今回は、中学生の頃からスポーツトレーナーになることを夢みて、国際基準に値するアスレチックトレーナーの資格を取るためにアメリカへの留学を決意した浜田さん(仮名)。担当カウンセラーのKanaがインタビューしました。

浜田さんはUCバークレーを始め、UCD、UCM、UCR、UCSD、UCSB、UCSC、UCI、CSULA、CSULBと軒並みの人気校に全て合格されました。

今後の進路を考える上でとても参考になる内容になっていますので、是非ご覧ください。

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浜田さんが留学を考えたきっかけを教えてください。

中学生の頃からスポーツトレーナーになりたかったんです。スポーツトレーナーの資格の中でも、国際基準に値するアスレチックトレーナー資格を取りたくて。国内だと取得できないので、その頃から留学を考え始めました。

もともとスポーツをしていたんですが、怪我で競技を続けられなくなったのがアスレチックトレーナーを目指すターニングポイントでしたね。

留学までの期間、英語の勉強はどうしていましたか?

実際の留学の写真

留学直前にちょうどコロナが流行して、1年ぐらいは渡米できずに国内で勉強していました。留学まで一度も海外に行った経験がなかったので、自分の英語力がどこまで通用するか全く分からず不安が大きかったですね。

勉強に関しては留学費用を確保しておきたかったので、なるべくお金がかからない方法を探しました。日本在住の外国人コミュニティを知り合いに紹介してもらって、ネイティブの人と関わりながら日常会話のスキルを磨き、英語力をキープしていました。

自分で行動してコミュニティに飛び込んだんですね。今のコミカレはどこに通っているんですか?

カリフォルニアのマーセッド・カレッジというコミュニティカレッジです。

4年制大学に1年目から入ると学費がかなりかかると知っていたので、どうしてもコミカレからスタートしたくて。

しっかり下調べしていたんですね。留学時の英語力はどれくらいでしたか?

授業で使用していたノート。使い込まれています!

カレッジでの入学条件がTOEFLスコア450点以上だったんですが、ギリギリの450点でした(笑) 資格取得の目標はあっても英語力が伴っていたわけじゃなくて、どうにかしなくちゃといつも感じてました。

パンデミックの影響から、ほとんどがオンラインクラスで現地の人と関われなかったので、今は何でも周りの人に聞くようにしてます。ラボ(実験)があるクラスでは、実験を理解していないと失敗しちゃうし、グループコミュニケーションではとにかく人と関わらなければいけないので、積極的に接しています。

マーセッド・カレッジは日本人留学生が比較的多くて、現地の人が気にかけてくれるんです。それに甘えて、分からないことは何でも質問させてもらってます。

アメリカに進学を決めたのは、やはり資格取得のためですか?

そうですね、資格はどうしても欲しかった。国内の国家資格より、国際資格のほうがレベルが高いし、資格があればプロの世界でも通用する。

アメリカはスポーツが盛んな国だから、大学スポーツもレベルが高いんです。そういう環境で勉強できるならぜひ挑戦したいなと。

実際に大学の授業はどうでしたか?

実際の授業やディスカッションではいろいろな人の意見が飛び交うので、とにかく理解が大変でした。TOEFLのリスニングテストをクリアしているはずなのに、自分が勉強したことが活きているのかすごく不安でしたね。

不安がだんだん薄らいできたのは、現地の子に「自分も分からなかったよ」と聞いてからです。例え現地の人でも勉強しに来ているわけで、最初から分かってるわけじゃないんだなと安心しました。

プロフェッサーに質問したほうがいいとアドバイスされてからは、分からないことをそのままにせず、空き時間に必ず質問へ行くようになりました。

質問はとても大事ですよね。初めての渡米ですが、日本との違いで驚いたことは?

アメリカの大学の授業では、生徒が常に活発な印象ですね。

疑問があれば、その場で「なぜこうなるのか」と質問が飛び交う。勉強への熱意を感じるし、自分も周りについていかなければと良い影響を与えられてます。

これまでの留学生活で印象に残ったことは何ですか?

