マレーシア留学には、魅力がたっぷり。近年、マレーシアを留学先として選択する人が増加傾向にあります。

マレーシア留学の魅力とは一体何でしょうか。この記事では、12の魅力を徹底解説。学びの場としても、生活の場としても大きなメリットがあることを感じられるでしょう。

「留学したいけれど、どこの国にしようか」「アメリカ以外をよく知らない」。こういった悩みを持つ方は、たくさんの魅力を持つマレーシアを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

質の高い教育

マレーシアの大学の存在感は、世界的にも高まっています。イギリスの評価機関が発表した「QS World University Rankings 2025」では、上位にランクインする大学が複数ありました。

マレーシアトップの国立大学・ マラヤ大学 は60位にランクイン。日本の東京科学大学や大阪大学はともに80位台ですので、こうした日本のトップクラスの大学よりも国際的評価が高いのです。さらに138位にマレーシア国民大学、146位にマレーシア科学大学、148位にマレーシア・プトラ大学(いずれも国立大学)が続いています。これは、日本の名古屋、九州、北海道、早稲田、慶應といった旧帝大、トップ私立大学より上位という位置づけです。

マレーシアの私立大学については、テーラーズ大学が251位、UCSI大学が265位、ペトロナス工科大学が269位、INTI国際大学が516位、サンウェイ大学が539位などとなっています。

さらに、マレーシアにはオーストラリアのモナッシュ大学、イギリスのノッティンガム大学など欧米トップクラスの大学がキャンパスを置き、本校と同様のカリキュラムを提供しています。こうした海外大学の存在も、マレーシアの大学教育・研究水準の向上に寄与しています。

QSランキング2025大学名
60位マラヤ大学マレーシア
84位東京科学大学日本
86位大阪大学日本
138位マレーシア国民大学マレーシア
146位マレーシア科学大学マレーシア
148位マレーシアプトラ大学マレーシア
152位名古屋大学日本
167位九州大学日本
173位北海道大学日本
181位マレーシア工科大学マレーシア
早稲田大学日本
188位慶應義塾大学日本
251位テーラーズ大学マレーシア
265位USCI大学マレーシア
269位ペトロナス工科大学マレーシア
377位筑波大学日本
465位神戸大学日本
516位INTI国際大学マレーシア
539位サンウェイ大学マレーシア
一橋大学日本

多様な学位取得プログラム

マレーシアの大学には、画期的な学位取得プログラムが複数あります。

デュアルディグリー

「デュアルディグリー」という制度は、マレーシアの私立大学で、提携するオーストラリアやイギリスの大学のカリキュラムを履修することで、マレーシアで学びながら、マレーシアと別の海外大学の2つの学位を取得できるというものです。

ツイニングプログラム

「ツイニングプログラム」は、前半はマレーシアの大学で学び、後半はイギリスやオーストラリアなどの海外大学で学び、最終的に海外大学の学位を取得できるプログラムです。1~2年をマレーシアで過ごすため、留学費用の節約をしつつ、よりハイレベルな大学を卒業できます。

アメリカ大学編入プログラム

またADPというアメリカ大学編入プログラムもあります。マレーシアで2年(程度)過ごした後、アメリカの大学へ進みます。進学先に制限はなく、自分で自由に大学選択できるのが特徴です。ツイニングプログラムと同様に、マレーシアで留学の前半を過ごすことで、コストを下げながら、海外大学の学位を得られます。

マレーシアの大学に進学し、そのままマレーシアの大学の学位を取得する以外にも多様な選択肢があることは、その後の人生の選択の幅を広げることにもつながります。

留学コスト削減

海外留学といえば、「コストが高い」というイメージから尻込みしてしまう人もいるはずです。マレーシア留学は、そんな悩みを解決できる「コストの安さ」も魅力の一つです。

マレーシアの大学の学費は年間約40万円(国立)~約180万円(私立)程度。一方アメリカの大学は年間300万円(州立)~700万円(私立)というケースが多いです。アメリカ留学ではなくマレーシア留学を選べば、1000万円以上のコスト削減になります。

さらに住居費は3万円程度、食費は一般的な外食であれば一食300~400円程度しかかりません。月7万円もあれば、余裕のある暮らしができるでしょう。

アメリカ留学と比較して安いのはもちろん、日本の地方から東京の大学へ進学した場合より安くなる可能性があります。コストは下げられる一方、教育水準は決して低くありません。つまり、とてもコスパの良い留学先といえます。

英語が通じる環境

マレーシアの公用語はマレー語ですが、英語が準公用語として使用されています。私立大学の授業は、英語で行われます。ビジネスの場でも問題なく通じるでしょう。さらにマレーシアは東南アジアで最も国民の英語習得度が高い国とされていて、日常会話でも英語を使用する頻度は高いです。これは、マレーシアがかつてイギリスの植民地であったという歴史とも関係しています。

マレーシア英語は「マングリッシュ」と呼ばれます。独特の発音や文法もあるので、慣れるまでに多少時間はかかるかもしれません。

豊かな多様性を感じる

日本は単一民族の国ですが、マレーシアはさまざまな民族が入り混じる多様性の国です。古くより東西貿易の要衝であったことや、イギリスの植民地支配を受けていたことなどが背景にはあります。

