カリフォルニアの高校からコミュニティカレッジ (コミカレ) へ進学し、その後名門私立大学への編入学を果たしたYujiさんに、U-LABOカウンセラー三橋がお話を伺いました。

進学先のUniversity of Southern California (USC) をはじめ、University of Caifornia (UC) のトップ校を含む7校から合格通知を受け取ったYujiさん。

そんなYujiさんがコミュニティカレッジへ進学した理由と自己探求の過程、そしてUC合格の秘訣について語っていただきました!

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コミカレから4年制大学へ編入する道を選んだ理由とまわりの反応は?

高校3年生になって初めて4年制大学へ出願したとき、希望していた大学には合格できなかったんです。それに当時は自分が何を専攻したいのかもよく分からなくて。だからコミカレに行って、自分が何をやりたいか考えてから、行きたい大学へ再出願するのがいいかもしれないと思ったんです。もっといいGPAと課外活動で再挑戦するチャンスでもあるから。

それで両親に相談したら「学費も抑えられるし、再挑戦もできるんだから、それが一番いい選択だね」と賛成してくれました。それでコミカレに進学する決断をしました。

両親は応援してくれたけど、アメリカ人の中には「コミカレは4年制大学に劣る」という固定観念を持っている人がいるんです。実際、僕がコミカレに進学することを友だちに話したとき、最初は信じてもらえませんでした。友だちはみんな4年制大学に進学しましたし。 

4年制大学がコミカレより優れているという考え方は確かにあります。だけど僕は正しい道も間違った道もないと信じているし、誰もが自分にとって正しいと思える道を自分で選ぶことができるはずだと思っています。

コミカレから4年制大学へ編入する利点は?

僕がそうだったように、自分の専攻を探求できることだと思います。

大学入学前に自分が何をしたいのか分からない学生も多いと思うし、分からないままなんとなく4年制大学を選んで進学する学生もいます。それもひとつの選択肢ではありますが、コミカレに入学すればそこで自分の専攻を探求できるんです。自分の専攻したいことや本当にやりたいことをコミカレで見つけてから、自分の専攻に最適なプログラムがある4年制大学を調べて出願すればいい。

なので4年制大学進学に不安を感じている人や、将来何をしたいのか、何を専攻したいか分からない人にはコミカレはいい選択肢だと思います。

それに憧れの大学や希望の4年制大学に合格できなかった学生にとっては、コミカレ進学が編入学のチャンスに繋がる。2度目のチャンスを得ることができるんです。

専攻はいつ決めましたか?選んだ理由は?

高校生の頃からビジネスの道に進もうとは思っていたんですが、100パーセント確信があったわけではなくてエンジニアリングなどの理系専攻も考えていました。

コミカレの最初の学期に、専攻とキャリア準備に関するカウンセリングのクラスを取ったんです。自分のキャリアや専攻について考えるいいきっかけになりました。そして同じ学期にEconomics (経済学) のクラスも取っていたんです。初学期にこの2つのクラスを履修したことで、自分がやりたいことはビジネスだと確信を持って専攻を決めることができました。

僕の長期的な大きな目標の一つは、経営者や起業家として地域社会に貢献すること。この目標に向けて、ビジネスを学ぶことが僕にとって正しい選択だと感じたんです。

ただ、ビジネス専攻での編入学はどの4年制大学でも競争率が高くて不安はありました。これは大学院の話ですが、University of California, Berkeley (UCB) のHaas School of Businessの合格率はたったの5%。その数字を見ただけで怖くなりましたね。UCBやUniversity of California, Los Angeles (UCLA)に、ビジネスではなく経済学専攻で出願しようと考えたこともあったくらい。

でも経済学はビジネスより広範な分野なんです。僕が学びたいのはビジネス。だから入学が難しいかもしれないリスクを承知で、ビジネス専攻での出願を決意しました。競争が激しいことは分かっていますが、自分が本当にやりたいことを学びたいから。 今はビジネス専攻で出願して良かったと思っています。

専攻を決めかねているコミカレ生へアドバイスをお願いします。

自分が何をしたいのかまだ分からない、というのはまったく普通のこと。カウンセラーに相談してみたり、カウンセリングのクラスを受けてみるといいと思います。専攻準備に関するカウンセリングのクラスは、大学生活への移行をスムーズにするのにも役立つから、もし専攻に迷っているならぜひ受講してみてください。 

それから、専攻を決める前に、自分が将来何をしたいのか、どんな職業に就きたいのかを一番に考えることが大切です。専攻を決めてからキャリアや仕事を考えるのではなく、まず自分のキャリアに関してやりたいことを明確にするべきだと思います。

この先5年から10年で自分がどんなことをしていたいのか想像して、やりたいことがはっきりと見えてきたら、それを実現するために必要な専攻を選ぶ。僕にとってはそれがビジネスでした。

学業に関して高校時代との最大の違いと苦労したことは?

