科大学

単科大学は、その名の通りある学部に特化した大学です。芸術系(音楽・美術等)や、理工系、ビジネス系など様々な単科大学があります。中には、総合大学よりも難易度が高い単科大学もあります。

特化している分、その分野について深く学ぶにはうってつけですが、途中で専攻を変えるなどの柔軟性はありません。もし明確にやりたいことが決まっているわけではない場合は、単科大学ではなく同様の学部を有している総合大学を目指すのが良いでしょう。

アメリカの大学制度や過ごし方の特徴

アメリカの大学の種類について見てきましたが、以下からはアメリカ大学特有の制度や過ごし方の特徴について見ていきましょう。

①編入が盛んに行われる

日本では、1年次から少しでもレベルの高い大学を目指そうとしますが、アメリカでは、大学1年次にはまず入学が可能な大学に入学をするのが一般的です。

アメリカの大学の単位構成は、①一般教養、②メジャー、③自由選択の3つに分ける事ができます。分量としてはそれぞれ3分の1ずつ、という仕組みがどこの大学も同じである為、単位の移管がしやすいのも特徴。そのため、入学後の努力により自身の実力を上げ、1年次入学時よりもよい条件で、もっと上のレベルの大学に編入するということも可能です。

オバマ大統領や孫正義氏なども編入を利用して総合大学に進学しており、アメリカでは王道な進学ルートであると言えます。

関連記事>>> アメリカの大学に編入?メリット・デメリットについて紹介!

②履修科目は少ないが、とても忙しい

2学期制や4学期制を取るアメリカは、それぞれの期間が短く学期ごとに独立しているため、学期終了時期には最終の成績が付きます。

それぞれの学期で履修する科目は、平均4-5科目、4学期制であれば、3-4科目になります。科目数だけ比べると、日本の大学よりもかなり履修科目が少ないです。スケジュールを見ても、ギチギチに詰められているわけではありません。どちらかというと、自由な時間の方が多いです。

では、どうしてアメリカの学生が忙しいのかと言うと、学期終わりに最終の成績がついてしまうからです。留年という考え方が無いアメリカでは、2学期続けて評定平均が2.0/4.0を下回るとその時点で「クビ(強制退学)」になります。これは学生にとってとても恐ろしいことのため、アメリカの学生たちは火が着いたように勉強をします。

本を読む量も多く、常に自分の意見を求められるアメリカの教育では、予習がマストになります。教科書は、授業開始前に範囲となる部分を先に読んで授業に望まなければいけません。科目は少ないですが、1日おきに授業があり、かなりのスピードで進むので、読む量、書く量、考える量がとても多く、脳みそはフル回転状態になります。

日本の大学ではバイトをする学生も多く、ここまで勉強をしている学生は少ないのではないでしょうか。勉強量ではアメリカの学生の方が上回っていると言えそうです。

③講義は「聞くもの」ではない!質問する事は相手へのアピール

日本の授業の中で、教授や先生から「質問は?」と聞かれても手を挙げて質問する生徒は、そう多くはないかもしれません。「質問」=「本当に分からない事を聞く日本の文化」とは異なり、アメリカでは、「質問」=「相手へのアピール」という認識があります。

もちろん、本当に分からない事は、シンプルに質問として聞く事も出来ますが、常に授業に貢献している姿勢が求められるアメリカの教育では、自身の考えをアピールするという事が最も重要になります。教授や先生の話を聞いて、自分はこう思うが、教授や先生はどう思われますか?というのが、アメリカでの正しい質問の仕方です。

正しい質問をするためには、授業に対して予め理解をしていなければなりません。そういう意味でも、予習が非常に大事になってくるのです。

④「スポーツだけ」はNG!文武両道が求められるアメリカ

通年、同じスポーツをする日本に比べ、アメリカはシーズンにより取り組めるスポーツが異なります。秋学期のスポーツは、主にインドアで取り組む種目、春学期のスポーツは主にアウトドアで取り組む種目です。また、どんなに優れたスポーツの能力を持つ学生であっても、学生であれば文武両道という考え方が重視されます。よって、成績が悪ければスポーツに取り組む事が許されません。

⑤ゆっくり自分と向き合い専攻を決める

一斉に同じような試験を受け、合格者を決定する日本の大学受験の仕組とは大きく異なり、アメリカは日々の生活や過ごし方の中で、受験者がどのような事を学び、どのように考えるようになったのかを重要視して選考します。

義務教育が高校まであるアメリカは、先進国では珍しく、大学入学時に専攻を決めなくても良いとされている国です。理由としては、高校を卒業した時点では、自分自身が何に向いているのか、どのような進路を進むべきかを決めるには早すぎるという認識があります。

そのためアメリカの学生は、大学課程に入り一般教養を取りながらゆっくりと自分と向き合い、熟考した上でその先の専攻を決めていくのです。

また、他にも興味がある分野があれば、ダブルメジャーも可能。やりたいことが明確ではない学生にとっても優しい制度となっています。

関連記事>>> 日本ではなくアメリカの大学へ進学することのメリットとは

まとめ

アメリカの大学の種類や制度、そして大学での過ごし方を見てきました。

大学についての知識が深まると、留学への心構えを作りやすくなるだけでなく、きっと今後の進路選びにも役立ちます。

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記事監修・・・・大江 節子
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20年以上に渡りアメリカ正規留学サポートを行ってきたベテランカウンセラー。過去2000人以上の学生をアメリカ大学へ送り出している。アメリカ大学の受験制度を熟知しており、返済不要の奨学金獲得にも強みを持つ。TOEFLiBT満点保持者。

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