アメリカの大学へ留学するのに必要な英語力と基準となる5つの試験
期待と同じくらい不安も多い、アメリカの大学への留学。
どれくらいの英語力が必要なのか。留学前にどれだけ英語を勉強しておけばいいのか。アメリカ留学を真剣に考えると、不安は尽きませんよね。
そこで、今回はアメリカ留学に必要な英語力や資格を解説し、留学前にやっておくべき学習も紹介していきます。
アメリカへの留学に迷っている方は、参考にしてみてください。
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アメリカの大学と日本の大学の違い
アメリカの大学生は一般的な日本の大学生と違い、ほとんどの生徒が毎日夜遅くまで勉強しています。
なぜなら、アメリカでは大学の成績がキャリア に大きく影響してくるからです。
そのため、アメリカの大学では日本の大学とは違ったスキルが求められます。
ここでは、アメリカの大学の授業についていくために必要なスキルを紹介していきます。
英語力が高いだけではダメ!アメリカの大学で学ぶのに必要な3つのスキル
ここでは、大学の授業で求められる文法や単語の知識といったものではない、英語力以外のスキルを紹介します。
アメリカの大学の授業で求められる3つのスキル
- リーディングスキル
- ライティングスキル
- スピーキングスキル
一つずつ解説していきます。
その1 リーディングスキル
アメリカの大学の授業で求められる英語力以外のスキル、1つ目は「リーディングスキル」です。
リーディングができないと教科書の内容を理解することができず、授業についていけなくなるからです。
大学では専門的なことを学んでいくため、教科書の中身は聞いたこともない英単語だらけ。そのため、授業後の予習と復習は必須です。
またプライベートで教授に質問するオフィスアワーも重要になってきます。
日本語ですら知らないことを英語で学ぶことはできません。
自分が専攻する分野に関する知識については予習・復習を徹底し、英語の教科書や資料も読み取れるようにしておきましょう。
その2 ライティングスキル
アメリカの大学の授業で求められる英語力以外のスキル、2つ目は「ライティングスキル」です。
アメリカの大学では課題とレポートが毎週のように与えられます。
例えば、教科書200ページ分の内容を1週間でまとめたり、毎週2,000文字のレポートを提出したりと課題の量はとにかく膨大。
もちろん授業は一つではないので、授業の数だけ課題は増えていきます。
英語のライティングスキルを上達させるには、とにかく書くしかありません。
まずは英語日記をつけるなどして、英語の文章を書くことに慣れていきましょう。
英単語の語彙力を増やすだけでなく、自分の伝えたいことや情報を簡潔かつ分かりやすく言語化して伝える術を身につけましょう。
その3 スピーキングスキル
アメリカの大学の授業で求められる、3つ目は「スピーキングスキル」です。
日本の大学では、教授が一方的に話していくスタイルの授業が一般的。
しかし、アメリカでは学生同士で議論することが多いので、発言すればするだけ成績に反映されます。
不安に思うかもしれませんが、最初からネイティブに話す必要はありません。
アメリカ人は自信をもって堂々と話す人を好みます。
発音や文法に自信がなくても、まずは勇気をもって自分の意見を伝えることから意識していきましょう。
英語力としてのスピーキング力を身につけるだけでなく、言いたいことは言う、自分の意見は臆さず伝えるといった、マインドの部分を鍛えることが大切です。
ディベートの場で言いたいことを言っても、相手へのリスペクトさえあれば嫌われることはありません。
文法的に正しい美しい英語を話すことを意識するのではなく、どんなに拙くても自分の意見を言語化しようという意識を持つことから始めましょう。
アメリカ留学に有利な5つの資格
アメリカの大学には、日本の大学受験のような共通入試がありません。
その代わり、英語力を測る資格が入学の選考基準になっています。
ここでは、アメリカの大学へ留学するのに有利な 資格を紹介していきます。
アメリカ留学に有利な5つの資格
- TOFLE(トーフル)
- IELTS(アイエルツ)
- Duolingo(デュオリンゴ)
- 英検
- (TOEIC)
とくに、TOFLEとIELTSはアメリカの大学への留学にとても有利な資格です。
