世界トップクラスの学術・研究レベルを誇るカナダ・ブリティッシュコロンビア大学(UBC)。都市と自然の魅力を併せ持つバンクーバーに位置し、日本人を含めた多くの留学生がここで学びを深めています。2023年9月からUBCで学ぶ古川椋大さんに、大学の魅力や授業内容、学習に関する気付きなどを伺いました。古川さんは留学を考える後輩たちに「怖がらないで」とエールも送ってくれました。
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簡単に自己紹介を
古川椋大です。2023年9月にUBCに入り、現在2年生です。学部は「Arts(リベラルアーツ)」で、いろんな学問を幅広く学べます。来年度から「認知システム」をメジャー、「商学」をマイナーで専攻しようと思っています。中学からテニスに打ち込んできたので、今でも無料コートで友人たちと楽しんでいます。映画を見ることも好きで、最近は「007」や「デッドプール」を見ました!
海外大学進学のきっかけ
父が大学4年間アメリカへ留学していたため、僕にも幼いころから熱心な英語教育を受けさせてくれました。小学1~4年は日本の国立小学校だったのですが、小学5年になると同時に自分の意志でインター校へ移りました。「これまで英語をやってきたのだから、海外大学に行き、海外で働きたい」「英語力をもっと伸ばしたい」と強く思ったのです。最初は父親の影響でしたが、このころからは自分の意思として海外を目指すようになりました。
UBCを選んだ理由
もともとUBCを第一希望としていたわけではなく、そもそも「第一希望」というものを決めていませんでした。高校が海外大学進学に熱心だったので、アメリカの大学14校、カナダの大学2校を受けました。結果としてアメリカは3~4校、カナダはUBCとトロント大学の2校からオファーをいただき、その中から学費やキャンパス環境を見て取捨選択したというかたちです。最初はアメリカの大学進学をメインで考えていたのですが、円安の影響も受けました。またアメリカはキャンパス内でしかアルバイトができないという縛りがあるのですが、カナダは自由にアルバイトできるというのもメリットだと思います。
実は、国内の大学も総合選抜型で受験しました。というのも、UBCへの願書提出は1月で結果は春になるまで分かりません。そのため海外大学に落ちてしまったときのことも考え、英語力が高い日本の大学も受けておいたのです。ここで合格した日本の大学と、UBCの環境(キャンパスの雰囲気など)がどことなく似ていたというのもUBCを選んだ理由の一つです。
実際に入学して感じた魅力はたくさんあります。まず「ダイバーシティー」をすごく感じます。留学生の数は非常に多く、多様な文化を知ることができます。日本人も50人程度はいる印象です。また想像していたものより何十倍も良い環境です。ビーチがすぐ近くにあるので、ストレスがたまるとそこで友人と気晴らしに休憩したこともあります。
留学前の英語レベル
インターナショナル幼稚園、小学校では、ほぼ英語オンリーの生活でした。そのあとは中高一貫校へ進学し、「インターコース」に所属しました。そこは周りが帰国子女の方ばかり、先生も外国の方ばかりという環境でした。人によりますが、英語の方が喋りやすいという方もいました。そういった環境だったので、「英語力を伸ばすための特別な努力」というのは必要ありませんでした。常に英語に触れられる環境だったため、自然と身に付いたという感じです。
海外大学への進学準備
海外大学受験に向けての準備は、実質中学3年くらいから始めました。大学によっては中3からの調査書を必要とするところもあります。このころからしっかり成績をとって、課外活動をやっておかないといけないと思いました。「カレッジフェア」という海外大学を紹介する イベントにも参加し、本格的に意識するようになってきました。高校1年になると同級生同士でもライバル意識がかなり高まり、成績を競うように。高校3年になると小論文の書き方についても詳しく教わりました。
UBCへの入学方法
UBCにはGPAとTOEFLのスコアを使って入学しました。さらに短いけれど小論文(500文字)も提出しました。あとはいくつかのエッセイと課外活動ですが、どれもアメリカの大学ほど厳しいものではありませんでした。
GPAスコアは正確には覚えていないのですが、「4.6~4.7」程度でした。TOEFLは103点ほどでした。まわりの学生を見ていると、皆さんとても優秀です。かなり合格基準も高いのではないかと思います。
UBCでの学業について
履修科目
科目数としては、1年次は1学期に5教科ずつ(1年間で10教科)で、2年次は今学期3教科で、来学期4教科の予定です。今学期は授業のほか、インターンとアルバイトもしています。去年は専攻が定まっていなかったので、心理学、社会学などいろいろととっていました。今年になって目指す専攻が「認知システム」と「商学」に固まったので、その専攻に進むために必要な単位と成績を取るようにしています。今履修している3科目のうち、数学や経済は「商学」を専攻するために必要です。残りの1教科は倫理学(コーディングに役立つ学習内容)で、これは「認知システム」の専攻に必要です。
専攻
来年度からの専攻を選んだ理由は、まずマイナーの「商学」はビジネスに強くなっておきたいという思いがあったからです。もともと数学や経済は苦手だったのですが、ビジネススクールに通う友人からその勉強内容などを教えてもらった際に「これは絶対に必要だ」と感じました。少なくとも最低限のことは知っておくべきかな、と。メジャーに関してはもともとは心理学に興味があり、この「認知システム」の中には「psychology」という一領域があります。ここではAIと心理学を統合したような学問を学べると聞き、興味がわきました。もちろんコンピューターサイエンスやコーディングなども学べます。
