著名人を多く輩出しているUCLAは、留学生からの人気が非常に高い大学のひとつです。

憧れを抱く日本人学生も多くいますが、実は、UCLAに1年次から入学することはあまり現実的ではありません。

それでは留学生にとっておすすめなUCLAの行き方とは一体どんな方法でしょうか?今回はUCLAの特徴と、日本人学生がUCLAへ入学するための攻略法についてお伝えしていきます。

※数字は全て2022年10月時点のものになります。

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UCLAとは?

UCLA(University of California, Los Angeles)の略です。日本でよく知られている大学の1つです。優れた州立の大学の総称である「パブリックアイビー」の代表校として知られています。

広いカリフォルニア州では、UCバークレーと人気を二分し、日本でもよく知られた大学で留学生からの人気も大変高い大学になります。

UCLAと聞いて、どのようなイメージが浮かぶでしょうか?

入学するのが難しそう、レベルが高い大学という事は知っている、TOEFLの高い点数を要求されそう、州立だから学費は安いと思う等、さまざまな意見が聞こえてきそうです。

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UCLAプロフィール

■設立年度:1919年 

■学部生総在校生数:31,636名

■大学院生数:14,364名

■広さ:419エーカー(東京ドーム約36個分)

UCLAのランキング

■US News総合大学ランキング20位

■US News州立大学ランキング1位

■US News世界大学ランキング 14位

■Times Higher Educationの世界大学ランキング20位

大学の特色と人気のあるメジャー

大学の所在地がロサンゼルスということで、ハリウッドで活躍している卒業生もたくさんいます。また、教授陣の中には、ノーベル賞、ピュリッツァー賞、アメリカ国家化学賞のそれぞれの受賞者が軒並み名を連ねています。

実は、あまり知られていませんが、インターネットが誕生したのもUCLAからです。スポーツのレベルも大学スポーツとしてはトップレベルの環境を誇り、プロスポーツチーム並みの施設や環境を整えています。

このようなローケーション環境、教授陣キャリアの充実度、勉学できる学問の種類の多さ、スポーツ施設の充実度等が、全世界の学生を魅了するのです。これが、かの有名なUCLAです。

125以上あるメジャーのうち、Business、Engineering、Political Science and Government、Sociology、Computer Science、Economics、Psychologyなどの人気は高いようです。最近ではComputer Science なども人気がありますが、倍率は一桁と競争率も高いです。大学院の医療分野は世界トップクラスです。

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UCLAを卒業した著名人

スポーツ選手、女優、俳優、ノーベル賞受賞者、作曲家等、ありとあらゆる分野で活躍をしている著名人がこの大学を卒業しています。

\代表的な例/

シモーネ・バイルズ選手(体操)

フランシス・フォード・コッポラ (映画監督)

ジェームズ・ディーン(俳優)

ラルフ・バンチ(ノーベル平和賞受賞者)

リチャード・ヘック(ノーベル化学賞受賞)

エリノア・オストロム (ノーベル経済学賞受賞)

ランディ・ニューマン(作曲家)

岩田松雄(スターバックスコーヒージャパンCEO)

青砥瑞人(DAncing Einstein Founder & CEO)

UCLAの合格基準とは?

アメリカの大学入試では書類審査が基本になります。日本の大学入試のように、決められた試験日に共通テストを受験し、成績優秀者から合格者を選ぶ方法ではないため、様々な項目・要因により合否が検討されます。

【必要な提出書類】

●卒業高校の英文成績証明書

●卒業高校の英文卒業証明書

●Essay(課題が決められている)

 *成績と共に高校でどのレベルの科目を取得し成績がどうかという点も重要

 *iBT TOEFL

 *課外活動(ボランティア、スポーツ、アルバイト、クラブなど)

 *受験者のバックグランド

 *受験者の経験値

 *リーダーシップの経験

 *課題探究経験

 *成績以外の能力(表彰経験、資格など)

 *(カリフォルニア州民であること)

●オンライン願書

●推薦状(2名から)

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GPA(Grade Point Average)の基準

毎年、GPA4.0という好成績の生徒が出願をしてきます。出願者の中では、GPA3.75以上取得している合格者が最も多いようです。アメリカの大学入試の興味深い点は、パーセンテージにするとかなり低い数値ではありますが、GPAが3.0の合格者も存在するということです。共通テストの結果が大学の基準点に満たない受験生は不合格となることが一般的な日本では、考えられないことですね。

合格基準になるのは成績です。その他、提出する書類がくまなく審査され、最終の合格者が決定されます。たとえテストが高得点だったとしても、高校での成績が優良でなければ基本的に合格は難しいでしょう。では、なぜGPA3.0の合格者が存在するのでしょう?