順に解説していくので、参考にしてみてください。
資格① TOEFL
アメリカの大学へ留学するのに有利な資格、1つ目は「TOEFL(トーフル)」です。
TOEFLはアメリカ留学に最も有利な資格で、英語を母国語としない留学生は、TOEFLのスコアを提出する義務があります。
TOEFLは120点満点で評価されるスコア型の資格。アメリカをはじめ約130カ国で実施されている国際的な資格のため、TOEFLのスコアを英語力測定の基準にしている大学は多いです。
また、TOEFLはPBT、CBT、ITP、iBTと4つに分けられており、日本では「iBT」を受験するのが一般的です。
TOEFLのテスト内容は以下の4つに分かれています。
TOEFLのテスト内容
- リーディング
- リスニング
- ライティング
- スピーキング
TOEFLの試験は筆記のものとインターネットを使って行われるものがあります。
また、試験時間が4時間もあるため、高い集中力が求められます。
難関資格の一つですが、スコアが高ければ高いほど大学への留学が有利になります。
関連記事>>>アメリカ留学に必要なTOEFLは6ヶ月でスコアアップできる!?学習方法5選を紹介【実体験】
資格② IELTS
アメリカの大学へ留学するのに有利な資格、2つ目は「IELTS(アイエルツ)」です。
IELTSはTOEFLと同じくらい重要な資格とされています。
なぜなら近年、IELTSのスコアを合格基準にしている大学が増えているからです。
ちなみに、TOEFLよりも難易度が高いとされており、一流大学のハーバードやイェールなども英語力測定の判断材料として採用しています。
IELTSのテスト内容は以下のようになります。
IELTSのテスト内容
- リーディング
- リスニング
- ライティング
- スピーキング
IELTSの試験で特徴的なのはスピーキングです。
面接官と対面で話していき、どれだけ自然な会話ができるのかを採点されます。
注意点としては、IELTSの内容はアメリカ英語ではなくイギリス英語がベースですので、アメリカ留学しか考えていないなら、TOEFLの方がおすすめです。
資格③ Duolingo
アメリカの大学へ留学するのに有利な資格、3つ目は「Duolingo(デュオリンゴ)」です。
Duolingoは自宅でオンライン受験できる資格で、新型コロナの影響もあって世界中で注目されはじめています。
実際、世界ではすでに2,000校もの教育期間から入学の選考書類として認定されています。
もちろん日本でも受験でき、自宅でリラックスして挑めるので肩慣らしに最適。
また試験時間も1時間と短いので、お試しで英語の資格を受けてみたい方にぴったりです。
Duolingoのテスト内容は以下のようになります。
Duolingoのテスト内容
- リーディング
- リスニング
- ライティング
- スピーキング
注意点としては、新型コロナウイルスが落ち着くまでの期間限定で導入されている資格のため、今後はなくなる可能性もあります。
資格④ 実用英語技能検定
アメリカの大学へ留学するのに有利な資格、4つ目は「英検(実用英語技能検定)」です。
実は英検もアメリカ留学に有利な資格の一つ。
国が認定している資格のため海外からの信頼度が高く、アメリカでは200校以上の大学、高校が入学の選考書類として認定しています。
しかし、英検で測れる能力はピンからキリです。
アメリカの4年生大学に留学するなら最低でも準1級以上に合格しておく必要があります。
英検のテスト内容は以下のようになります。
英検のテスト内容
- リーディング
- リスニング
- ライティング
- スピーキング
一次試験ではリーディング、リスニング、ライティング。二次試験ではスピーキングのテストが実施されます。
資格⑤ TOEIC
「英語の資格=TOEIC」のイメージがありますが、実はアメリカ留学には必要のない資格です。
なぜなら、TOEICは世界的には認知度が低いから。
残念なことに日本や韓国など、アジアの一部の地域でしか認められていない資格です。
実際、TOEICを入学の選定基準にしているアメリカの大学は多くありません。
アメリカの大学への留学を考えているなら、TOEFLやIELTSの対策に力をいれていきましょう。
関連記事>>>アメリカの大学留学に必要な英語テスト!TOEFLとIELTS、Duolingoを比較!