授業全体の仕組み・雰囲気など
今履修している経済や数学はすごく人気の科目です。そうした人気科目は授業規模がとても大きく、1クラス400人近くいます。そうなると教授では一人ひとりに対応できず、TAに質問したり、自分なりに工夫して勉強したりしなければなりません。また自分から積極的にオフィスアワーに教授やTAを尋ねて質問するなど、高校時代に比べてかなり自立性が求められています。
授業規模が大きくて良かった点でいうと、生徒数が多いので友だちが作りやすいです。授業の初めに簡単な自己紹介をし、それがきっかけで仲良くなったケースもあります。
授業レベル
英語に関しては、特に苦労はしてません。
ただ、日本では文系科目を中心に学んできたので、今の数学や経済の勉強は大変ではあります。勉強の割合としては、自分が自由に使える時間のうち3割程度でしょうか。バイトと両立している感じです。成績は、今年については比較的良い方だと思います。昨年度は時間の使い方が下手で、なかなかうまくいきませんでした。今年の夏にサマーコースで2教科をとり、そこで勉強の仕方をいろいろ模索しました。この前、中間テストがありましたが、履修する3教科とも75点ほどで平均点は超えていました。
高校時代のテストの答えは一つでしたが、大学は違います。例えば選択問題でも5個のうち4個は間違いではなくて、ただどれが最も正解に近いかを問われます。なので単純に丸暗記するのではなく、「こういう状況下においてはどれが正しいか」というのを考えなければなりません。そういう力を身に着けるため、一人で勉強するのではなく、友人と議論しながら自分の考えを説明できるようにしていきました。またエッセイが得意な友人に書き方を一から教えてもらい、これまでの自己流の書き方を変えました。すると、成績がアップしました!
キャンパスについて
全体的に落ち着いた雰囲気です。UBCのキャンパスは一つの場所にかたまってあり、UBCだけの街のようです。授業の間の移動も楽ですね。「ネスト」という大きなビルがあり、そこには本当に何でもあります。地下にはクラブ、その上に飲食店、カフェ、パブ、勉強スペース、イベントスペースなどです。小さな映画館がある棟もあります。キャンパス内で生活が完結します。
特にお気に入りの場所は図書館です。勉強スペースがあり、そこは「静かすぎない」というのがいいです。
生活について
オーナーさんの家の裏にある小さな家で、シェアハウスをしています。3人でシェアしていて、家賃は925ドル(3人で月3,000ドル)です。バンクーバーはかなり家賃が高いので、この金額は低めだと思います。光熱費はだいたい月30ドルほどです。
1年生のときは学生寮に住んでいました。寮も部屋のタイプや築年数によっては高い場合もあります。一番安いタイプで、今の僕の家賃とほぼ同じくらいです。ただ寮は電気代や水道代も含まれています。
外食は「もうしたくない」と思うほど高いです(笑)でも週に1回、金曜だけ自分へのご褒美みたいなかたちで友人と外食しています。テストが終わった日にもオンラインでオーダーするなどしてメリハリをつけています。ほかの日は自分で買い出しに行き、週100ドルまでに抑えています。バイト代で十分賄えるようにはなっています。
カナダカルチャーについて
日本にとてもよく似ている街です。治安やマナーなどは良いです。
驚いたのは、ドラッグが合法なことです。法律上禁止されていないので、街中で結構ドラッグの匂いをかいでしまうこともあります。ただ何か生活に支障をきたすようなレベルではないです。
多くの移民を受け入れているので、人種差別みたいなものもないです。住んでいる日本人もかなり多いと思います。カナダの方は日本のアニメなどのカルチャーを尊敬していて、皆さん優しく接してくれます。とても自然体です。
将来の目標
まずは親孝行を絶対にすると決めています。小さなころからインターナショナルスクールに通わせてもらい、留学もさせてもらい、かなりの負担をかけてしまいました。ですのでしっかりとお金を稼ぐようになり、親に恩返しできればと考えています。
具体的な職業についてはまだ模索中で、知り合った企業の方と話すなどしていろんな会社を知りたいと思っています。業種で選ぶというよりは、会社で選ぶというイメージです。
留学を望む後輩へのメッセージ
一つは「絶対に怖がらなくていい」と思います。環境は変わりますが、自分が何か変わるわけではありません。自分が思う通りにやるといいのではないでしょうか。
もう一つは、高2、3年くらいから「なんとなくこの学部に行きたい」というのは決めておいた方がいいと思います。同じ大学でも学部ごとのレベルはさまざまで、例えばUBCだとエンジニアが強いです。とても優秀な学生が特に多いですし、学校側のキャリア支援なども手厚いです。将来何をやりたいかというのをあらかじめ絞っておくと、大学も絞りやすいのではないかと思います。ただ大学に入ってからも専攻を選ぶことはできるので、焦ることはないですよ!
この他にも、U-LABO生やアメリカ大学卒業生の体験談を多数ご紹介しておりますので、以下よりぜひご覧ください!
U-LABO体験談 – U-LABO | 世界トップ大学への進学 (ulabo.org)
学生・卒業生インタビュー – U-LABO | 世界トップ大学への進学 (ulabo.org)
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