マレーシアの人口は約3,300万人で、マレー系:約7割(先住民族含む)、中国系:約2割、インド系:約1割という構成になっています。それぞれの民族が持つ文化や習慣がうまく溶け合い、マレーシア独特の文化として成長してきました。言語も公用語のマレー語や準公用語の英語のほか、中国語やタミル語など多様な言語が使われています。

日本ではあまり感じられない民族の多様性や、異なる文化への寛容さなどを体感できることは、人としての大きな成長につながるはずです。

日本人にフレンドリーな親日国

マレーシアは日本に対して非常に友好的な国です。かつて、元首相のマハティール氏が「ルックイースト政策(東方政策)」を推進し、日本を経済発展のロールモデルとしてきた経緯があるためです。

マレーシアには日本企業も多数進出し、1400社もの日系企業があります。イオン、伊勢丹、ユニクロ、ダイソーといった日本ではお馴染みの店を、マレーシアのショッピングモールでも見掛けます。

日本人コミュニティが充実

マレーシアの首都クアラルンプールには日本人が多く住む「モントキアラ」というエリアがあります。日系の店舗が充実しているため、初めて海外に住むという人も馴染みやすいでしょう。

クアラルンプールには日本人会もあり、60年以上にわたってマレーシアに住む日本人を支えてきました。日本人会は仲間づくりや子育てを支援したり、日本の本が読める図書室や日本食を売るスーパーなどを運営したりしています。盆踊りといったイベントやクラブ・同好会活動も盛んです。

また、最近はSNSを活用したオンラインでの日本人コミュニティもあります。それぞれに良さがあるので、自分に合ったグループに所属しながら異国での生活に慣れていくのも良いでしょう。

比較的日本に近い位置

アメリカやヨーロッパには、日本から1日近く、もしくはそれ以上かけないと行くことができません。しかし東京からマレーシア・クアラルンプールまでは約7時間のフライトで到着します。羽田・成田のほか、関西国際空港や札幌空港などからも直行便が出ていて、とてもアクセスしやすい立地です。航空券代は時期や座席によりますが、安いと往復2万円台~3万円台で買えるようです。

時差は1時間しかなく(日本の方が1時間進んでいる)、日本とマレーシアで電話やメールをする際にスムーズにやり取りできます。出願時に大学に問い合わせたい場合にも、都合をつけやすいでしょう。

気候の良さ

マレーシアの気候は熱帯雨林気候で、一年を通して常夏です。ただし年間の日中平均気温は27~33℃で、日本の真夏のように35℃を超えるような猛暑日は少ないです。さらに朝晩は比較的涼しく感じます。また、割とカラッとしていて、日本の夏のようなじとじとした不快感はありません。人によっては「日本より過ごしやすい」と感じるでしょう。

おいしい食事

マレーシアは多民族共生国家ですので、料理の種類もバラエティーに富んでいます。マレー料理、中華料理、インド料理、西洋料理、韓国料理、日本料理など各種料理の店舗があります。代表的な料理は、バクテー(豚スペアリブのスープ)、ナシゴレン、チキンライス、ヨントーフ(マレーシア風おでん)などです。香辛料がたくさん使われていますが、日本人も比較的食べやすい味付けです。またドリアンやマンゴー、ランブータンといった南国フルーツも豊富です。

宗教に配慮した食事も提供されます。例えばイスラム教では豚肉やアルコールを禁じられているので、スーパーには「ハラル料理」の専用コーナーもあります。

治安がいい

世界平和度指数(Global Peace Index=GPI)を基準とした「治安の良い国世界ランキング2024」で、マレーシアは10位にランクインしています。日本は同ランキングで17位ですので、全体的には日本よりも安全といえるかもしれません。特に日本人が多く住むモントキアラエリアは、セキュリティ体制もしっかりしており、安心して暮らせるでしょう。

ただし観光地ではスリやひったくりといった軽犯罪が発生しています。夜間に一人で人通りの少ない場所に行くのは避けるなど、防犯意識はしっかりと持つようにしましょう。

美しい街並み

首都クアラルンプールは東京に匹敵する大都会。洗練された街並みで、その象徴ともいえる「ペトロナス・ツインタワー」が目を引きます。一方でイスラムや中華といったさまざまな文化を反映した建物が並ぶエリアや屋台街もあります。鉄道やモノレールといった公共交通機関はしっかりと整備されていて、クアラルンプール市内での移動、また都市間移動はスムーズです。

まとめ

マレーシア留学は、教育面でも生活面でも魅力がたくさん。教育面では、イギリスやオーストラリアといった海外大学の学位取得や、質の良いマレーシア教育を低コストで受けることができます。生活面では、日本では余り感じられない民族の多様性を日常生活や食文化から感じられます。さらに気候、治安も安定し、海外暮らしが初めての留学生でも安心して過ごせそうです。

こうした魅力を知り、マレーシアを留学先に選びたくなったのではないでしょうか。

U-LABOは、マレーシア留学に必要な英語力を磨く塾「U-LABO BRIDGE」を運営しています。1対1のコーチングで、マレーシアの大学合格に必要なレベルまで英語力を引き上げ、さらには入学後の授業にもしっかりと対応できるように訓練していきます。マレーシア留学に興味を持った方は、ぜひ一度U-LABOの無料相談・LINE相談をご利用ください。

記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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