私は自転車通学をしてるんですが、自転車で行ける距離って限られてるから、毎日同じような場所しか行けなくて。周りは車を持っている子が多いので、よく遊びに誘ってくれるんです。

初めての経験をさせてくれる優しい人たちばかりで、クラスを通して友達を得られたことがいちばん良い経験だと思ってます。

卒業までやりきるモチベーションや保ち方のコツなどはありますか?

私は資格取得の目標はあっても、入学したい明確な大学があったわけではありません。でもはっきりした目標がなかったからこそ、出願のタイミングで選べる大学の幅が広がりました。

もし名門校に行きたくても、高いGPAがないと入れないので、目指す大学が決まっていなくても、選択肢を広げるためにGPAはAを維持できるよう意識して頑張っていました。

入学前後の自身の変化は感じますか?

もともとはシャイで、積極的なタイプではなかったんですが、アメリカに来てからちょっとずつ変わってきたかなと。

アメリカでは自己主張がものすごく大事だし、授業でも積極的に発言しないとアピールできない。友達もポジティブ思考な人ばかりなので、周りにつられて考え方や性格が変わってきた実感はあります。

今の専攻について教えてください。

トレーナー志望だったのでキネシオロジーで入学しましたが、今はソシオロジーです。というのも、2年目の秋学期頃からUCに出願したい気持ちが芽生えてきて。でもキネシオロジーで出願となると、あと1年はコミカレに在籍しないと出願までの履修ができないんですね。

運悪く円安が重なったこともあり経済的に厳しかったので、家族でよく話し合って、秋からはソシオロジーを始めました。

将来的には大学院を考えているんですか?

大学院を卒業しないと、資格を取る権利がもらえないんです。ただ、聞いたところでは他のUCでもトレーナー実習をしていて、学科に制限のない大学もあるみたいで。

トレーナーになりたくて渡米したのだし、せっかく2年間やってきたのだから、という思いがありますが、学費面を含めて今後の状況次第でしょうか。

GPAをキープするポイントは何ですか?

今のGPAは3.88ですが、キープしやすいかどうかは履修の段階でほぼ決まると思います。シラバスの内容もそうですが、自分のスタイルに合うプロフェッサーとの相性も大きいですよね。周りから情報収集して、履修前に計画を立てることが大事です。

相性は大事ですね。ちなみに、浜田さんがU-LABOを知ったきっかけは何でしたか?

UCを検討して専攻に悩んでいたタイミングで、エッセイの書き方を調べているうちにU-LABOさんを見つけました。UCに特化した対策をされていると知って、一度説明を受けてみたのがきっかけです。

UCの合格率がとても高かったことと、自分の中でいちばん不安だったエッセイを丁寧に添削してもらえること。最終的にはこの2つが大きな決め手でした。

実際に利用してみて、常にLINEでやり取りできる体制はとても助かりましたね。気になることはすぐに質問して不安を解消してもらえたので、利用して本当に良かったです。

ありがとうございます。大学卒業後の進路は考えていますか?

進学できれば大学院に行きたいですし、金銭的に厳しそうなら3年目から就職活動を始めていきます。

現地にはこだわっていなくて、採用してもらえそうなら日本も検討しています。

最後に、これから留学を検討している人にメッセージをお願いします!

私のカレッジには、短期・長期に関わらず日本人が多く留学しています。同じ日本人でも、留学の目標や目的がはっきりある人は常にアンテナを張っていて、積極的に自分から行動できる人が多いです。

これから留学を目指す人は、大きい小さいに関わらず、具体的な留学目標を持つことが強みになると思います。頑張ってください!

とても参考になるお話をありがとうございました!

この他にも、U-LABO生やアメリカ大学卒業生の体験談を多数ご紹介しておりますので、以下よりぜひご覧ください!

U-LABO体験談 – U-LABO | 世界トップ大学への進学 (ulabo.org)
学生・卒業生インタビュー – U-LABO | 世界トップ大学への進学 (ulabo.org)

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記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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インタビューしたのは・・・・Kana. W

UC Berkeley/UCLAの理系専攻にダブル合格。UCLA分子細胞及び発生生物学専攻。U-LABOの専任理系チューター・カウンセラーとして活躍。

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