「アメリカの大学と日本の大学は何が違うのだろう?」
「アメリカの大学って転学できる?」
日本と海外で大学の違いはあるのか気になりますよね。

本記事では、アメリカの大学と日本の大学を比べたときの違いを紹介しています。
アメリカの大学の入学試験や奨学金についても解説しているので参考にしてください。

違い①アメリカの大学は入学の機会が多い

アメリカの大学は、日本の大学よりも入学できる機会が多くあります。
日本の大学やその他の学校であっても、毎年4月に入学するのが一般的です。

しかし、アメリカの大学は各学期に入学できるだけでなく、入学のチャンスは大学によって異なります。
アメリカの大学は大きく分けて2学期制4学期制の2パターンに分けられ、それぞれ入学できる時期を解説します。

2学期制の大学(セメスター制)

アメリカの大学は学期ごとに入学できるので、2学期制の大学の場合は、2回の入学チャンスがあります。

  • 8月もしくは9月スタートの秋学期(Fall Semester)
  • 1月スタートの春学期(Spring Semester)

4学期制の大学(クオーター制)

4学期制の大学の場合、入学できる機会は4回です。

  • 8月もしくは9月スタートの秋学期(Fall Quatre)
  • 1月スタートの冬学期(Winter Quatre)
  • 4月スタートの春学期(Spring Quatre)
  • 6月スタートの夏学期(Summer Quatre)

違い②アメリカの大学は入学試験や入学式が存在しない

日本の大学へ進学するとなれば、センター試験やAO入試などさまざまな入学試験を受けなければいけません。
しかし、アメリカの大学は全国一斉の入学試験や学部独自の入試などを実施していません。
入学希望者は学校の成績やエッセイなどの書類を提出し、「書類審査」によって選考が行われます。

入学試験の結果を重要視する日本とは異なり、アメリカの入学試験は入学希望者の書類や個性など、さまざまな観点から判断する仕組みです。
書類審査(「The Significant Six」)には「学校の成績」「エッセイ」「推薦状」「課外活動」「テスト 」「面接」があります。

①学校の成績日本の高校に通っている場合は、高校3年間の成績が評価される。
②エッセイその大学に入学したい理由や個人的な経験、今後の目標などをアピールするための論文。
③推薦状出願者の学力や性格、スキルなどを書いた書類。
④課外活動クラブ活動や生徒会活動、委員会などの学業以外の成果。
⑤テストSATACT、留学生であればTOEFLなど。
⑥面接出願者の個性や将来性を確認する。
大学によっては面接が必要ない場合もある。

違い③アメリカの大学は卒業後も活動が盛ん

アメリカでは、「Homecoming Day」と呼ばれる大学の卒業生が交流できるイベントが行われます。
Homecoming Dayを行う理由は、大学卒業生が現在どのような生活を送っているのかを把握したり、大学との繋がりを強化したりとさまざまです。
キャンパスツアーや食堂での食事会、同級生による講演会などの企画が実施されますが、大学によってイベントの内容は異なります。

違い④アメリカの大学は日本よりも奨学金が充実している

アメリカの大学で受けられる奨学金は日本よりも充実しています。
大学に行くとなれば多額の費用が必要なので、日本でも奨学金の利用者が多くいます。
JASSO日本学生支援機構が令和2年に行った調査では、調査数の半分以上が奨学金を受給している結果となりました。(参考:令和2年度 学生生活調査結果)

奨学金によっては申し込む基準が厳しかったり、利子をつけて返済する必要があったりと、利用するにあたっての悩みがつきものです。

しかし、アメリカの大学が提供する奨学金には、留学生でも受給できるものや返済が不要なものもあります。以下がアメリカの大学における一般的な奨学金のパターンです。

①スカラーシップ留学生も受給できる返済不要の奨学金。
成績優秀者や能力の高い学生に与えられるもの。
②グラント留学生は対象外の返済不要の奨学金。
優秀な学生や財政的に進学が困難な学生に与えられるもの。
③ローン留学生は対象外の返済が必要な奨学金。
アメリカ政府や銀行が提供する学費ローン。
④ワークスタディ留学生は対象外の返済が必要な奨学金。
働きながら奨学金を返済する。

