海外大学進学や留学を目指すうえで重要なGPA。アメリカをはじめとする海外の大学では成績評価の基準として主流となっており、日本でも導入する学校が増えてきました。しかしながら、「どうやって計算したらいいの?」「計算の仕方がややこしく難しい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな皆様の声にお応えして、この度U-LABOは「GPA計算機(GPA Calculator)」を作成しました。取得単位数を入力するだけで、学校ごとに異なる評価制度に応じたGPAを簡易的に算出いたします。

そんなU-LABOのGPA計算機の使い方も併せて、GPAの計算方法を解説していきます!

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そもそもGPAって何?

GPAとは「Grade Point Average」の略で、成績評価の平均を数字で表したものです。海外では学力を判断する手段として多くの学校が導入しており、進学や留学の際にはGPAの数値が重要視されます。

学期末、学校では教科ごとに「優・良・可・不可」や「A・B・C・D・E」といった成績評価が与えられます。GPAでは「優は4ポイント」「不可は0ポイント」というように各評価に得点を設定し、全教科の評価平均値を算出。成績の評価制度は学校ごとに異なりますが、数値化することで第三者からも成績レベルが分かりやすくなります。

評価ごとの配点は上限4.0、下限0.0で設定する場合が多いですが、全世界で共通というわけではありません。たとえば、アメリカでは上限4.0、下限0.0の5段階、オーストラリアは上限7.0、下限0.0などと設定されています。

GPAは成績の平均値であるため、低成績の教科が多いほどGPAの数値は低く、好成績の教科が多いほど数値も高くなります。特にアメリカの難関大学を目指す場合にはGPA4.0に近い数字を維持することが求められるため、どの教科もまんべんなく好成績を収める必要があるでしょう。

関連記事>>>アメリカ留学に必要なGPAって何?日本の成績との違いは?

GPAの計算方式とは

成績の評価方法は学校ごとに異なります。一般的には4段階、5段階、6段階、8段階、11段階のいずれかを採用していることが多いです。各段階の評価例は以下の通りです。

4段階優、良、可、不可A、B、C、F/D
5段階秀、優、良、可、不可A、B、C、D、F/E
6段階最秀、秀、優、良、可、不可S/A+、A、B、C、C-/D、F/P/E
8段階S、A+、A、B+、B、C+、C、F/D
11段階S、A+、A、A-、B+、B、B-、C+、C/C-、C-/D+、F/D
【表1:成績評価の例】

仮に「秀、優、良、可、不可」という5段階評価を採用している場合、アメリカで主流とされる上限4.0、下限0.0のGPAに換算するときには以下のように配点されることが多いです。

評価得点成績評価GPA
90~100点4ポイント
80~89点3ポイント
70~79点2ポイント
60~69点1ポイント
0~50点不可0ポイント
【表2:5段階GPAの配点例】

上記の表を用いてGPAを算出するためには以下の式に当てはめます。

GPA=各成績の(単位数×GPAポイント)の合計÷(総取得単位数)

例えば1年間で、秀6単位、優10単位、良8単位、可4単位、不可2単位という成績をとったとします。このときのGPAは、(4ポイント×6単位)+(3ポイント×10単位)+(2ポイント×8単位)+(1ポイント×4単位)+(0ポイント×2単位)÷30単位=2.5です。

成績評価単位数GPAポイント
6単位4ポイント×6単位=24
10単位3ポイント×10単位=30
8単位2ポイント×8単位=16
4単位1ポイント×4単位=4
不可2単位0ポイント×2単位=0
計30単位(24+30+16+4+0)÷30単位=GPA 2.5
【表3:GPAの計算例】

このほか、4段階、6段階、8段階、11段階評価を採用している場合には学校ごとの基準に従って得点を配点し換算されます。たとえば4段階であれば、優4ポイント、良3ポイント、可2ポイント、不可0ポイントなどです。

GPAで成績を数値化したとしても、大学によって換算方法は異なります。そのため、海外大学進学の際にはGPA数値のほかに英文成績証明書の提示が必要です。
英文証明書とは履修科目や取得単位、評価などを英語で表記した書類のことで、発行まで時間が掛かる場合もありますので時間に余裕を持って依頼しましょう。

関連記事>>>【簡単】GPAの計算方法って?成績評価別の換算方法を解説!U-LABOオリジナルGPA計算機の使い方も

計算機でGPAを簡単に算出

GPAの計算方法について説明してきましたが、いざ計算しようとすると、ややこしく大変です。そこでU-LABOではGPAを簡単に算出する計算機を作成いたしました。4段階、5段階、6段階、8段階、11段階という5種類の成績評価に対応しており、取得単位数を入力するだけで簡易的にGPAを計算いたします。

換算方法は端数なし、端数ありの2種類を用意。端数なしでは、北米の大学で主流とされている5段階のGPAポイント(4、3、2、1、0)に換算。端数ありでは上限4.0、下限0.0と設定し、「秀=3.33」というようにさらに細かく計算します。

たとえば、最秀・秀・優・良・可・不可の6段階評価であれば以下のように換算しています。

成績GPA(端数無)GPA(端数有)
最秀90~10044
80~8933.33
70~7922.67
60~6912
50~5901
不可0~4900
【表4:U-LABOのGPA換算例】

もし在学中の単位数が最秀30、秀30、優30、良15、可10、不可10だったとすると、端数無のGPAは2.3、端数有のGPAは2.7です。現在のおおまかなGPAを明確にすることで、成績の把握や志望校選びにも役立ちます。

煩わしい会員登録なども不要で気軽にお使いいただけます!ぜひご活用くださいね。

まとめ

GPAは海外大学留学にとって重要な要素です。自分の成績を確かめる手段として、U-LABOのGPA計算機をぜひご活用ください。ただし、GPAの算出方法は各学校によって異なりますので、あくまでも参考として使用することをおすすめします。

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記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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