カリフォルニア大学などの難関校への編入を目指す留学生にとって、非常に大切になってくるのが、GPA (成績)。卒業までGPA4.0をキープするのが良いとされていますが、うっかり酷い点数を取ってしまうこともありますよね。

今回はコミカレのテストで失敗した時にどうすればいいのか、戦略的対処法と事前にすべき対策についてご紹介します。

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留学生にとって非常に大切なGPA

アメリカの大学でよく使われているGPA。 GPA(Grade Point Average)とは、各科目の成績を特殊な方式によって計算する学生の成績評価、もしくは、成績評価方式のことを指します。

コミュニティーカレッジからカリフォルニア大学(UC)やカリフォルニア州立大学(CSU)編入を目指す学生にとっては、留学の運命を決める極めて重要な数値です。

レベルの高い大学への編入になってくると、出願する学生はみな高いGPAでApplyします。そのため、合格するためには、できるだけ4.0という最高値を守り切るのがベスト。

ちなみに、カリフォルニア大学のトップ校であるカリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)やロサンゼルス校(UCLA)へ編入する場合には、GPA 4.0(2年間全ての教科でA)での出願が当たり前の世界になります(もちろん、課外活動やエッセイの結果によっては、4.0でも落ちる学生もいますし、3点台後半でも、受かる学生もいます)。

GPAは毎学期のテストだけでなく、エッセイや宿題などの点数も反映されるので、高いGPAを維持するためには、日々の勉強が欠かせません。

関連記事>>> アメリカ留学に必要なGPAって何?日本の成績との違いは?

うっかり酷い点数を取ってしまったらどうなる?

勉強したつもりだったのに、ついつい悪い点を取ってしまった…、は、よくある話ですね。高得点を目指すばかりに緊張して、頭の中が真っ白になってしまった…、ということもあるかもしれません。

一般的なコミュニティカレッジの成績システムは、以下の通りです。 Aが最高点、Fは最低点=赤点となります。

  • A=90点以上
  • B=80~89点
  • C=70~79点
  • D=60~69点
  • F=59点以下

GPA4.0を目指す場合、Aを取り続けるのが確実ですが、B以下の点数を取ったとしても、期末テストや宿題でカバーできるケースもあります。

しかし、Fのような酷い点を取ってしまったら、挽回するのはかなり厳しい状況となります。場合によっては、志望校を諦める必要があるかもしれません。でも、戦略的に対処をして教授を説得すれば、まだまだ可能性はあります。実際の対処法を実例と共に見ていきましょう。

低い点数を取ってしまった場合の対処法4つ

対処法① 教授にメールをする

まずしなければならないのは、その日のうちに教授へメールを送ることです。

メールには、絶対にAが必要な理由を明記するようにしてください。目指している大学が難関校であればあるほど、教授も真剣に考えてくれる可能性が高くなります。UC Berkeleyにどうしても行かなければならない、など、少し大げさに話してもいいかもしれません。

ちなみに、テストの結果が授業中に分かった場合でも、すぐ教授の元へ話に行くのはやめましょう。教授もテストを返却している時には、生徒から不満が来るのでは、と守備モードに入っているかもしれないので、あまりいいタイミングではありません。

さらに、他の生徒が見ている前で、1人の生徒を特別扱いをすることは、教授もしたくないはず。悪い点数を取っても一旦落ち着き、授業が終わるのを待って、先にメールをするようにしましょう。

対処法② オフィスアワーに教授の元へ行き、直接話す

低い点数を上げてもらうというのは、非常にプライベートなことになります。そのため、授業以外の時間帯で教授に会って、直接話すのが良いです。

教授のオフィスアワーや空いている時間に会いに行きましょう。対処法①でお伝えしたとおり、もし尋ねるのであれば、事前にメールで時間や場所を約束しておいた方が、丁寧です。

話す時には、ただ不服をいうのではなく、問題解決をしようとする前向きな姿勢で話すように心がけましょう。例えば、「この低い点数では、編入に影響するから、点数を上げてください!」というのではなく、「編入するのに、あと10点必要なんです。その10点を補える特別な課題など出してもらえませんか?」という感じです。どうしたらその問題を解決できるのか、教授とゆっくり話し合ってみてくださいね。

対処法③ クラスをドロップする、と教授に話してみる

コミュニティカレッジのルールで、期限以内であれば、クラスをドロップ(履修を取り消す)することもできます。

ドロップをしても、授業料が戻ってくるわけではありませんが、今学期取ってしまった酷い点数は帳消しとなり、次の学期に同じクラスを履修し直すことができます。ドロップすると教授に伝えたところで、何の脅しにもなりませんが、授業料を無駄にしてまでもいい点数を取らないといけないという意思表示はできます。

もしかしたら、追加課題などで点数を上げてくれるかもしれないので、最後の手段として試してみるのも良いかもしれません。

対処法④ クラスをドロップする

もし、どんなに頑張っても取り戻せないほど低い点数を取ってしまい、真剣に教授と話しても変わらなかったという場合、そのクラスをドロップするという判断をしてもいいかもしれません。

難関校編入を目指す場合、GPA4.0もしくは、低くてもGPA3点台後半は必要です。今学期はドロップして来学期に出直す、というのも戦略の1つですよ。

GPAの計算はこちら>>> 【簡単】GPAの計算方法って?成績評価別の換算方法を解説!U-LABOオリジナルGPA計算機の使い方も

テスト前にしておくべき事前対策2つ

どんなに準備をしても、出題される問題は当日になってみないとわかりません。優しいテストであれば、簡単に90点以上が取れるでしょうし、難しい問題が出題されれば、大失敗してしまう可能性は誰にでもあります。

そのため、低い点数を取ってもうまく立ち回れるように、事前に対策をしておくと役立ちます。

対策① テストで失敗しても、救済してくれる教授選びをする

コミュニティーカレッジにおいて、教授選びはとても大切。教授も人間ですから、点数に関して厳しい人もいれば、優しい人もいます。

そのため、なるべく生徒から評判の良い教授を選ぶようにしましょう。優しい教授であれば、いざという時に助けてくれるかもしれませんよ。

対策② 失敗した時でも相談できる関係性を築いておく

寛容な教授であれば問題ないですが、少し距離感のある教授の場合、本当に大変な時に手を差し伸べてくれない可能性があります。

ましてや、あまり話したことのない生徒に「テストの結果が悪かったから、なんとかしてほしい」といわれても、大目に見てくれるはずがありません。

世渡り上手というのはアメリカではスキルの1つでもあり、カリフォルニア大学トップ校を目指すのであれば、そのような社会性も重要です。媚を売る必要はありませんが、毎回授業の時に1番前の席に座って発言や質問をしたり、オフィスアワーに訪問してみたりして、自分の肩を持ってくれる教授との関係性を保つようにしましょう。

教授への印象を残すために、日本のお菓子をおすそ分けしてみるというのもありかもしれません。

ともかく、教授と面識を持っておき、クラスに貢献しているという姿を見せておきましょう。そうしておくことで、いざテストで失敗してしまった時に、協力を得られるかもしれませんよ。

まとめ

今回は、テストでかなり悪い点数を取ってしまった時の対処法と、事前にできる対策についてご紹介しました。事前対策はしっかり行うべきですが、対処法に関しては全て緊急時用です。トップ校への編入を目指している方は、「対処法があるからなんとかなるだろう」ではなく、時間と努力で確実に良い点数を取ることを目指しましょう。

アメリカのコミュニティーカレッジは、入学時の基準はそこまで高くないものの、授業などはそこまで甘くはないのが現実。挫けずに最後まで努力を続けてくださいね。

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記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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