今回お届けするのは、アメリカにあるベイツ大学(Bates College)の卒業生(エリカさん)のインタビューです。

ベイツ大学は、全米でもトップレベルのリベラルアーツカレッジ。エリカさんは、ニューロサイエンスを専攻されていました。留学のきっかけや学校生活、そして卒業後の進路などについて、お聞きしました。

アメリカ大学を検討している方や、リベラルアーツカレッジを目指している方、STEMを目指している方にもとても役立つ記事になっています。

それでは早速見ていきましょう!

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ベイツ大学を受験しようと思ったきっかけを教えてください。

私はインターナショナルスクールに通っていたのですが、大学進学を考えたときに、アメリカの大学に行きたいと思い、学校を探しました。

探すときの条件はいくつかあって、生物学やサイエンスに興味があったので、サイエンスに強いところ。かつ、選択肢を狭めないためにもあまり専門に特化しすぎていないところ。

リベラルアーツカレッジなら、自分の興味が途中で変わったとしても柔軟にメジャーを変えられる利点があると思ったので、そこを中心に探しました。いくつか受験して、その中で一番環境がよさそうだなと思って進学したのがベイツ大学です。

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ベイツ大学の受験に向けて、どんな準備をしていましたか?

取り組んだことは4つです。SAT(アメリカの大学受験のための統一試験)、エッセイ、ボランティア活動、ジョブシャドウです。

SATについてはサマースクールで勉強をして、エッセイは何度も書き直してブラッシュアップしていきました。ボランティアは、夏休みなどを利用して病院に行っていました。

ジョブシャドウ(学生が働く人に密着し、職業を見学または体験するプログラム)は、病院の研究室に行って、どういう研究をしているのか勉強させてもらっていました。

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ディプロマ・プログラム※を取得されていますが、アメリカでの大学入試に影響はありましたか?

反映される大学とされない大学がありました。入試自体にどのくらいの影響力があったのかは正直わかりませんが、大学進学後に、履修しておいてよかった、と思いました。ディプロマ・プログラムで履修した内容がそのまま大学の授業の先取りになっていたからです。私の場合、特に数学はハイレベルな授業を取っていたので、ディプロマ・プログラムでの勉強が活かせたなという印象があります。

※ディプロマ・プログラム:16歳から19歳を対象に、所定のカリキュラムを2年履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると認められる、国際的な大学入学資格(国際バカロレア資格)

入学後、ベイツ大学のサポート体制はどうでしたか? 

ベイツ大学には、留学生のコミュニティがありました。顧問の先生も付いていて、困りごとがあったら相談できましたし、ディナーや説明会などのイベントもあって、他の学生と交流する機会もありました。

同じように留学してきている学生同士で話ができて、思いや悩みを共有できる場になっていたと思います。

寮生活はどうでしたか?

良かったです。大きい寮から小さい寮まで、さまざまなタイプの寮がありました。

1年生のときにいた寮は、20人ぐらいで暮らしていました。一緒に徒歩で通学したり、食堂に行ったりするなどコミュニケーションも取れましたし、ルームメイトもとてもいい子でした。

冬休みがあるのですが、期間が短かったので私は帰国せずアメリカに残ろうと思っていました。そうしたら、その子が「うちに来る?」と誘ってくれました。実家に招待してくれて、ホームステイ的な体験もさせてもらい、とても楽しかったのを覚えています。

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4年間、ずっと同じ寮だったのですか?

いえ、毎年どこの寮になるかは変わります。同じところにずっといる人はあまり見かけません。私もいろいろな寮に住みました。

一番楽しかったのは、4年目に住んでいた寮です。一番人気のある寮で、抽選に当たって友達4人とそこに住んでいました。

ベイツ大学での専攻について教えてください。

最初は、生物学を専攻しようと思っていました。でも、2年生の後半に受けた心理学の授業に興味を持って、生物学と一緒に心理学も勉強できないか、と思うようになりました。

アドバイザーに相談したところ、ニューロサイエンス(脳科学、神経科学)を勧められました。ニューロサイエンスのメジャーは少し変わっていて、自分で授業を組み立てられるんです。もちろん必修科目はありますが、その他は心理学方面や生物学方面など、自分で授業を組み立てていくメジャーでした。

最初の興味と違う分野に興味が出てきても、それぞれの希望に柔軟に対応してくれたので、これはリベラルアーツの利点だなと思います。

チューターなどのサポートはありましたか?

