カリフォルニア大学への編入を目指している方は、「日本人がUCLAに留学できない2つの理由」のような記事を見かけたことがあるのではないでしょうか。

実際にカリフォルニア大学編入に長年携わってきましたが、実際にこちらに記載されているようなことが起きているのが事実です。
実際に、多くの日本人学生がUCトップ校編入を夢見て渡米するも、右も左もわからずに留学資金と時間を無駄にして、結局編入できずに帰国してしまったり、志望校に入学できなかったりするケースが多く見られたことがきっかけでU-LABO設立されたほどですから。

栄 陽子さんもおっしゃる通り、「人生を台無しにしてしまう若者があとを絶たない」のです。そこで、今回はUC編入に特化した支援を行なっているU-LABOが、トップ校への編入が日本人留学生にとって難しい4つの理由について、解説したいと思います。編入を目指している方の参考になれば幸いです。

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UCLA/UCバークレーへの編入が難しい4つの理由

① 編入までの計画がなく、予想以上のお金と時間を費やしてしまう

Schedule Activity Calendar Appointment Concept

UCトップ校への編入には、一般教養科目と呼ばれるクラスと自分の専攻のクラス、そして、それ以外にも編入に必要な単位数を満たすためにクラスを履修する必要があります。コミカレ入学したばかりの学生にとって、どのクラスを履修するか、どの順番で履修するか、編入までの履修計画を立てるのは、簡単なことではありません。ついつい、興味のある科目を選択してしまいがちですが、そのように無計画に履修をしていくことは、編入学では時に命取りとなってしまいます。コミカレでの履修を失敗すると、どうなるのか、失敗例をいくつかご紹介しますね。

失敗例① 教授/科目選びを間違える

日本の大学では、あまり考えられませんが、アメリカでは、点数をあまりくれない意地悪な教授や、どの生徒にもほとんどAをあげない教授が普通にいます。
そのような教授の授業を取ってしまうと、良い成績を取ることは期待できません。

また、現在の自分の実力より難易度の高い授業を選択してしまうと、ついていけず落ちこぼれてしまいます。しかしながら、UCLAやUCバークレーなどのトップ校へ編入する場合は、コミカレのクラスでAを取り続ける必要があります。

そうすると、自分に非がなくても、履修し直しや、編入までの期間を延長するなど留年へとつながってしまいます。

失敗例② 編入への必須科目を履修していない

編入学をするにあたって、必須科目を履修する必要がありますが、そこを意外と見落としがち。

必須科目は、志望校や専攻によって変わってくるので、注意深く情報を集めなければなりませんが、かなり労力を使います。

そのため、他にもやることが山積みである留学生は後回しにすることも多く、いざ出願を考えた時に、必須科目の履修が抜けていることがよくあります。
そうなると、必須科目を取り直さなければなりませんね。

失敗例③ 履修した科目の単位をUCへ移行できない

カリフォルニア州は、コミカレから4年制大学への編入システムがとてもよく整えられています。とはいっても、科目によっては、UCへ単位移行できないものも。編入に必要な科目を調べるだけでも大変なのに、確実に単位移行できる科目まで調べ尽くすのは、学生だけでは至難の業です。そのため、移行できない科目は単位にカウントされず、せっかく履修するためにかけた時間もお金も無駄にしてしまうのです。

このように、編入を見据えた履修計画を立てることができていないと、留学3年目になってもUCLAやUCバークレーなどのトップ校へ編入することは、ほぼ不可能です。さらに、留年するとなると、授業料だけでなく滞在費も追加で必要となってくるので、多額の留学資金を費やすこととなり、金銭的な負担が大きくなってしまいます。

関連記事>>>アメリカのカリフォルニア大学への編入に向いているコミュニティカレッジTOP10

② モチベーションの維持が難しい

UC編入では、コミカレで2年間過ごすことになりますが、メンタル面で特に気を遣う必要があります。いざ留学生活が始まると、慣れない土地でのストレスが引き金となって、モチベーションが下がってしまう学生も少なくありません。