学校のレベルごとに解説!アメリカ留学に必要な英語力
アメリカ留学に必要な英語力は、学校のレベルごとに異なります。
アメリカの学校のレベル
- 4年生大学
- 2年生大学
- 語学学校
ここでは、学校ごとに必要な英語力を紹介していきます。
「TOEFL・IELTS・英検 」の3つを基準に紹介していくので、参考にしてみてください。
アメリカの語学学校への留学に必要な英語力
語学学校への留学は、資格をもっていなくても可能です。
語学学校は英語を学ぶ場所だからです。
ただし、授業は英語で進んでいくため、中学・高校レベルの英語力は必要です。
語学学校への留学を考えている方は、資格の勉強ではなく、中学・高校で習う英語の復習に力を入れましょう。
アメリカの4年生大学への留学に必要な英語力
アメリカの4年生大学への留学に必要な英語力を紹介します。
4年生大学への留学に必要な英語力
- TOEFL iBT:61〜81点
- IELTS:5.0〜6.0
- 英検®:英検準1級
4年生の大学では、日常会話はもちろん専門的な学問を学んでいくため、最低でも上記の英語力は必要です。
まずは本屋に置いてある参考書や、YouTubeにある対策動画を使って勉強していきましょう。
アメリカの2年生大学(コミュニティカレッジ)への留学に必要な英語力
アメリカの2年生大学(コミュニティカレッジ)への留学に必要な英語力を紹介します。
2年生大学への留学に必要な英語力
- TOEFL iBT :45〜61点
- IELTS:4.0〜5.0
- 英検:英検2級
4年生の大学と比べるとレベルは下がりますが、事前に入念な準備をしないと上記の点数は取れません。
こちらの記事では、アメリカのコミュニティカレッジに行くために必要となる英語力について具体的に解説しています。あわせてぜひご覧ください。
関連記事>>>アメリカのコミュニティカレッジに行くために必要な英語力を解説
英語力が向上!アメリカ留学の前にやっておきたい5つの学習
ここからは、アメリカ留学の前にやっておきたい、英語力を向上させるための5つの学習を紹介していきます。
留学前にやっておきたい5つの行動
- 単語学習
- 文法学習
- 英会話に慣れておく
- 留学先の情報を収集する
- 留学エージェントサービスの利用
順に紹介していきます。
その1:単語学習
留学前にやっておきたい学習、1つ目は「単語学習」です。
単語学習は英語の基礎であり、ボキャブラリーが増えることで大学での授業や友達作りに役立ちます。
そのため、留学前にたくさんの英単語を学んでおきましょう。
参考書は本屋に置いてある英単語帳で十分です。
コツコツと覚え、ボキャブラリーを増やしていきましょう。
英単語の具体的な学習法は、以下の流れがおすすめです。
英単語の学習方法
- 英単語の意味を理解する
- 声に出して覚える
- 覚えた英単語を使って簡単な英文を作る
英単語を頭で覚えるだけでは、記憶に定着しません。
その日に学んだ単語を英文に組み込んだり、会話の中で使ったりと、アウトプットも意識しましょう。
その2:文法学習
留学前にやっておきたい学習、2つ目は「文法学習」です。
大学ではレポート提出が毎週あるため、文法力が重要になってきます。
文法の具体的な学習法は、以下の流れがおすすめです。
文法の学習方法
- 中学・高校レベルの英文法を復習
- 文法の参考書をひたすら解く
- 英語日記をつける
とくに英語日記はおすすめです。
その日に学んだ英文法を使って日記を書いていきましょう。
覚えるだけではなく、実際に文章を書いていくことも忘れずに。
入学したら大量のレポート執筆があるので、日頃から英文法を使う習慣を身につけておきましょう。
その3:英会話に慣れておく
留学前にやっておきたい学習、3つ目は「英会話に慣れておく」です。
大学では授業内でディスカッションする場面が多いので、英語で話すことに慣れておく必要があります。
英会話の学習法は、以下の流れがおすすめです。
英会話の学習方法
- Netflixの動画でネイティブの会話をたくさん聞く
- 声に出してネイティブの発音を真似する
- 英語を話せる人と会話する
