カナダの名門・ブリティッシュコロンビア大学(UBC)にこの秋から編入する塩月梨花さん。
英語が得意だったわけでも、特別な帰国子女でもありませんが、「海外で働きたい」という思いを胸に、一歩ずつ努力を重ねてきました。

この記事では、塩月さんの留学までの道のりと、U-LABOのサポートについて紹介します。

英語との向き合い方

私はアメリカで生まれたのですが、3歳のときに日本に戻ったので、英語を話していた記憶はほとんどありません。両親からは「小さいころは英語を話していたよ」と聞いていますが、日本の学校に通うようになってからは完全に日本語の生活でした。

正直、英語はずっと苦手でした。テストの問題文を見ただけで気が重くなって、成績も中の下くらいだったと思います。でも、将来は海外の企業で働いてみたいという夢があって、そのためには英語が必要だと思い、中学3年生のときに思い切って留学を決めました。

高校1年生でニュージーランドに行くことになり、その直前に英会話教室に通い始めました。とはいえ、しっかり準備していたわけではなく、「なんとかなるかな」という気持ちで飛び込んだ感じです。

実際に現地で授業を受け始めると、本当に何も分かりませんでした。先生が何を言っているのかも聞き取れないし、友達ともうまく会話ができない。何度も心が折れそうになって、毎日泣いていた時期もあります。

それでも、周りの友達がゆっくり話してくれたり、わからない言葉を説明してくれたりして、少しずつ耳が慣れていきました。半年から1年くらい経った頃には、「あ、この人はこういうことを言いたいんだな」と感覚で分かるようになってきて、英語力の成長を実感できるようになりました。

留学を目指した理由

海外に行きたいと思ったのは、父の影響が大きかったと思います。父は外資系の会社で働いていて、私も小さいころ何度か会社に連れて行ってもらいました。そのときに見た、自由な雰囲気で働く人たちの姿がとても印象的で、「私もいつかこんな場所で働いてみたい」と自然と思うようになりました。

実は高校1年生のときにニュージーランドに留学したのですが、その前、中学3年生のときにはすでに「海外に行きたい」と決めていました。周りの友達には誰もそういう人はいなかったけれど、なるべく早い時期から海外に出て、英語に触れる環境に身を置きたいと思っていたんです。

ニュージーランドの学校は、勉強面では少し苦労もありましたが、友達との交流ではとても楽しい思い出ができました。だからこそ、「もっと勉強できる環境に行きたい」と思うようになり、自分で調べて、次はカナダにある学校に進学することにしました。

カナダでは、人との距離が近い小規模な学校を選びました。友達や先生との関係を大切にしたいと思っていたので、あえて大きな学校ではなく、コミュニティの強い環境を選んだんです。そのおかげで、授業も質問しやすく、安心して学べる場所になりました。

高校を卒業したとき、一度は日本の大学も検討していました。実際に受験勉強もしてみましたが、やっぱり日本のシステムよりも、自分には海外の教育の方が合っていると感じたんです。学びたい科目を自分で選べる自由さや、先生との距離の近さに惹かれて、もう一度カナダで学ぶ道を選びました。

U-LABOとの出会いとサポート

U-LABOさんと出会ったのは、カナダのコミュニティカレッジに通い始めて少し経った頃でした。授業の難易度が一気に上がり、自分がどの方向に進んでいけばいいのか分からなくなっていたとき、以前通っていた英会話教室で見かけたポスターをふと思い出したんです。それが、U-LABOさんを知ったきっかけでした。

実際に相談してみると、「今、私がやるべきこと」が少しずつクリアになっていくのを感じました。担当の方は、大学に合格するための準備だけでなく、その先の進路や将来のビジョンまで一緒に考えてくださって、とても心強かったです。

サポートは主に、UBCに編入するための必要科目の選び方や、履修のスケジューリング、課外活動の整理、そしてエッセイの作成支援などです。特に印象に残っているのは、自分自身の「自己分析」を一緒に深掘りしてくれたことでした。

私はもともと自分に自信がなくて、ネガティブに物事を捉えがちな性格だったのですが、U-LABOの担当の方は「それは長所として捉えてもいいと思う」と、違った視点で私の性格を見てくれました。そのおかげで、自分自身を少しずつ肯定できるようになり、ポジティブな考え方ができるようになったと思います。

面談は大体2週間に1回、1時間ほどのペースで続けていて、同じ方にずっと担当していただいています。授業の履修相談から応募書類の確認、エッセイの添削まで、本当に細かく丁寧にサポートしていただきました。

特にUBCへの応募時には、実際に大学のホームページを一緒に見ながら手続きを確認してくれたり、私が書いたエッセイを一緒に読み返して整理してくれたりと、「一人じゃない」と思えるサポートに何度も助けられました。

UBC合格後の今と将来の展望

UBCから合格通知が届いたのは、深夜でした。たまたまメールの通知で目が覚めて、思わず飛び跳ねるくらい喜びました。高校生の頃からずっと目指していた大学だったので、本当に嬉しくて、「頑張ってよかった」と心から思いました。

両親もとても喜んでくれました。私が留学に挑戦したいと言ったときも、最初から「いいじゃん、行っておいで」と前向きに応援してくれていたので、ずっと背中を押し続けてくれた両親にも感謝の気持ちでいっぱいです。

今は、9月からのUBCでの生活に向けて準備を進めているところです。特に楽しみにしているのはクラブ活動への参加です。これまで通っていたコミュニティカレッジではクラブ活動があまり活発ではなかったので、UBCの豊富なクラブ一覧を見たときはとてもワクワクしました。今は、好きな音楽系のクラブやアカペラグループに入れたらいいなと思って、いろいろと調べているところです。

学びの面では、経済学を専攻する予定です。コミュニティカレッジでも経済系の科目を中心に履修してきましたが、UBCではより専門的に深く学びたいと思っています。将来的には、海外の企業で経済やお金に関わる仕事をするのが目標です。

住む場所については、絶対に海外じゃなきゃいけないというわけではありません。ただ、英語を使う環境で働きたいという気持ちは強くあります。留学生活中に様々な国の人の意見を聞くことで、新しい発見をできることが多かったからです。だから今後も、色々な国の人と関わりながら、価値観や考え方の違いに触れられる場所で、自分を成長させていきたいです。

振り返ってみると、英語が苦手だった私が、今こうして英語を使って生活し、学び、働きたいとまで思えるようになったのは、本当に大きな変化でした。大変なこともたくさんあったけれど、どれも今の私をつくる大切な経験だったと思っています。

読者へのメッセージ

英語が苦手だった私でも、努力を続けていく中で、UBC合格のような大きな目標を達成することができました。正直、途中で何度もくじけそうになったし、留学先で毎日のように泣いていた時期もあります。でも、そのたびに「せっかく頑張ってきたんだから、ここで諦めたくない」「この大学に行きたい」という気持ちが私を支えてくれました。

今、英語に自信がなくて悩んでいる人や、留学に不安を感じている人がいたとしても、「夢を持つこと」と「その夢に向かって一歩を踏み出すこと」が本当に大切だと思います。たとえ時間がかかっても、努力を続けていれば、道は開けていくと思います。

それに、1人で全部を乗り越えようとしなくてもいいと思います。私自身、U-LABOさんをはじめ、家族や友達、現地で出会った人たちの支えがあったからこそ、ここまで来ることができました。

だから、どうか諦めずに、自分の可能性を信じて進んでほしいと思います。

記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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