ノートテイカー制度と、チューター制度がありました。ノートテイカー制度は、同じクラスに通っている人のノートをコピーしてもらえるシステムです。チューター制度は、先輩が週に何度か、宿題や授業の内容を教えてくれる制度です。

私は生物学の授業を履修したときにチューター制度を利用しました。難易度の高い授業で、先輩に教えてもらいながら、わからないところを理解していきました。

アメリカの大学の授業は予習が大変なイメージがありますが、実際に授業を受けてみてどうでしたか?

ラボ(研究室)は予習が必須でした。ラボは、個別で進めて行くので特に具体的な指示がないままスタートします。自分で機材を組み立てていくので、事前に何をするかわかっていないと本当に何もできません。そのためラボがあるときはいつも予習をしていました。

他の授業も、もちろん予習するのがベストですが、そこまでしなくてもついていけた印象です。ただ、宿題が出るので勉強はしていました。授業が終わったら友達と図書館に行って勉強して、ご飯を食べに行ってまた戻って勉強、という感じです。忙しい時期は、閉館時間まで図書館にいたと思います。

とはいえ、忙しくない時期もあります。決して勉強ばかりではなくて、もちろん楽しいこともたくさんありました。それに、苦しい時でもみんなで勉強しているので、孤独感はありませんでした。勉強が大変でも、仲間がいたので乗り越えられました。

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教授のオフィスアワーには訪問していましたか?

物理の教授のもとを訪れていました。必修科目に物理があったのですが、苦手だったのでオフィスアワーに訪れて教えてもらっていました。ただ、物理は毎回人気で、部屋の前に行列ができることも。でも行かないわけにはいかないので、がんばって並んでいました。

ベイツ大学の特色を教えてください。

イベントが多かった印象があります。サークルやコミュニティがあって、友達と一緒に参加しました。食堂のご飯もおいしいですし、キャンパスも広くてきれいな大学でした。自然も多いので、景色に見とれることも多かったです。

あとは、やるときはやる、っていう学生が多かったです。1人だけで勉強をがんばっていると心細いと思うのですが、そうではなくて、勉強しよう、という雰囲気があります。メリハリがついているというか。遊ぶ時は遊んで、勉強するときはとことん勉強する。同じ感覚を持った学生たちが周りにいたので、安心して過ごせました。

就職活動について教えてください。

一般的な就活セミナーや説明会には参加せずに、自分で進めていきました。4年生の時に行ったジョブシャドウで医師の仕事に興味を持って、そこからベイツ大学の卒業生の知り合いにコンタクトを取りました。

その方はニューヨーク州のがんセンターで働いていて、医療に興味があるとお話したら上司に掛け合ってくれたんです。その後、面接を受けて、就職が決まりました。

採用後、必要なワークビザも向こうが全部調べて資料も渡してくれました。手続きもやってくれたと思います。何ヶ月か時間はかかりましたが、仕事に向けて必要な手続きを進めることができました。

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がんセンターでのお仕事には、大学で学んだ内容が活かせていましたか?

ニューロサイエンス、という意味では直接のつながりはありませんが、同じ医療分野なので活かせることもあります。

たとえば、開発薬を取り扱うためには、サイエンスの知識が必要です。ある程度サイエンスのバックグラウンドがあるので、そこは役立っていたかなと思います。

現在は日本に住まわれていますが、日本に帰るきっかけは何だったのでしょうか?

がんセンターでは2年働き、その後アメリカの知人から、知人が働いている会社が日本展開していることを聞き、その会社の面接をアメリカで受けました。

採用になったタイミングで帰国し、そのまま日本のオフィスで医療コンサルタントとして働きはじめました。その後は転職して現在は製薬会社に勤めていますので、ずっと医療分野に携わることができています。

色々なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

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