授業やコースワーク自体は大学レベルなので難易度は高くなっていますが、時間的に柔軟性があるというのが一番の違いだと思います。 

高校時代は月曜日から金曜日まで毎日7時間授業でしたが、コミカレの秋学期と春学期には4クラスずつしか取っていませんでした。それに毎日対面授業があるわけではなくて、週に2、3回、場合によっては週に1回だけ。 自分のペースで進められるアシンクロナスという形式のコースワークもあったし。

そこで重要になってくるのが、時間管理能力と自分自身に責任を持つこと。コミカレでは自立心と自主性が求められるから。高校では先生がいろいろとフォローしてくれますが、コミカレではすべて自己責任。自分でしっかり時間を管理して、自分で責任を持てば、コミカレでも上手くやっていけると思います。

実際、僕も最初のうちはそれほど苦労しなかったんです。時間管理と自己責任を意識していたし、大学のやり方にスムーズに移行できるように少し簡単なクラスを取っていたので。

一番苦労したのは2年目の夏学期。アルバイトしながら微積分のクラスと英語のクラスを取っていたんですが、夏学期は6週間しかないから授業の進度がすごく早くて。もっとうまく時間管理しなきゃとプレッシャーを感じる毎日でした。今思えば、学業についてアルバイト先の上司ともっとうまくコミュニケーションを取っていれば、時間をもっとうまく管理できていたら、もしかしたら微積分のクラスでAを取れていたかもしれない。 

でもアルバイトやインターンシップ、ボランティアなどの経験は、編入学出願にも役立つんです。出願に必要なエッセイの題材にできるし、課外活動リストにも書ける。僕は当時の上司に推薦状も書いてもらいましたし。特にコミカレ生は、何らかの職務経験やボランティア経験を積むといいと思います。

でもやっぱり最優先は学業。最終成績が確定してしまえば、交渉の余地はない。時間管理や勉強を優先するのが難しい時は、あまり多くのことを抱え込まないようにして、とにかく勉強して最高の成績を取ることを絶対に優先すべきだと身をもって感じました。

UCに合格するために重要なこととは?

努力すること、自分自身を理解すること、そしてエッセイを優先することだと思います。

成績はもちろん重要ですが「人としてどうあるべきか」ということも同じくらい重要。だからエッセイで自分を表現できるよう最優先で取り組むべきなんです。

僕がU-LABOのサポートを受けながらエッセイを書いていたとき、最終稿完成まで何度も何度も何度も修正を繰り返しました。

エッセイは特に時間がかかるので、できるだけ早くブレインストーミングを始めるべきだと思います。ドラフトを書いて何度も何度も修正することを考えると、遅くとも出願が始まる8月頃までには書きたいことのアイデアを出しておく必要があります。

それから先ほども言いましたが、仕事かインターンシップ、あるいはボランティア経験をすることですね。出願願書の課外活動リストに書けるので。

まずは週に数時間、なんでもいいから自分が取り組めることを探してみるといいと思います。たとえその課外活動が専攻とは関係なくても、献身的な姿勢と一貫性がアピールポイントになると思うし。

僕は1年半以上子ども向けの学習塾でチューターと採点をしていました。UC出願エッセイを書くのに役立ったし、課外活動リストにも1年半の実務経験として記載できました。 

就労に制限のある留学生でも、学内ならチャンスはあると思います。大学出願のためのSA (Student Assistant) や TA (Teaching Assistant)とか。以前受講したコースのチューターとして働くこともできます。

それから、学内でも学外でも、ボランティア活動なら簡単に見つけられるし参加もしやすいと思います。学校からのメールやデジタルチラシに、ボランティア募集の情報が載っていることもあるし、クラブに参加していればさらに機会が多くなるはずです。 

