今回は、Orange Coast CollegeからKnox Collegeに合格した、大槻こころさんへのインタビューです。常に目標を掲げ、計画的かつ積極的に行動する姿は、きっと皆さんの良いお手本になること間違いなし! 留学先での貴重な経験や、高成績をキープするポイントなど、U-LABOカウンセラーの笠松が伺いました。

留学しようと思ったきっかけを教えてください。

私は小さい頃からずっとアメリカの文化に触れていて、英語の勉強も大好きでした。大学での交換留学などで、1年以上は海外に住むだろうなと漠然と思っていましたね。高校に入った後は、大学の交換留学が1年間ということを考えると、1年だけじゃ短いかなと感じるようになって。そのため、正規留学を決意しました。

留学を決めた際、不安だったことはありますか?

最初に不安を感じたのは、自分の英語力と、アメリカの治安と、学費です。

英語が心配だったとのことですが、留学までの期間はどのように勉強しましたか?

基本的には、学校で英語の授業をしっかり受けていました。あとは、私は英検でコミカレ(コミュニティカレッジ)に入ったので、準1級の勉強を高3の夏くらいまでしていましたね。スピーキング力も高めたくて、オンラインレッスンで、毎日30分ネイティブの先生と話すのを繰り返していました。

留学を決める前と留学する直前の英語力は、それぞれどのくらいでしたか?

留学を決めた当時は周りの高校生と変わらないくらいで、会話はできても一文だけ、「元気?」とか、そんなレベルだったと思います。留学直前には英語を話すことにもためらいがなくなり、基本的な日常会話や、趣味などちょっとした話はできるようになっていました。英検の準1級も、高3の夏に無事に取れました。他の英語の資格は取りませんでした。

留学にも色々な選択肢がありますが、なぜコミカレからの編入という方法を選んだのでしょうか?

University of California(UC、カリフォルニア大学)に行きたいという目標が最初からありました。でも1年生から入学すると、学費がすごく高くなってしまいますし、加えて1年生から行ける学力や英語力もなかったので、コミカレで2年間しっかり英語力を高めて、かつ学費も抑えながら、3年目にUCに編入したいと考えました。 

コミカレでもたくさん努力したと思うのですが、どのように英語力を伸ばしていきましたか?

最初は、コミカレにある語学学校に2ヶ月間通いました。そこで会話はもちろんですが、英語を書く力もすごく伸ばしてもらいました。やっぱり、アメリカのエッセイの書き方は独特です。あとは、学校のコミュニティーやクラブもたくさんあったので、そこに積極的に参加して、アメリカ人や他の留学生とたくさん話して英語力を高めるように努力しました。

お世話になっているホストマザーとお食事

実際にコミカレの授業を受けてみて、どうでしたか?

大学の授業を受けるのが人生で初めてだったので、最初は緊張しました。一番驚いたのは人数の多さです。100人単位の生徒が1つの教室に入り、教授1人が大きなスクリーンで教える様子は、高校と違うなと感じました。

初めは雰囲気に圧倒されましたが、予習や復習をしっかりすれば理解もできるので、だんだん自信がついて慣れていきました。

生活面で、日本との違いで驚いたことはありますか?

物価の高さには驚いていますが、毎日晴れて天気が良いので、ルンルンな日々を送っています。

キャンパスでアルバイトもしているのですが、その上司との関係が友達みたいです。上司が遅れて来るので私も融通が利いたり、仕事中にピザを食べて良いよと言われたり。形式張らず、フレンドリーな感じが楽しいですね。

留学生活で楽しいと感じていることを教えてください。

2年ほど前から、アメリカ人や他の留学生とのつながりを強めたくて、毎週日曜に教会へ行っています。その教会で、2ヶ月に1回くらいロードトリップ(車での旅)があって。カリフォルニアから8時間かけて、ユタ州へ大自然を見に行ったりキャンプしたりと、すごく満喫しています。

教会の友達とUtah州にあるMoon Overlookまで21時間のロードトリップ

留学中は楽しいことも、辛いこともあると思います。こころさんはモチベーション高くいられている印象ですが、保ち方があれば教えてください。

最初にアメリカへ来たときのモチベーションは、UCに入りたいという一心。成績でAを取るのはもちろん、ボランティアや課外活動もたくさんやり、私生活を充実させたいと思ってモチベーションを保っていました。

その後、自分の将来を見つめ直すタイミングがあって、何をやりたいか考えた結果、目標を明確に決めることができました。目標を達成するためのステップが、奨学金を取って大学へ行くことだったので、それをモチベーションにして、授業では絶対にAの成績を取って、エッセイにも力を入れて、課外活動にも取り組みました。

