アメリカ留学を考えている人であれば、事前にTOEFLを受験しておくのが良いとされています。英語に関係した試験はいくつもありますので、TOEFLが他とどう違い、どのような試験なのかを知っておくと、より良く試験対策ができるようになります。

特に、TOEFLでは「リーディング」と「リスニング」、「スピーキング」と「ライティング」という4つのセクションに分かれていますので、それぞれのポイントを押さえておくことが大事ですね。

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TOEFLの目的と特徴について

TOEFLは英語スキルを測るための試験ですが、特に英語を使って学ぶ力を判定するというところに重きが置かれています。つまり、大学や大学院といった教育機関で、英語を母語としない人が学習を進めるために十分な英語力を持っているかをチェックするということですね。そのため、科学系や数学、芸術、経済などのアカデミックな内容の問題が多い傾向にあります。

また、学校での授業だけでなく、学生生活に関係した表現力を問う問題も多いです。特に、英語圏での留学生活を仮定した疑似体験をさせる問題セクションもあって、かなり実用的な英語が求められる部分もあります。

こうした目的がありますので、アメリカでも多くの学校がTOEFLのスコアを入学基準としています。一定以上のスコアを取らないと、そもそも入学試験を受けられないとか、入学前に特定の英語スクールに通うように勧められるわけですね。

実際にアメリカ留学をした時に役立つ英語力を身につけられますので、留学を考えているのであれば、ニーズの高い試験と言えます。また、日本でも一定上のスコアを出すと、大学などの単位取得ができるなどの活用もなされていますので、国内においても多くのメリットがあります。

TOEFLでは、冒頭でも述べたように、4つのセクションに分けて試験が行われます。「読んで聞く」というインプットと、「書いて話す」というアウトプットで、ここにもTOEFLならではの特徴があるのですね。

それぞれのセクションは連動していて、インプットで出てきた設定やストーリーが、アウトプットの方でも使われて、解答する上での重要なポイントとなるということです。そのため、4つのセクションはそれぞれ区切りを付けて別枠となっているのですが、しっかりと前に見た問題や解答を覚えておくことが求められます。

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TOEFLのリーディング

リーディングでは通常、3つか4つの長文が出ます。その内容は教養科目となっていて、自然科学や芸術、数学といったジャンルに分けられ、問題によってはミックスされています。長文はだいたい1つ当たり700語で構成されていて、論文のような作りとなっていることが多いですね。かなり幅広い範囲を扱いますので、理系文系のどちらも、単語や基礎的な知識を身につけておくことが求められます。

長文1つ当たり10問が出されるのが一般的で、それぞれの文の流れや要点をきちんと押さえているかが問われます。ジャンルによっては、その分野についての理解がないと問題の意味が分からないこともありますので、一般教養が必要なセクションですね。このリーディングセクションは、54分から72分の時間が取られています。

TOEFLのリスニング

リスニングは、大きく分けて2つの部分で構成されます。講義形式の部分と会話という内容ですね。

講義は、実際の大学の講義がなされているような雰囲気で、講師役が一方的に話している内容を聞き取っていく形となります。この講義形式のリスニングも、かなり幅広い範囲で内容が組まれていますね。専門的な単語もありますが、教養科目を取り扱っていますので、そのジャンルについての専門知識が必要というほどではないですね。

この講義形式のリスニングは3つか4つ、3分から5分の音声が出されて、それぞれに6つの問題が設けられています。

もう一つの会話形式のリスニングは、学校内でよくあるシチュエーションを想定して作られています。たとえば、講師と学生の会話、職員と学生の実務的な会話、さらには生徒同士の会話といった内容ですね。講義形式と違って、複数の人が異なるパートに分かれて会話を進めていきますので、テンポに付いていって、話の流れをしっかりと理解することがポイントとなります。

会話形式のリスニングは3分くらいの音声が2つか3つ出されます。それぞれの音声について、5つの問題が設けられています。リスニングはその回によって、21分から34分と設定されています。

このリーディングとリスニングでインプットの問題は終わりとなりますので、一度休憩をはさみます。10分の休憩が終わると、すぐに自分のコンピューターに戻って、スピーキング問題を受けることになります。

TOEFLのスピーキング

スピーキングセクションは、2つの部分に分かれています。

1つ目は「Independent task」です。これは、日常生活や社会問題について特定のテーマが出されて、自分が考えていることを話すという内容ですね。1問のみのパートで、内容の準備について15秒、解答として45秒を使うことができます。内容も大事ですが、やはり論理的に話しているか、正しい文法や表現を使えているかが見られますね。

2つ目は「Integrated task」です。これは、留学生活において実際に起こり得るシーンを再現した会話問題という感じですね。まず、何かしらのシーンが設定され、それについての文章を読んだり聞いたりした点を、自分なりにまとめて説明するというスタイルが採られます。解答は60秒で行い、問題は3つ設けられています。内訳は、読む部分と聞く部分の後に、得た情報を基にスピーキングに関する問題が2つあり、リスニングからスピーキングをするものが1問となっています。全体で17分のセクションです。

TOEFLのライティング

ライティングは2種類出題されます。1つは音声を聞いて、その内容をエッセイ形式でまとめる問題です。文量は150単語から224単語で要約することになっています。

もう1つのパートは、テーマについて自分で考えたことを書くというもので、300単語以上を記述します。どちらもパソコン上で入力して記入していく形ですね。1つ目が20分、2つ目が30分の合計50分のセクションとして設けられています。

TOEFLの試験対策

TOEFLは、文章や音声を要約する問題がいくつもありますので、日頃から長文や人の話をまとめる訓練をしておくと良いですね。こうした問題は英語スキルだけでなく、読解力や理解力が必要となるからです。

また、スピーキングでは準備時間が短いので、さっと自分の意見を考えてすぐに表現しないといけません。パニックにならないように、あまりじっくりと考えて述べるのではなく、すぐに反応して答える習慣を身につけることも大事ですね。

そして、全体として言えることですが、TOEFLは学術的な内容が非常に多いです。科学系や芸術系の単語は推測して答えられるものではないので、単語力を養う必要があります。自分の得意分野だけでなく、教養科目については全般的に単語を使えるように対策しておきましょう。インプットのセクションの内容がそのままアウトプットにつながっていくことも多いので、当日の問題の流れ全体を捉えるようにすると、スコアが良くなりますよ。

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以上、TOEFL試験対策についてのご紹介でした!

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記事監修・・・小泉 涼輔
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U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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