アメリカは、実に様々な要素を考慮して合格者を決定します。保護者が卒業生で、大学への寄付をかなりたくさんしている場合があれば、優先的に合格がもらえます。日本では先ず考えられませんし、なにか不公平さを感じるかもしれませんが、大学存続のために貢献してくれた寄付者の子どもや孫を自分たちが教育するのは当然という考え方がアメリカにはあるのです。

ここで忘れてはいけないのは、入学は認めてもイコール(=)卒業というわけではありません。日本と違い、留年制度がありませんので、2学期続けてGPAが2.0を下回れば、容赦なく退学になります。通常は、2学期制の大学が多く、そのそれぞれの学期が独立していることもあり、最終成績が学期ごとに出されます。

学期の期間は約3か月ですので、9月に学期が開始されたら12月には最終の成績が出て、続けて11月中頃から次の学期の授業が開始され、5月初め頃にその学期の成績が出ます。

この時点でGPA2.0を2学期続けて取得しているようであれば、「首」いわゆる「退学」です。とてもペースが速く、文武両道の考えの国アメリカでは、勉強をしないのであれば大学に在籍する必要は無いと考えられています。

このような背景から、GPA3.0で入学ができたとしても、卒業が保証されているわけではないと言えるのです。「アメリカの大学は入学は簡単で、卒業が難しい」とよく言われるのも、こうした背景があると言えるでしょう。

関連記事>>> アメリカ留学に必要なGPAって何?日本の成績との違いは?

なぜ1年生では入れない?

UCLAは州立大学です。レベルが世界最高峰であるとしても、基本的にはカリフォルニア州の人のための大学です。ですので、入学は当然州民が優先されます。

毎年、大学の受入れキャパシティーをかなり上回る願書が届きます。留学生には、この時点でスペースが無いことがほとんど。留学生の中でも、英語試験のスコアや、課外活動、エッセイ、高校の成績など全てにおいて最高レベルの学生しか、合格できません。

元々、レベルが高く入学するのが難しいといわれるUCLAは、留学生にとっては「州の人のための大学」という高い壁が立ちはだかり、1年次入学ではその壁をなかなか超えられないのです。

編入という方法

では、諦めるしかないのでしょうか?

留学生にとっての正しいUCLAの行き方とはどんな方法でしょうか?

日本では、入学した大学を卒業するということが通常で、途中で大学を変えるという考えはあまり一般的ではありません。

一方でアメリカは、人口の比率からみると大学の数がとても多く、受験勉強をしなくても、現状で受け入れてくれる大学も存在します。ただし、前述のとおり卒業が保証されていませんので、必死になって勉強をしないと退学になることに変わりはありません。

勉強すればその学生の実力が上がります。そうすると、今の自分の実力に相応しい大学へ移るというのが、アメリカでの一般的な考え方です。よって、90単位ぐらい取得した3年生の時に他大学へ編入するアメリカ人が多くみられます。

アメリカ人が他大学に移ること、成績不良等の理由で退学者が出ることにより、大学の受入スペースに空きが生まれます。その空きスペースを、留学生が「編入」という方法を使い、狙う事ができるのです。

アメリカの教育文化に沿った留学の方法は、1年生からのUCLA入学ではなく、3年生から編入する方法。1年次から入学できないということで、ガッカリする必要はありません。アメリカの国で勉強するわけですので、その国のやり方に沿う事が大切です。そして、その方法が、留学生のUCLAへのベストな行き方になります。

関連記事>>> カリフォルニア大学(UC)に編入するまでの流れと合格の裏技

まとめ

いかがでしょうか。UCLAの魅力や、入学に必要な条件など、ご理解いただけたでしょうか。

1年次入学のハードルは非常に高いものになりますが、そこで諦める必要は全くありません。

大学への編入がごく当たり前に行われているアメリカでは、編入により生まれた空きスペースを狙って、3年次でのUCLA入学を目指す方法が、最も確実性が高いです。

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