また、編入までの道のりは決して平坦ではなく、「果たして自分の進んできた道は正しかったのだろうか」と目指している方向性がわからなくなったり、「これでちゃんと合格できるのかな」と自信がもてなくなったりすることは、よくあります。

コミカレには、4年制大学への編入を目指す学生も多く在籍していることはたしかです。しかしそれと同時に、あまり真剣に取り組んでいない生徒も一定数いるのが現実。そのような環境の中で、2年間高いモチベーションを維持するのは、それなりの努力が要ります。

ましてや、志望校がUCトップ校ともなれば、プレッシャーも大きいですね。そのため、モチベーションを維持することが難しくなり、編入を諦めてコミカレの途中で本帰国してしまう学生もいます。

③ 授業についていけず、GPAが足りない

UCLAやUCバークレーを始めとするUCトップ校へ編入するためには、GPA4.0もしくはそれに近い成績が必要となります。

それゆえに、授業ではAという成績をキープしなければならないのですが、自分の学力レベルに合わない授業を選択してしまうと、ついていくことが難しいかもしれません。特に英語力が向上していない1学期目から難しいクラスをとってしまい、Cなどの悪い成績を取ってしまうとモチベーションも下がって、どんどん成績が落ちていくという悪循環に陥りかねません。

CやBが複数ある場合には、UCトップ校進学は絶望的にもなりますし、中堅校でさえ出願条件が満たせず、、出願できなかったり、不合格になったりしてしまうのです。実際に、成績が落ちてしまった段階で、U-LABOにご相談に来る方も多くいらっしゃるのが事実です。

GPAの計算はこちら>>>【簡単】GPAの計算方法って?成績評価別の換算方法を解説!U-LABOオリジナルGPA計算機の使い方も

④ 留学資金が足りない

コミカレは4年制大学と比較すると、学費がとても安いです。しかし、再履修や留年をするとなると話は別。倍の授業料がかかってくると、当然のことながら予算をオーバーしてしまいますね。

また、カリフォルニアのコミカレには、学生寮がほとんどないので、ホームステイやアパートに住むこととなり、生活費が少し高くついてしまいます。さらに、アメリカの大学において留学生は、現地の人の2~3倍の授業料を払わなければなりません。

例えばUCLAでは、カリフォルニア州民の場合、年間の授業料(2022年)が約175万円(13,804ドル)であるのに対して、留学生は約569万円(44,830)となっています。とても高いですよね。そのため、いざ留学してみると予定外の出費がどんどん増えて資金が足りなくなり、授業料が払えなくなって編入を諦めたり、編入後に退学する学生もいるのです。

※為替レート 1ドル=127円

関連記事>>>カリフォルニア大学(UC)留学費用、どうやって捻出する?

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UCトップ校編入を目指す学生の末路

UCトップ校へ編入するにあたって、留学斡旋業者を利用する方も多いかと思いますが、上記で説明した4つの理由について、きちんと説明をしてくれることは、あまりありません。

それどころか、UC編入を歌い、それに魅了された若者達が編入を目指して渡航するも、失敗して途中で帰国してしまうケースが増えています。留学を途中で断念すると、最終学歴が短大卒や中退、高卒になってしまうリスクがあります。そうなってしまうと、何のために大金を費やして留学したのかわかりません。たくさんの潜在能力がある若い人達も、将来の可能性が狭まってしまいます。

U-LABO代表が学生時代にそういった現状を目の当たりにし、「このような状況を解決したい、そして、多くの日本人が世界で戦える環境を作りたい」という思いで、U-LABOが設立されました。

編入を成功させるための対処法3つ

① 十分に情報収集をして、戦略的な履修計画を立てる

履修計画は、UCトップ校への編入を目指す留学生にとっては、最も重要なもの。

そのため、どの大学へ行きたいのか、どの専攻がいいのか、ということを早い段階ではっきりさせて、戦略的な履修計画を立てる必要があります。たしかにコミカレでは、4年制大学と違って、急いで専攻を決める必要はありません。

しかしながら、編入への必須科目というのは、志望大学と専攻の組み合わせで大体が決まるため、コミカレに入学して色々な科目を履修してみてから決めよう、というのでは合格まで遠回りになってしまうのが現実です。また、専攻の決定や履修計画の作成をする上で、十分な情報収集がカギとなりますが、学生だけで進めていくのは、限界があるのも現状です。

