アメリカの大学院留学に行きたいけれど、何から準備を始めたらいいのか分からないー。そんな悩みを持っている人は、まずはアメリカの大学院制度について正しく知り、進学したい大学院について情報収集してみましょう。その上で、進学に必要な条件や学費などについて理解を深めましょう。
アメリカの大学院進学に必要な英語力は、決して低くはありません。もし英語力に不安を感じている方は、U-LABOが提供する海外大学進学塾「U-LABO BRIDGE」で英語力を高めませんか?基礎を重視したマンツーマンの指導で、大学院留学を果たせる英語力を身に着けられるでしょう。
アメリカの大学院とは
アメリカで大学院課程を設ける教育機関は、約2700校に上ります。大学院課程は4年間の学部教育を終えている人を対象としており、この点は日本の教育システムと同じです。アメリカでは学部課程で一般教養や各専攻の基礎を学び、大学院課程でより専門的な研究を進めるという仕組みになっています。つまり、深い知識を学びたいのなら、大学院へ進む必要があります。
また、アメリカでは、学部で学んだ分野と全く異なる分野の大学院へ進学することも一般的です。自分が興味関心を深めたいことに対し、制約なく新たな挑戦ができるのは大きな魅力です。
大学院課程を修了(修士:1~2年、博士:修士課程を含めて4~8年)すると、修士号(Master’s Degree)または博士号(Doctoral Degree or Ph.D.)を取得できます。
アメリカの大学院の分類
アメリカの大学院は、2つに分類され、それぞれ学ぶ内容やゴールが異なります。
①学術系大学院(グラジュエートスクール:graduate school)
アカデミックな学問的研究・教育に主眼をおく課程です。伝統的な人文・社会科学の分野や、理学・工学・応用科学分野における学位を取得できます。修士課程を修了した後、博士課程へ進むこともできます。
②専門職系大学院(プロフェッショナルスクール:professional school)
専門職養成教育を目的とする課程で、修士号取得までで終了します(ほとんどの場合、博士課程がない)。具体的には、経営学、法学、医学、獣医学、歯学、建築学、福祉学、ジャーナリズムなどの分野で、専門職に就くための実践的知識や技術の養成を行います。大学院で学ぶ内容について、学部で学んでおく必要はありません。そもそも医学や法学、公共政策学といった専門性の高い分野は、大学院でしか学べないのです。ただ、その分野での実務経験などは重要視されます。実際、ビジネススクールでは、入学にあたって一般に3年以上の実務経験を要求しているところが多いようです。

修士課程と博士課程について
大学院には、修士課程と博士課程という2つの課程があります。それぞれの概要や、授業の進め方、評価基準を紹介します。
●共通事項
アメリカの大学院は、9月~翌年5月までを1年度とし、2学期制をとる場合が多いです。
●修士課程
アメリカの大学院修士課程は、4年制大学を卒業した人が、さらに専門的な知識を学ぶ場です。卒業までの平均的な期間は1~2年です。
各科目に単位が設定されており、その単位を修得すること(30~60単位必要)で「修士号」を得られます。学部課程において着実に単位が取れている人であれば、大きなギャップを感じることはないでしょう。
修士論文も必ずしも書くわけではなく、選択的です。「書かない」を選択した場合、試験を受けたり、少し多めに単位を取ったりすることになります。修士修了後に博士課程を目指すのであれば、論文は書いておく方がいいでしょう。
●博士課程
アメリカの大学院博士課程では、修士課程より高度・専門的な知識を学びます。修了するまでに4~8年程度かかるでしょう。90単位ほどを取得するとともに、独自性をもった博士論文を書かなければなりません。課程を修了すると、Doctor of Philosophy(Ph.D.)を取得できます。
●修士・博士一貫課程
修士と博士がセットになった「一貫課程」は、日本にはないアメリカの大学院ならではのシステムです。

アメリカの大学院への受験・進学プロセス
①準備期
アメリカの大学院への進学を目指すなら、まずはどの大学院へ進学するか決めなければなりません。2700校以上にある大学院課程の中から、自分の希望に適したものを選定します。そのうえで、英語テストやGMATなどのテスト勉強に取り組みます。
②出願期
大学院出願の締め切りは早めです。秋入学であれば入学時期の1年~9カ月ほど前を目安に、書類の準備などを進めましょう。
③合格通知
入学予定時期の半年ほど前(秋入学なら3~4月)に、合格通知を受け取ります。
④入学手続き期
合格通知を受け取った後、大学院へ入学金や授業料の払い込みなどを行います。ビザの手続きや保険、住居の手配など海外での生活基盤を整える準備も怠ってはなりません。
⑤渡航!
授業開始1週間ほど前にオリエンテーションが実施されます。ここでキャンパスの雰囲気をつかみ、授業開始に備えましょう。
アメリカの大学院進学に必要な英語力・成績
●英語力
アメリカの大学院進学が可能な英語力としては、「TOEFL80点以上」が目安です。あまりに英語力が低いと、出願時に必要な学力テストを受けることすらできなくなってしまいます。
ただ、「英語力がなければ不合格」というわけではありません。大学の成績やエッセイなどさまざまな書類・スコアを考慮して合否判定を行います。

●大学の成績
大学院の合否判定に大きく関わってくるのが、大学の成績(GPA)です。日本の大学で「優」であれば4.0ポイント、「良」であれば3.0ポイント、「可」であれば2.0ポイントとして計算し、その平均値がGPAとなります。アメリカの大学院では、GPA3.0以上が求められます。また大学院で専攻する分野と関連する科目の成績は、より重要視されます。
英語力と同様に、3.0を下回ったからといって不合格とは限りません。エッセイや推薦状、英語力などでアピールできれば、GAPの不足をリカバリーできるでしょう。
アメリカの大学院進学費用
アメリカの大学院は教育の質が高い分、授業料も高額です。私立か公立かなどによって左右されますが、一般的には学費として200~500万程度必要です。公立大学院の方が比較的安価ですが、留学生ら州外の学生に対して授業料を高く設定している場合もあります。
このほか住居費、食費、日用品代、通信費、交際費なども用意しておかなければなりません。生活費の額についてはライフスタイルによってまちまちですが、都会の方が住居費・食費共に高い傾向があります。
費用は高額ではありますが、アルバイトをしたり、奨学金を獲得したりして、対応しましょう。

おわりに・U-LABOがアメリカ大学院進学をサポート
アメリカの大学院のシステムや特徴、具体的な進学条件などについて紹介しました。大学院留学は決して簡単な道ではありませんが、実現した先にはキャリアの充実や自己実現といった大きな成長が待っているはず。まずは自分の興味のある大学やプログラムをリサーチするところから始めましょう。
U-LABOは、海外大学進学塾「U-LABO BRIDGE」を展開しています。英語力の向上や、課外活動対策など大学院受験に直結するサービスを提供していますので、ぜひ無料相談・LINE相談をご利用ください。

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