僕は The Rotaract Business Club at SMC という学内のクラブを通じてボランティア募集の情報を見つけていました。ディスコード・チャットやコミュニティ・チャットがあって、そこでボランティアの募集が行われるんです。その中から僕が参加したのはビーチクリーン。23時間の海岸清掃という簡単な活動でしたが、クラブの人たちと知り合えたしとても有意義な時間でした。

このクラブを選んだのは、週一回のミーティングでビジネスに関する経験を積むことができると思ったから。コミカレの2年生に進級したときに入ったんですが、理想を言えば1年生の初学期から参加すべきでした。クラブの在籍期間が長ければ長いほど献身的な姿勢をアピールできるので。

もちろんこのクラブでなくても、もっと文化的なクラブでもいいと思います。クラブのイベント設営を手伝うのもボランティアの一例として使えるかもしれないし。でも一番いいのは、自分の専攻に関係するクラブや活動。願書や課外活動リストのアピール力アップにつながるはずです。

大学卒業後のプランはありますか?

卒業後すぐにビジネスを始めるのは難しいと思っています。だからまずは企業で経験を積んで、金融の道に進むつもりです。

今考えているのは、金融の分野で集中的に経験を積んで勉強すること。そして経験を積んで資金が増えたら、事業計画を立てる。いい人材がそろったら、ビジネスを始める決断をすればいい。

将来MBA(Master of Business Administration:経営学修士)スクールに行くことも考えていますが、まだ決めかねているところです。 

ある程度の実務経験を求めるMBAスクールが多いので、出願する前に1年か2年働いた方が賢明だなと思っていて。それに企業に勤めて良好な人間関係を築ければ、最終的に会社がMBA取得にかかる学費を負担してくれることがあるんです。

もちろん仕事で結果を出さなきゃいけないし、簡単な事ではありません。企業で働きながら学校にも通い、うまく時間管理できることを証明する必要もありますし。 でも実際に、企業が学費を負担してくれてタダ同然でMBAを取得した人はいるし、不可能ではないと思っています。

U-LABOを知ったきっかけと選んだ理由は?

母が新聞の広告を見て教えてくれたのがきっかけです。その広告とU-LABOのホームページを見て、出願エッセイの添削サポートを受けたいと思いました。

というのも、エッセイは合格を勝ち取るために2番目に重要な要素だと思うんです。まず第一にGPA、次にエッセイ、そして課外活動リスト。だからエッセイでできるだけ多くのサポートを受けたかったんです。

実は初めて4年制大学に出願したときは、サポートをあまり受けられなかったんです。まだ将来何をしたいのか分からなかったっていうのもありますが、COVIDの影響があったので。サポートを受けるために誰かと交流すること自体が大変な時期だった。

だから今回2度目の出願にあたって、エッセイでできる限りのサポートが欲しくてU-LABOのサービスを利用することを決めました。

U-LABOを選んだ理由は、母が日本人で、僕には日本人のバックグラウンドがあるから。そしてもうひとつは、コスト。エッセイ添削サービスを提供している会社は他にもありますが、その会社の方が断然高かった記憶があります。

エッセイを書いたり、アピール力のある願書を作成することに不安を感じている人は、U-LABOのような会社のサービスを利用するのが一番だと思います。もしサポート会社を使わないなら、少なくとも英語の教授に自分のエッセイを見てもらったり、OBやOGに聞いたり、自分が行きたい大学に合格した人にサポートを求めたりするべき。さまざまな視点からエッセイを見てもらい、何度も何度も添削してもらうのは絶対に必要だと思うので。

編入学を控えている学生へメッセージをお願いします!

現在歩いている道を不安に感じるかもしれませんが、同じように感じている学生はたくさんいます。努力を続け、自分自身に正直でいれば、望む未来へと進むことができるはずです。そして、将来何をしたいかを探求し、自分自身を深く理解することが重要だと思います。

また、それを出願エッセイに反映させられるかどうかで、合否が決まると言っても過言ではありません。回りのサポートを受けながら納得のいくエッセイを書けるよう頑張ってください。

とても参考になるお話をありがとうございました!

この他にも、U-LABO生やアメリカ大学卒業生の体験談を多数ご紹介しておりますので、以下よりぜひご覧ください!

U-LABO体験談 – U-LABO | 世界トップ大学への進学 (ulabo.org)
学生・卒業生インタビュー – U-LABO | 世界トップ大学への進学 (ulabo.org)

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記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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