海外での生活を始めるとなると、何をスーツケースに詰めたら良いか、見当もつかないかもしれません。必要なものがないのは困りますが、逆にあまりにもたくさんのものを持参してしまうと、荷物が重量オーバーで大変な目に遭うこともあります。

そこで、アメリカ留学に当たって絶対に忘れてはいけないもの、こんなものがあれば良かったというものを確認してみましょう。その上で、効率よく荷物を詰められるようにパッキングしましょう。

アメリカ留学に必要な物のチェックリスト

いきなりスーツケースの中に荷物を詰め込んでいくと、途中で何が足りないのか、すでに何を詰めたのかを忘れてしまうことがありますよね。余計な物ばかり最初に入れてしまって、結局後から優先度の低いものを出すことになることもあります。

そこで、まずはアメリカ留学に必要な物をチェックリストにしてまとめましょう。その際には、ジャンルごとに分けていきます。また、絶対に必要なものとあると便利なものなど、優先度を付けておくと良いですね。そうすればきれいにパッキングができますし、最初に必要な物から詰めて、スペースと重量がオーバーしたら優先順位の低いものは諦めることができます。

書類

書類関係はどれも絶対に必要なものの部類に入ります。書類がないと飛行機に乗れなかったり、入国審査でトラブルに遭ったりします。それだけに、確実に持参できるように、繰り返しチェックしましょう。具体的には、次のようなものがあります。

・パスポート
・学生ビザ
・入学許可書
・Eチケット
・保険証書
・国際免許証

学生ビザは多くの場合、F1と呼ばれるタイプのビザで、パスポートに貼付されています。そのため、特に別の書類がいるわけではありませんが、別途書類が発行されている場合は持参しましょう。

入学許可書はI-20 というもので、学校から発行される正式な書類です。これとF1ビザのセットで入国審査の際に提出しないと、かなり面倒なことになります。パスポートと一緒にすぐに出せるところに保管しましょう。

Eチケットはメールで届きますので、スマホやタブレットの画面でも問題ありませんが、バッテリー切れに備えて印刷したものを持っておくと安心です。海外旅行保険や国際免許証は、必要に応じて準備します。

お金関係

現地で買い物をしたり現金を引き出したりするために、クレジットカードとキャッシュカードが必要ですね。キャッシュカードについては、日本の銀行のものでも「VISA」とか「Cirrus」のマークが付いているものであれば、アメリカのATMでも現金を下ろせます。

学生であれば現地で銀行口座を開くこともできますが、資金の移動などが面倒なこともありますので、日本の銀行のキャッシュカードを持っていくだけでも良いでしょう。

キャッシュカードがあれば、アメリカの空港に降りてすぐに現金を引き出せますので、別に日本から現金を持っていく必要はありませんよ。でも、もし家にドルの小銭が残っているということであれば、チップなどに使えるので、持っていくと無駄になりません。

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ツール類

生活するにしても勉強にするにしても、道具類は欠かせません。人によってどんなツールを使うかは違いますが、主に以下のようなガジェットがあると便利です。

・パソコン
・スマホ
・電子辞書
・タブレット
・充電器
・モバイルバッテリー

スマホを使うのでパソコンはいらないという方もいますが、大学生活では意外とパソコンを使う機会が多いものです。たとえば、論文作成やプレゼン資料の作成といった時にはパソコンの方が早いですし、ファイルを出すのもパソコンでないと無理なこともあります。アメリカでも買えますが、キーボードの対応言語など、やはり日本で買った方が使いやすいということもありますので、よく考えましょう。

衣類

衣服は結構かさばりますので、当座で必要なものだけに絞った方が良いですね。最初の1週間くらいは買い物にも行けなかったり、洗濯する機会がなかったりすることもあるので、数日分の下着は持って行った方が安心です。

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日用品

日用品のほとんどはアメリカでも同じように購入できます。でも、日本の商品と比べて使いづらいと感じるものもありますね。たとえば、歯ブラシはヘッドがかなり大きいとか、化粧水などの化粧品類は肌に合わないといった感じです。

また、胃薬や痛み止めなどのちょっとした薬も現地のものが合わない可能性もありますので、普段服用しているものがあれば持参した方が良いですよ。

その他

日本土産は、小さいものでも良いので少し多めに持っていきましょう。学校の友だちとかホストファミリー、近所の子どもなどにあげると喜ばれて、ぐっと距離を縮めるのに役立ちますよ。アニメキャラや和柄のものなどが喜ばれます。

他にも、ちょっとした時間つぶしに本を持っていくのも、読書をする人ならおすすめです。また、自炊する時のためにお箸を持っていくと、現地で手に入れられない時に役立ちます。

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記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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