U-LABOでは、そのような履修計画の失敗を防ぐために、独自のデータベースを用いて、それぞれの学生に最適な履修を提案しています。独自のデータベースには、過去10年以上にも渡る卒業生及び在学生からの情報や公開情報をもとに、教授、履修、シラバス、過去問など編入に有益な情報が蓄積されています。そのため、学生の志望校や専攻、英語力、習熟度レベルなどを満遍なく考慮した上で、より戦略的な履修計画を作成することが可能です。U-LABOでのサポート受けることで、効率よく授業を進められ、無駄な出費の削減にもつながりますよ。

② 経験者や先輩と定期的に話す

編入までの2年間、そして編入してからの2年間、高いモチベーションを維持することは、とても難しいですが、UC編入を熟知したカウンセラーやUC編入を成功させた先輩と定期的に話すことで、より具体的な準備や対策、目標などが見えてきて、やる気が湧いてきます。

モチベーションが下がってしまう原因は様々ですが、UCトップ校への編入に関しては、成績の伸び悩み、不明確な目標や目的、カルチャーショックがきっかけとなってしまうことが多いです。

特に、何となく学歴に箔をつけたいから…などというような曖昧な目的で留学してしまうと、トラブルが起きた時に簡単に打ちのめされてしまいます。

U-LABOのUC編入プログラムでは、経験が豊富な専門カウンセラーと定期的なカウンセリングが行われ、渡航前に目標や目的、その他生活面などの不安な点を丁寧に確認していきます。また、コミカレに留学した後も、定期カウンセリングは継続して提供され、具体的なゴールと見落としている点がないかチェックをしていきます。

さらに、UC現役生や卒業生とのパネルディスカッションも頻繁に開催されており、先輩から刺激を受けることで、高いモチベーションを維持できるような環境作りがなされています。

③ プロにエッセイ添削をしてもらう

コミカレでのGPAを左右するといわれるほど、重要なのがエッセイ課題。UCトップ校への編入には、どの科目でもA(90%以上の成績)が必要なので、エッセイで点数を落とすことは致命的なダメージとなりえます。

ここで、「ネイティブのアメリカ人の友達を作って、チェックしてもらおう!」、となってしまう気持ちもわかりますが、ネイティブだからといって高得点が取れるエッセイを書けるわけではないのが事実です。ネイティブが全員Aを取るなら、アメリカの大学はほとんどの人がAになってしまいますよね。英語がネイティブだからといって、良いエッセイを書けるとは限らないのです。

そのため、自然な英語に直すのはもちろんのこと、高得点が取れるエッセイを作成するには、やはりチューターやプロの添削を受けた方が確実です。

U-LABOでは、カレッジエッセイ添削サポートがあり、添削支援を行っています。さらに、エッセイだけでなく、コミカレでの学業のサポート体制も整っており、日本人のオンラインチューターが、文系から理系まで幅広い科目のサポートをしています。

U-LABOのUC編入プログラムでは、2015年から2022年までの7年間でUCへ全員が合格を達成しており、合格者数は延べ74名にも上ります。また、UCトップ校への編入合格率も78%と、高い実績があり、とことん結果にこだわるという姿勢を貫いています。

関連記事>>>アメリカ留学するなら知っておこう!正しいエッセイ(Essay)の書き方

まとめ

今回は、UCトップ校への編入が難しい理由と対処法について解説しましたが、いかがだったでしょうか。

これから留学する方も、もう既にコミカレへ留学している方も、これらの失敗例を参考にして、留学計画を見つめ直すきっかけにしてみてくださいね。

みなさんの編入学が成功することを祈っています。

U-LABOでは、カルフォルニア大学(UC)をはじめとした 名門アメリカ大学への編入プログラムを用意しています。

編入する前から編入後、就職活動までをサポートするので、編入を考えているけど、不安が多い方は編入プログラムを受けるのをおすすめします。

無料相談も実施しているのでお気軽にご相談ください。

記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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