「アメリカに留学したい」
「日本ではまともに勉強しなかったけど、アメリカに行って人生を変えたい」
そう思う社会人は多く、アメリカへの留学は人気です。
しかしアメリカへ留学するには、多数の書類や手続きが必要なため、長期間の準備が必要です。
そのため当記事では、アメリカの大学に関して解説します。
大学の特徴や実際にかかる費用、留学するときに着目するべきポイントを紹介します。
とくに留学を検討している社会人には、必見の記事となるため、ぜひ最後まで読んでください。
U-LABOでは、アメリカ名門大学への「編入」を利用した進学プログラムを提供。
これまでのカリフォルニア大学(UC)合格実績はなんと100%。
トップ校合格率も89%と高い実績を上げています。
「普通」の学生でもアメリカ名門大学を目指せるU-LABOのプログラムに
あなたも参加してみませんか?
アメリカの大学の特徴について
アメリカの大学は、日本と大学の制度が大きく違います。
今回は4つのアメリカの大学の特徴を紹介します。
アメリカの大学の特徴
- 理系と文系が分かれていない
- 単位制
- 学期制
- 大学院ではより専門性が高くなる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
特徴①理系と文系が分かれていない
アメリカの大学では、理系と文系で区別されていません。
リベラルアーツカレッジに関してのみですが、アメリカの大学の目的は、リーダーの養成に注目しています。
アメリカにおける、リーダーとは人として多くの人に尊敬され、一つのことを極めず幅広い知識を持った人のことを指します。
具体的には、芸術やスポーツ、政治・経済、科学や文学などさまざまな分野で自分の意見や考え、教養を持つことが求められるのです。
そのため、日本の大学のような理系や文系という枠組みは存在せず、2つの分野を組み合わせて考える学部も多いです。
アメリカの大学では入学前に理系・文系を選ぶ必要はなく、入学後に自分が学びたいことを決めてから自分の専攻を選べ、アスレティックトレーナーなどの特殊なメジャーも選べます。
特徴②単位制
2つ目のアメリカの大学の特徴は、単位制です。
日本のように4年間で卒業するというわけではなく、自分が選択した専攻に必要な単位をすべて修め、さらに取らなくてはならない必須科目も取れば卒業とみなされます。
つまり単位や必須科目を多く、そして早く取れば、3年や3年半で卒業も可能です。
またアメリカでは編入が盛んで、他の大学に入学するときに、成績は基本B以上かつ、最大で60単位までであれば今まで取得した単位を移すこともできます。
日本の大学に1年もしくは2年在学し、アメリカの大学に編入するときに取得した単位を移せます。なお、英語学習に関する単位は移行可能な対象ではないので、ご注意ください。
関連記事アメリカ留学に必要なGPAって何?日本の成績との違いは?
特徴③学期制
3つ目の特徴は、2学期制からなる「セメスター制」もしくは4学期制からなる「クォーター制」です。
アメリカでは大学ごとに学期制は違い、それぞれの学期が独立しています。
16週間からなる2学期制と、8〜10週間からなる4学期制と学期が独立しているため、短い間に宿題や試験勉強をしなければなりません。
中間テストや期末テストはもちろん、定期テストを実施するクラスもあり、成績についても学期ごとの最終成績が出るので常に勉強しなければなりません 。
日本の大学のように入学すればよいわけではなく、入学後にどれだけ勉強を続けられるかが重要です。
関連記事>>>アメリカの大学と日本の大学との違いを紹介!
特徴④大学院ではより専門性が高くなる
4つ目の特徴は、アメリカでは教育の中心は大学院にあることです。
医学や法学、宇宙工学など先進分野や高度な分野は大学院でしか学べなかったり、ほぼすべての学問において本格的な内容を学ぶためには大学院でしかできないです。。
アメリカの大学では、入学よりも卒業のハードルが高いとされ、当然といえば当然ですが学生生活の殆どを勉学に費やすことが求められます。
大学院に入学するには、大学の成績やその人のバックグラウンドが非常に重視されるため、大学院に入学したい学生は大学でよい成績を収める必要があります。
関連記事>>>【徹底解説】アメリカの大学院に留学するには?奨学金付き留学も可能?
社会人がアメリカ大学に留学する目的とは?