目標を常に持ち、それに向けて突き進んできたのですね。では、専攻について教えてください。

コミカレにいたときはEconomics(経済学)でした。今後はBusiness and Management(経営学)と言って、ビジネスの中でもAccounting(会計学)を専攻とするつもりです。

それと別に、Double Minor(副専攻)を2つ取ろうかなと思っていて。Chinese(中国語)とData Science(データ科学)を考えています。将来の夢が公認会計士になることなので、その実現に向けて、役立つものや自分が興味のあるものを学んでみたいです。

コミカレでの最終GPAを教えてください。

最後のGPAは、3.979です。

非常に高いですね。GPAをキープするポイントは何だと思いますか?

途中でBを取りそうになってしまったタイミングは、正直2年間の中で何度かありました。そのときは教授のオフィスへ、話をしに行きました。「どうして私はここをテストで間違えたか」「ここがわからないので教えてほしい」「課題を終わらせたので見てほしい」など、絶対にAを取るために、すべての方法を聞くつもりで教授に質問しました。

そうすると、教授にも自分の誠意が伝わります。がんばっている姿は見てくれますね。編入先の大学への出願に当たって推薦状が必要になりますが、教授とコネクションを作っておくと推薦状を書いてもらえる場合もあります。よい成績をとるためにも推薦状を書いてもらうためにも、教授にたくさん聞きに行くのは大事です。

実力が元々高いのはもちろん、交渉能力もしっかり持っていたんですね。コミカレ在学中に取り組んだ課外活動について教えてください。

一番印象に残っている課外活動は、アフリカでの経験です。ルワンダにある小学校の、特別英語教師として勤務しました。ルワンダへ渡る前に、小学3年生に向けて英語教育をしてほしいと、学校から依頼を受けていました。

具体的には、どのような活動をしましたか?

事前にはアメリカや日本で行われているような、発展した英語教育の準備をしていました。でも実際に教師として働いた最初の日に、多くの子供たちは貧困による栄養失調で、脳の発達レベルは2〜3歳程度だとわかりました。私が準備してきた教育は、生徒のレベルに全く合っていませんでした。

そこで、子供たちの発達レベルを一番理解している、母親1人1人にインタビューしました。子供たちは何ができて何ができないのか、詳しく把握することに努めました。そうしたら、脳の発達が遅れている中でも、ひとり一人できること・できないことが全く違うということを発見したんです。

インタビューの結果に基づいて、子供たちのレベルに合う2週間の教育カリキュラムを、一晩かけて作り直しました。すると英語を学んだことがなかった生徒たちが、2週間で英語で挨拶するようになったり、英語で数字を覚えたりと、驚くような学習成果を上げたんです。

語学学習は長期的な継続が重要と考えたので、各生徒のレベルに合った効果的な英語教育法を、現地の小学校の先生に伝えてきました。持続可能な英語教育の基盤を構築できたかなと思います。

すばらしい経験でしたね。それでは、U-LABOとの出会いについて教えてください。

私の1つ上の先輩で、U-LABOを使って奨学金を取り、リベラルアーツカレッジに編入した方がいます。その方に説明してもらって、興味を持ち始めました。

U-LABOを選んだ理由を教えてください。

私立大学の奨学金や編入という部分にフォーカスしたエージェントは、日本でもまだ少ないと思います。サポート内容も具体的で手厚かったのが決め手になりました。

U-LABOのサービスを利用している感想を教えてください。

私立大学の編入のステップは複雑で、自分だけでやろうとすると、絶対に見落としてしまいそうな書類もあると思います。エッセイの書き方も大学によって全然違ったりするので、わからないことが多い。そういった点への対応、サービスがとても手厚くて、安心して進められました。

今後の目標を教えてください。

編入先の大学でも専攻・副専攻をしっかりこなし、GPAを高く保つことです。将来的にはCPA(Certified Public Accountant)の資格を取って、アメリカで公認会計士になりたいです。

Laguna BeachにあるTop of the Worldでハイキング

記事監修・・・小泉 涼輔
記事監修・・・小泉 涼輔

U-LABO代表。高校の時の偏差値28から、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を飛び級で卒業。日本で最もアメリカ名門大学への編入に精通した専門家の1人として、これまでに多くの学生を合格に導いている。2022年にはUCLAが選ぶグローバルに影響を与える企業・起業家100(「UCLA Bruin Business 100」)に選出された。著書「UCLAに留学したいと思ったら読む本
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