なかでもフィナンシャルエイドについては、私立大学であれば基本的にどの大学でも取り扱っており、フィナンシャルエイド付きで出願をすることになります。

取得に当たって選考がある大学もあれば、財政状況が一定基準に満たない学生全員に対して支給している大学もあります。日本よりも物価の高いアメリカの家庭の財政状況をベースにしているため、日本の多くの家庭が基準を満たせる可能性があり、非常にチャンスの多い奨学金です。

ただし、奨学金獲得に当たっては大学との交渉が非常に重要になるため、フィナンシャルエイド付きの留学を希望するのであれば、奨学金交渉をしてくれるエージェントを選ぶのが良いでしょう。
U-LABOでは、奨学金交渉についてもしっかりとサポートさせていただいております。

違い⑤アメリカの大学は転学がしやすい

全米で単位のシステムが統一されているため、アメリカの大学は転学しやすい特徴があります。
日本の大学で「転学」はあまり馴染みがなく、一般的には入学から卒業までを同じ大学で過ごしますよね。しかし、アメリカでは「単位制」のシステムがあるので、大学から別の大学へ転学することがよく行われています。

例えば、ある大学の4単位の「経営学」は、別の大学でも同じ4単位の「経営学」として認められます。
日本の短大や大学からアメリカの大学へ転学する場合も単位制は適用されますが、あくまでも互換できる単位数は受け入れ側の判断になるので注意しましょう。

違い⑥アメリカの大学は「4年で卒業」が普通じゃない

日本の大学では「4年で卒業することが当たり前」のようなイメージがありますが、アメリカの大学は「4年で卒業すること」が一般的ではありません。

アメリカの大学生の中には、海外ボランティアや留学するために大学を休学する学生もいるのです。
自分の将来に生かすために4年間という限られた期間を使い、知識やスキルを磨きます。
またアメリカの学生は、フルタイムパートタイムに分けられ、それぞれ置かれている環境が少し異なります。

フルタイムの学生(アメリカの大学)

フルタイムは、「学生を本業にしている」学生のことを指し、1学期に12単位以上の科目を履修しています。

パートタイムの学生(アメリカの大学)

パートタイムは、学生を本業にせず、働きながら大学に通っている学生です。
1学期に履修している科目が12単位未満で、仕事がない日や夕方、週末に授業を受けます。

アメリカの大学では、フルタイム・パートタイムのように、さまざまな環境に置かれた学生が学問を修めるために大学へ通っています。
人によって学ぶものや目指すべき道は異なり、多種多様な状況の人にも開かれた教育機関がアメリカの大学です。

違い⑦アメリカの大学の生徒は発言が活発

日本の大学生とアメリカの大学生の違いに、講義内の発言数が挙げられます。
日本の教育は、先生が話したことを聞いてノートに書くといった受身型の授業が一般的ですよね。
大学のゼミやグループ活動などでお互いの意見を発表することもありますが、お互いの考えを出し合ったり議論したりすることはあまりありません。

しかし、アメリカの大学生は積極的に授業内で発言します。
アメリカの大学では、説得力のある発言や講義内容に対する質問のクオリティなど、どれだけ積極的に発言できたかが成績に影響するからです。

またアメリカの大学講義では、教授が主体となって講義を進めません。
学生同士が互いに発言し、ディスカッションを行うので学生が主体となって講義が進みます。
教授の講義から得られるインプットを大事にしているのではなく、内容をもとに議論することで、より知識を高められる認識があるので学生一人ひとりが積極的に発言します。

アメリカの大学へ進学するメリット

アメリカの大学と日本の大学を比べたときの違いについて紹介してきましたが、アメリカの大学へ進学することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
こちらの記事で、アメリカの大学に関する基礎知識からメリット・デメリット、入学の仕方について紹介しています。
アメリカの大学へ留学を考えている方はぜひ参考にしてください。

アメリカの大学の特徴を知り、価値ある大学生活を送ろう!

本記事ではアメリカの大学と日本の大学を比べたときの違いを紹介しました。
アメリカの大学は入学する機会が多かったり、授業で積極的に発言することを求められたりとさまざまな点で日本の大学と異なります。
大学に通う方法もフルタイムやパートタイムなどもあるので、自分に合ったスタイルで大学生活を充実させましょう。

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