社会人がアメリカの大学に留学する目的は以下の3つです。
- 休暇を利用したリフレッシュ
- キャリアアップ
- 大学・大学院で本格的に学ぶため< /li>
目的①休暇を利用したリフレッシュ
1つ目の目的は、休暇を利用したリフレッシュです。
1〜2週間程度の休暇を利用して、留学を考えている社会人は現地の語学学校に行くことをおすすめします。
語学学校にはアジアの人だけでなく、南米やアフリカなど、世界中からの留学生が集まるため、交友関係が広がります。
新しい文化に触れたり、アメリカに友人と旅行したりするのも一つのリフレッシュ方法です。
目的②キャリアアップ
2つ目の目的はキャリアアップです。
語学学校の英語だけでなく、実践的な英語を学ぶ社会人が増えてきているからです。
一定の勤続年数を超えた社員に与えられる「リフレッシュ休暇」や長期休暇を用いてスキルアップを目的で休職します。
英会話にとどまらず、ビジネスでも使える英語を学び、待遇改善につなげられるのがメリット。
語学学校に通いながら、ボランティアやビジネスやマーケティングを学べます。
目的③大学・大学院で本格的に学ぶ
大学や大学院に入学して本格的に学ぶ社会人もいます。
会社を退職 、または休職し、必要な書類をすべて揃えれば入学に挑戦する基盤は整います。
必要な書類は以下の通りです。
下記記事では大学を選ぶ際のポイントを8つ紹介したうえで、具体的な志望校の絞り方も解説しています。アメリカの大学の選び方は難しいからこそ、ぜひご覧ください。
関連記事>>>留学で失敗しないアメリカの大学の選び方
入学に必要な書類
- 英語力を測るテスト(TOEFLやIELTS)
- 大学院に行く方は適正テスト (GRE/GMAT)
- 推薦状(職場や大学の職員からが主流)
- 志望動機(エッセイ)
- 履歴書
他にもビザをはじめとした必要な書類も準備しなければなりません 。
アメリカの名門大学を目指すなら編入制度を使うのがおすすめ
まだ、大学卒業資格を持っていない社会人の方に限りますが、名門大学の卒業を目指す方は、編入制度を使うのがおすすめです。
編入制度を使う方が良い理由は以下の通りです。
編入制度を使う方が良い理由
- 高校の成績が不要
- 高いTOEFLやIELTS、SATの点数が不要
- 4年間の総授業料を減らせる
高校の成績が良くない人や英語がもともと苦手な人には、名門大学への入学は難しいです。
また名門大学に入学するには、よい高校の成績やTOEFL、SATの点数を獲得しなければなりません。
他にも名門大学の授業料は高く、最初の2年間だけコミュニティカレッジといった短大で授業料を安くするほうが、4年間の総授業料を減らせるメリットもあります。
社会人がアメリカの大学に留学する際にかかる費用
アメリカの社会人留学で実際にかかる費用は以下の通りです。
期間 | 金額(目安) |
1ヶ月 | 20~60万円 |
3ヶ月 | 40~140万円 |
半年 | 80~300万円 |
1年間 | 150~700万円 |
※航空券(往復)、学費、滞在費(家賃、寮費)、食事込
アメリカに社会人留学するとき1ヶ月に最低でも20万円は必要です。
しかし以下の状況によって大きく変わるため、多めにお金を準備しましょう。
貯金すべき理由
- 急激な円安
- 都市部での生活
- 名門大学や私立大学で勉強する
- 現地の物価の高騰
社会人がアメリカの大学に留学する際に必要なビザ
アメリカの社会人留学するときに必要なビザは、以下の通りです。
ビザ | 内容 |
F-1ビザ(学生ビザ) | アメリカ国内で認定された大学や教育機関で週18時間以上授業を受けるときに申請が必要 |
M-1ビザ(職業訓練学校生ビザ) | アメリカで非学術的もしくは職業的な教育が必要なときに申請が必要 |
J-1ビザ(交流訪問者ビザ) | アメリカの交換ビジタープログラムへの参加が認められたときに申請が必要 |
アメリカは3ヶ月以上の大学留学や語学留学を行う場合に申請が必要です。
また週に18時間以上授業を受ける場合もF-1ビザの取得が必要になります。
社会人がアメリカの大学に留学する際のポイント
留学を成功させるには準備だけでなく、学習にも気をつけなければなりません。
書類の手続きだけ済ませてアメリカに出発する前に、留学を成功させる目のポイントを覚えておく必要があります。
社会人が留学を成功させるために必要なポイントは以下の3つです。
社会人が留学を成功させるために必要なポイント
- 目的を明確にしておく
- 帰国後も意識しておく
- 可能な限り英語力や基礎教養を高めてから留学にいく
それぞれ詳しく解説します。
ポイント①目的を明確にしておく