英語を話せる人が身近にいない場合は、オンラインレッスンの「無料お試し」を活用しましょう。
日本には20以上のオンラインレッスンがあり、どのサービスも1回無料で体験できます。
大学の授業についていくために、少しずつでもいいので、英語で会話する習慣を身につけておきましょう。
英語を話すことに対する心理的なハードルを事前に取り除いておくことが大切です。
その4:留学先の情報を収集する
留学前にやっておきたい学習、4つ目は「留学先の情報を収集する」です。
アメリカにはたくさんの人種が住んでいます。
さらにアメリカは州ごとに法律も変わってくるため、多種多少のルールがあります。
そのため、留学先での生活に困らないよう、事前にネット上で情報を収集しておきましょう。
後で知らなかったでは済まされないトラブルに遭わないためにも、現地特有の習慣やルールは一通り把握しておくことは大切です。
自分が住むであろう街のルールを理解しておくだけでも、留学生活がスムーズにスタートします。
その5:留学エージェントサービスの利用
留学前にやっておきたい学習、5つ目は「留学エージェントサービスの利用」です。
留学エージェントとは、あなたの代わりに留学の手配〜情報集まで、細かくサポートしてくれるサービスのこと。
お金を払うことで、以下のサービスを受けることができます。
留学エージェントのサービス内容
- 細かな留学の手続きを代行してくれる
- 留学先のリアルな詳細を教えてくれる
- 留学経験のあるスタッフが相談にのってくれる
このように、大変な手続きをすべて代行してくれるため、そのぶんできた時間を留学の勉強時間に充てられます。
また、留学前にやっておくべき英語学習も丁寧に教えてくれます。
留学が初めてで不安な方は、留学のエージェントサービスを検討してみてください。
関連記事>>>アメリカでホームステイを成功させるために知っておくべき5つの方法
【英語が苦手な方へ】コミュニティカレッジの特徴
現在英語を苦手に感じており、アメリカの大学への進学を夢見ているものの、難しいと感じている方もいるのではないでしょうか。
確かに、4年制大学へ1年次から入学するためには高いTOEFL/SATスコアが求められることになります。ですが、コミュニティカレッジから3年次の編入制度を利用することにより、同等スコアの取得が不要になるのが特徴です。
そのため、現在英語が苦手な方でも、コミュニティカレッジでしっかり勉強することにより、今の英語力では難しいような名門大学への入学を目指すこともできます。
実際に、コミュニティカレッジを経て4年制の大学へ編入してから卒業するといった流れは、多くの留学生が実践しており、珍しいものではありません。また、始めから4年制の大学への入学を目指すとなると、事前に十分な英語力を高めておく必要があります。結果的に検討できる大学も少なくなってしまいますし、レベルを下げなければならないケースもあるでしょう。
ですが、コミュニティカレッジからの編入であれば検討できる大学も増えるため、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
アメリカの大学へ留学するのに必要な英語力と学習を理解しておこう
今回はアメリカ留学に必要な英語力と基準となる資格、そして留学前にやっておきたい学習を紹介しました。
TOEFLやIELTSなどの英語の試験で良い点数を取れば、アメリカ留学に必要な英語力は身についていると証明できます。
また、留学前から「単語・文法・英会話」を勉強する習慣を身につけることで、英語力は自然に向上していきます。
純粋な英語力だけでなく、自身が学びたい分野に関する知識や言語化能力、言いたいことを言うためのマインド作りといった準備も欠かせません。
最後まで読んでもアメリカ留学が不安な方は、株式会社U-LABOがご相談にのります。
UCLAをはじめとする世界トップ大学への進学支援をしているので、留学前に不安を抱えている方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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