アメリカの大学に留学するためには、通常SATもしくはACTという試験を受けて、そのスコアを提出する必要があります。

今回は、それぞれの試験の特徴や試験内容を解説します。その上で、両者の違いを確認してみましょう。

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SATの概要

SATはScholastic Assessment Testの略で、アメリカの大学入学資格試験の一つです。海外からの留学生も受けますが、アメリカ国内の大学進学を目指す高校生が受けるテストです。いわば、大学進学の共通テストとも言えるものです。

SATには、Reasoning TestとSAT Subject Testsの2つの異なるカテゴリーが存在します。SAT Reasoning Testは、標準テストとも言えるもので、多くの大学がこちらのテストを採用して学力を測っています。

一方の、SAT Subject Testsというのは科目別のテストとなり、進みたい学部によって、特定の科目について学力を測るために使われます。こちらのテストについては特に提出しなくても良いとしている大学、学部もあります。

SATの試験科目と特徴について

主な試験科目は、まずリーディングがあります。試験時間は65分で文章を読み、関連する質問に答える問題が出題されます。文章の内容としては、文学作品、社会科学、自然科学、歴史など、様々な分野から取られます。

次に、ライティングと言語科目の、35分の試験があります。文章の文法や構造の例が出されて、間違いがあればそれを正しく修正するといった問題が出題されます。

数学は、「ノーカルキュレーター」というジャンルで1科目設けられていて、25分の試験時間です。代数、幾何学などの基礎的な問題が出題されます。数学にはもう一つ、「カルキュレーターあり」というジャンルもあって、55分間を使い、より応用的な問題が出題されます。

また、任意もしくは大学によって必要性が違うのですが、エッセイを提出するケースもあります。時間は50分が設定されていて、一つのテーマに対して、自分の考えや意見をまとめたエッセイを書きます。

SATの全体的な特徴としては、高校レベルの知識や思考力を測るものではありますが、日本の高校とは違う見方で問題が出るということです。そのため受験者は、SAT用の対策をしないといけません。特に数学の問題は、論理的思考力や解決策の発見力を問うものが多く、日本の試験とは方向性が異なります。

SAT試験でできること

SATの目的は、大学入学試験に向け準備をする高校生の知識や能力を測定し、入学審査の判断材料とすることです。また、SATは全米で標準的に行われるため、留学生でもこのテストを受けてスコアを出せば、ローカルの学生と同じように扱われることになります。

そのため、留学したい大学でSATを採用しているのであれば、ここで良い点を取れれば入学審査に合格しやすくなります。

ACTの概要

ACTはAmerican College Testingの略で、アメリカの大学入学資格試験の一つとして多くの大学で採用していて、SATと同様に大学進学を目指す高校生が受験します。もちろん、留学生が受験してスコアを提出することで、英語力や一般学力についての証明をすることができます。

あくまでも一般的な傾向ですが、ACTの問題の難易度はSATに比べて多少やさしめに設定されている場合があります。そのため、スコアが出やすいことや、使われている英語を理解しやすいといった点が留学生にとってはメリットです。

ACTの試験科目と特徴

ACTの試験科目は、オプションも含めて5つあります。まず、英語科目が45分で行われます。英語の文章を読んで、その文章に関連する質問に答えていくという形で、日本で言う国語の英語バージョンと言えるでしょう。

数学は60分の試験時間で、高校生レベルの基礎的な問題を中心に出題されます。読解というカテゴリーもあって、35分の試験時間が割り当てられています。特定のテーマを扱う文章を読み、その内容が理解できているかを問う問題が出されます。文章テーマとしては、文学作品、社会科学、自然科学、歴史など、様々な分野があって年によって異なります。

科学は35分の試験時間で、実験データや科学的な文章を読んで、知識や応用力、思考力を問う問題が出されます。

エッセイはSATと同じようにオプションで、大学によって必要かどうか異なり、自分であえて選んで提出することもできます。時間は40分となり、一つのテーマに対して、自分の考えや意見をまとめたエッセイを書くというスタイルです。

ACT試験でできること

ACTは高校生が大学に進学する際の学力を測るものです。大学によってSATを採用しているか、ACTを基準としているのか違いますので、入りたい大学の受験概要を見てどちらを受けるかを決めることになります。

両方採用している場合は、ACTのメリットを生かせるかどうかを考えると良いでしょう。というのも、ACTの数学問題は、SATに比べて応用問題が多いことや、科学問題は、高校の科学の基礎知識に加えて、データの解釈や科学的手法の理解を問うものが多いといった違いがあるからです。こうしたことから、理系の人はACTの方が有利になるケースも多いです。

まとめ

SATとACT、それぞれの特徴や違いについてご理解いただけたでしょうか。

自分の行きたい大学がどちらを採用しているか、また、自分の強みを活かせそうな試験はどちらかを見極めて、必要な対策・準備を進めていきましょう。

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記事監修・・・小泉 涼輔
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U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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