1つ目の重要なポイントは、目的を明確にすることです。
目的もなくなんとなく留学をしてしまうと、何も得ずに留学生活を終えてしまうリスクもあります。
「留学して何を得たいのか」や「自分が今後どのように生きていきたい」のかを明確にしなければなりません。
とくに帰国後もしくは卒業後のことも考える必要があります。
ポイント②帰国後も意識しておく
帰国後に「なにをしたいのか」や「どこの業界に就職したいのか」を考えるようにしましょう。
留学する前の自分に足りないスキルや経験を理解して、帰国までに得たいモノをリスト化しなければなりません。
留学で得られる知識やスキルを事前に確認すれば、希望の就職先に入社する前に留学中にやるべきことが明確になります。
ポイント③可能な限り英語力や基礎教養を高めてから留学にいく
留学する前にできる限り英語力を上げておく必要があります。
留学後に英語の勉強を始めてしまうと、自分が学びたいことに時間をかける余裕がないです。
時間とお金には限りがあるため、英語の下準備はできる限り事前に済ませたほうが実りのある留学になります。
また、基礎教養についても復習しておいた方が良いでしょう。
英語で話している内容が言葉上だけで理解できても、そもそも日本語でもわからない場合は理解するまでに時間がかかってしまうからです。
アメリカの大学へ留学するのに必要な英語力
アメリカ留学を真剣に考えている方の中には、アメリカの大学に留学する前にどの程度英語を勉強するべきか不安に感じている方も多いかと思います。
こちらの記事ではアメリカ留学に必要な英語力や資格を解説し、留学前にやっておくべき学習も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事>>>アメリカの大学へ留学するのに必要な英語力と基準となる5つの試験
社会人が留学前に行っておきたい英語力向上方法
留学する前に英語を向上させたい社会人も多いと思います。
しかし留学に対応できる英語の学習方法がわからない人も多いです。
そのため当記事では、3つの方法に絞って解説します。
英語の学習方法
- 英単語を覚える
- 文法を学ぶ
- 英会話に慣れておく
- 留学先について勉強する
方法①英単語を覚える
最初に学習するべき分野は単語学習です。
単語の学習には時間がかかり、覚えている単語数によって内容の理解度に大きく影響を与えます。
留学中に友人や誰かとの会話で単語量を増やすのはもちろん、国内で中学や高校の試験、TOEICに出る単語等を事前に覚えましょう。
単語の意味を覚えるだけでなく、発音や使い方を理解すれば後述する文法の学習の手間が省けます。
方法②文法を学ぶ
2つ目の学習法は、英語の文法を学ぶことです。
文法も国内で基本的な内容は学習できるからです。
日常会話では難しい文法知識は不要で、中学や高校の内容でも十分に対応できます。
最低限の基礎基本がなければ、英会話ができずコミュニケーションをとるときに苦労します。
方法③英会話に慣れておく
留学前に学習する3つ目の方法は、英会話に慣れることです。
英語を完璧に話せる必要はなく、最低限の英会話を身に着けましょう。
具体的には、お店で注文をする場面やわからないことを聞く方法、よく使われるあいさつなどです。
今はインターネットで現地の人と会話ができるため、国内にいながら学習できます。
方法④留学先について勉強する
4つ目の方法は、YouTubeや海外のニュースサイトなど現地の情報収集です。
現地の英語に慣れたり、考え方や日常生活に関しての知識が得られたりできます。
留学する前にアメリカの文化やマナーを学べば留学先でトラブルを避けられるだけでなく、留学へのモチベーションにもつながります。
社会人がアメリカに留学するときは目的を整理してからにしましょう
今回は社会人がアメリカへ留学する前に知っておくべきことを解説しました。
今後社会人で留学したい方は、まずは目的を整理することから始めることをおすすめいたします。
留学をしたいと思っている理由、留学後の自分の将来設計、留学で得たものを将来どのように活用したいのか考えておいた方が良いことはたくさんあります。
当記事で紹介された勉強法や留学を成功させるためのポイント、アメリカと日本の大学の違いを意識しながら留学を検討してみてください。
U-LABOでは、カルフォルニア大学(UC)をはじめとした名門アメリカ大学への編入プログラムを用意しています。
編入する前から編入後、就職活動までをサポートするので、編入を考えているけど、不安が多い方は編入プログラムを受けるのをおすすめします。
無料相談も実施しているのでお気軽にご相談ください。