日本は、大学を卒業すると就職をされる方が多いと思います。アメリカでは、就職する人もいますが、大学院に進学する人も多いです。
その理由は、教育の中心が「院」にあるから。アメリカの教育課程の特徴として、学部レベルでは一般教養と、専攻の基礎的な内容を学んでいきます。大学院の課程になって、ようやく深い専門知識が学べるようになるのです。
それでは、アメリカの大学院に留学するためには、どのような準備が必要なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
大学院留学のために必要な準備
アメリカの大学院へ留学するためには、以下のような準備が必要になります。
①成績GPA3.0以上
②バッググラウンド
③英語能力を示すテスト
④GRE, GMAT
それぞれについて、詳しく解説していきます。
①成績GPA3.0以上
ここで言う成績とは、大学の成績です。GPA換算をした際、最低3.0以上である事が望ましいです。
大学時代に遊びすぎてしまい、残念ながらGPA3.0以上もない、という場合でも、諦めるのではなく、大学に通い直してみましょう。「大学に通い直す」と聞くと、相当ハードルの高いことに聞こえるかもしれませんが、大丈夫。
大学の種類は、放送大学でも、オンライン授業コースでも可能です。大学レベルの単位を取り、評価が付けば、それを正式な成績として提出することができます。大学の学位は既に保持しているので、足りない要素のみを放送大学やオンライン授業コースで賄えばいいのです。新たに通う大学では、限りなくGPA4.0に近い数値を目指し頑張りましょう。
出願の際は、卒業した大学の成績と、新たに履修した単位と成績の両方を提出しましょう。現在からさかのぼって近い方の成績を重要視してくれます。
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②バックグラウンド
進む方向性について、大学等でその内容を専攻していれば何も問題はありません。問題は、大学と大学院で専攻が異なる場合です。その場合、既に就職し社会人として働いておられる方は、その経験をバッググランドとして認めてもらえます。
又、MBAなどの分野では、就労経験を入学条件として求められる場合もあります。必ずしも、座学でのバッググランドでないといけない訳ではありません。
③英語能力を示すテスト
英語で特定の授業を受けた事がある等を除いて、アメリカに大学院になって初めて英語圏の学校に入学する場合(日本の大学に進学し、その後大学院を目指す場合はこれに該当)は、英語能力を証明するテスト(iBT TOEFL, IELTSなど)のスコアを提出する必要があります。
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④GRE、GMAT
進みたい専攻によってGRE、GMATのテストを受ける必要があります。
GREとはGraduate Record Examinationの略称で、大学院入学のための論理的思考能力・読解力・分析力・語録力・批判的思考力(Critical Thinking)を測るための試験です。
GMATとはGraduate Management Admission Testの略称で、MBA(経営学修士号)を取得するための大学院入学で必要になります。大学院レベルにおいて、ビジネスを学ぶために必要な分析的思考力・言語能力・数学的能力を測るための試験です。
GRE, GMATは両方ともネイティブの学生も受験する試験であり、留学生のみが必要とされているものではありません。英語のレベルとしてはFluent(流暢)であることが前提となっています。そのため得点に差も出やすく、十分な対策が必要です。
奨学金を得るには
アメリカ人であれば、ほとんどの学生が、何らかの奨学金を得ているのが実情です。そして日本人にもそのチャンスはあります。大学院で奨学金を得る方法としては、主に3つです。
①日本の財団や政府が出している奨学金に応募する
②大学院側から奨学金付き合格を目指す
③大学院内で募集されている奨学金に応募する
①について、日本国内で、財団系や政府系の奨学金が多数用意されています。奨学金比較サイトなどで検索すると、大学院向けの奨学金に関する最新情報が得られますので、チェックしてみましょう。JASSOは貸与型奨学金ですが、比較的得やすい奨学金となっています。
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②についてですが、大学と同様に入学前(出願時)に奨学金付きで申し込むことも可能です。ただし、大学に比べて受験者層のレベルも高いこともあり、受給のハードルはかなり高くなっています。特に大学で良い成績を収める習慣がない日本の大学生にとっては、満点に近いGPAを提出してくる現地学生からすると、見劣りしてしまうのは確かです。
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実は最もおすすめなのが、③の学内奨学金に申し込む方法です。これは、進学後に大学内で募集されている求人などにアプライし、対価として奨学金を得る方法になります。担当教授から信頼を得て、その教授に代わり、学部のクラスを受け持つというTA(ティーチングアシスタント)が有名ですが、これも③の1つです。
入学当初から奨学金を得るのは非常にハードルが高い大学院ですが、進学後に好成績を維持し、担当教授と良好な人間関係を築き、大学からの求人に目を光らせておけば、なにかしらの奨学金を得る事が可能であり、比較的難易度も低くなっています。
まとめ
以上、大学院に留学するために必要な準備がご理解いただけたでしょうか。
ただし、お金がない、成績が悪い、バックグランドが無い、といった不利な条件下においても、大学院進学を諦める必要はありません。そうした条件が揃わなくても、アメリカの大学院へ進むための方法はあります。そしてそれをサポートするのがU-LABOの役割です。
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