【コミカレ生インタビュー】周りはほとんど就職、工業高校からの留学チャレンジ（安ヶ平聖真さん）

アメリカ留学を検討中の学生にとって、実際に留学した学生の声はとても参考になりますよね。

そんな皆さんのために、U-LABOではアメリカ留学中の学生へ定期的にインタビューを実施し、U-LABOブログでお届け！

今回お届けするのは、工業高校から留学を選択した安ヶ平聖真さんへのインタビューです。留学先は、オレンジコーストカレッジ（Orange Coast College）。アメリカのロサンゼルス郊外にあるコミュニティカレッジです。

留学を目指したきっかけや英語力など、渡米直後にインタビューさせていただきました。

渡米された時期を教えてください。

2022年の 8月です。

今は１年生の最初のセメスター（学期）を過ごしています。

専攻を教えてください。

コンピューターサイエンスです。

コンピューターサイエンスを専攻に選んだきっかけを教えてください。

僕は工業高校出身なのですが、プログラミングの授業があって、興味を持ちました。プログラミングはパズルみたいで面白いんです。

それに、時代の流れもあってITは注目されていますよね。就職や自分の興味を考えたときに、コンピューターサイエンスが自分にぴったりだなと思って、選びました。

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留学を決意したきっかけを教えてください。

もともと洋楽が好きで、新しいことも好きでした。

高校2年生の時に、自分の住んでいた市の留学プログラムに友達と応募して、イギリスに行きました。滞在期間は１週間で、ホームステイをしながら現地の学校に 2日間体験入学できるプログラムでした。

日本にないような建物があったりして、海外ってすごいな、と思いました。それまでも海外に住んでみたい、ワーホリに行ってみたい気持ちはあったのですが、このプログラムに参加して、留学したいと思うようになりました。

高校卒業後に留学する人は、周りにもいたのですか？

いませんでした。工業高校だったので、周りの人はだいたい就職を選んでいました。進学の人は少なかったと思います。

だから、海外の大学に行くという選択肢はかなりイレギュラーだったと思います。

高校のときの英語力はどれくらいでしたか？

今も上手くはないですが、最初は本当に英語力も低かったです。高校２年生でイギリスに行った時は、現地の人が何を言っているのかほとんど理解できませんでした。一緒にプログラムに参加していた中学生の方がしっかり話せていて、心が折れたこともありました。

高校自体もあまり偏差値が高くなくて。英語に限ったことではないですが、正直中学校レベルの授業が多かったと思います。工業高校なので、授業より実習の方に時間を割いていたような感じです。だから、主に中学校の復習のような内容でした。

英語の勉強に関しては、高校3年生の夏休みに中学校の文法の参考書を本屋さんで買った記憶があります。

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留学したいと打ち明けた時の、両親の反応はどうでしたか？

母は賛成してくれました。なるべく進学してほしい、ということだったので、海外留学したいと言ったら、進学してくれるならいいよ、という感じでした。

でも、父からは反対されました。父は母と考えが違って、大学に行く意味はない、という考えを持っていたので、進学してどうするんだ、と言われました。説得するために、何度も話し合いをしました。

だからこそ説得するためにプレゼンもしましたね。留学についてとことん調べて、自分がわからない項目がないようにして、留学後の自分の将来までつながるようなイメージで父に説明しました。そうしたら、そんなに留学したいなら、ということで無事に送り出してもらえることになりました。

留学先にアメリカを選んだ理由を教えてください。

スケボーやサーフィンが好きなので、そういったスポーツが盛んなアメリカ、カリフォルニアがいいなと思いました。

また、カリフォルニアにはアジア人もたくさんいると聞いていたので、心強いかなと思ったのも、アメリカを選んだ理由です。 

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卒業後のプランについて教えてください。

カリフォルニア大学への編入を考えています。

今のところ、UCのサンディエゴ校（UCSD）を候補にしています。

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編入にはエッセイや課外活動も大事ですが、対策はされていますか？

エッセイの準備はまだ始めていません。でも、課外活動のプランは頭の中で考えています。日本人コミュニティに運営として参加しているので、その経験について書けるかなと思っています。

あと、専攻がコンピューターサイエンスなので、自分でプログラムを組むなどして実績を積んでいければとも思っています。

編入に向けて、エッセイが上手く書けるかどうか、編入試験に受からなかったらどうしよう、という不安はもちろんありますが、今のところはあまり深刻に考えすぎず、日々できることをやっていけたらと思っています。

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とても興味深いお話をありがとうございました！

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