東北大学ゲートウェイカレッジは、2027年4月に創設される、英語で学ぶ総合型選抜の特別教育プログラムです。
全課程を英語で学ぶだけでなく、入学時に学部を決めず文理を超えて学修を深めたのちに専門分野の「研究」を深める課程です。
また、1年間の寮生活が必須など、同じく27年から新設される東京大学CoDと非常に近いプログラムであり「世界基準」のプログラムとなっています。
この記事では、新設される東北大学ゲートウェイカレッジについて、プログラムの概要から入試対策の具体的な内容を徹底解説します。
新設されるゲートウェイカレッジの入試対策について何をすればいいのかわからないという方や東北大学の新設プログラムに興味があるがどのようなものか知りたいという方はぜひ最後までお読みくださいませ。
この記事で学べること
- 27年度新設される東北大学ゲートウェイカレッジのプログラム概要
- ゲートウェイカレッジの2つの入試区分についての詳細
- 東北大学ゲートウェイカレッジに合格するための具体的な対策ポイント
なお、東北大学ゲートウェイカレッジは米国大学と非常に近いプログラムです。米国大学を含む海外大学にも興味がある方は以下の画像をクリックして海外大学に関する資料をお受け取りくださいませ。

東北大学ゲートウェイカレッジとは
ゲートウェイカレッジとは、東北大学が2027年4月1日に創設する、全学部が参画する学士課程の特別教育プログラムです。
入学時に学部を定めず、文理横断的に幅広く学ぶことができます。授業は一部の科目を除き英語で行われます。
日本で初めて国際卓越研究大学に認定された東北大学が、新しい学部教育の拠点として位置づけています(東北大学プレスリリース、公式サイト)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 創設 | 2027年4月1日 |
| 募集人員 | 合計178名(Ⅰ期・4月入学88名、Ⅱ期・10月入学90名) |
| 学生構成 | 日本人と留学生の比率は概ね1:1 |
| 授業言語 | 一部の科目を除き英語 |
| 選抜 | 総合型選抜(文系・理系の2区分) |
| 学位 | 専門分野の名称を付記した学士(例:学士(理学)) |
参照元:東北大学プレスリリース
参照元:公式サイト
ゲートウェイカレッジ設立の目的とは
そもそも、東北大学が新しくゲートウェイカレッジというプログラムを開設した目的はなんでしょうか。
東北大学は以下のように回答しています。
1-Q3: なぜ新しい学士課程プログラムを作るのですか?
1-A3: 急速に変化する社会に対応できる人材を育成するためです。従来の入学者選抜制度では出願時点で専門分野(学部)を決める必要がありましたが、ゲートウェイカレッジでは多くの分野に触れることで自分に合った進路を選べることに加え、国際共修環境をさらに整備し、多様なバックグラウンドを持つ学生が共に学ぶことで、多様な考え方に触れる機会を提供します。これにより、柔軟な思考力と国際性を備えた人材の養成を目指します。
引用元:ゲートウェイカレッジFAQ
インターネットの普及により情報伝達が高速化し、さらにAIの台頭によって社会の変化はますます加速しています。
そのような状況の中で世界的な諸問題や社会課題に取り組むためには、一つの専門科目だけを深めるだけでは不十分と考えたのです。
文理や専攻の垣根を超えて幅広い分野を学ぶとともに、多様なバックグラウンドを持つ学生が共に学びを深めることで、そのような社会問題に挑むことができる人材を育成したいのです。
実際に、東北大学はゲートウェイカレッジで妖精する人材像として以下のように定めています。
世界的な課題に挑む創造的思考やイノベーション能力を持つ人材
多様性の価値観を理解しグローバルな視点を有する人材
研究への挑戦進を持ち、リーダ^としての脂質を備える人材引用元:ゲートウェイカレッジとは
東北大学ゲートウェイカレッジの理念と求める人物像
東北大学ゲートウェイカレッジは、変化の激しい社会に対応できる人材育成のために作られました。そんなゲートウェイカレッジの理念は以下の3つです。
| 理念 | 詳細 |
| Immersion(本物に浸る) | 日本人学生と外国人留学生が1:1の環境において、多様な文化を学ぶと共に座学やPBL、海外体験を通じて世界の知を英語で学ぶ |
| Inquiry(自ら問う) | 自分で志望の専門を選択した上で、文理横断のカリキュラムから多様な学問領域を探求する。早期からPBLや研究を行い、探究心を養成する。 |
| Innovation(未来を創る) | 海外留学やPBLを通じて、学びを社会や研究に還元させる。大学院やその先の研究までを見据えた学部での学び提供する。 |
このように、東北大学ゲートウェイは、世界基準での学びを主体的に深め、これからの社会を担うグローバル人材の育成を理念をしています。
そのため、東北大学ゲートウェイが求める人物像は以下のように定められています。
・ 東北大学ゲートウェイカレッジでは、世界に開かれた教育環境を提供し、様々な文化的背景を持つ学生が共修環境で互いに切磋琢磨し、幅広い学問分野に触れながら各専門分野の学修を深めていくことで、グローバルに、かつ多方面でリーダーシップを発揮できる人を育てます。
そのため、「東北大学が学部志願者に求める学生像」を満たすほか、
・ 専門分野への情熱だけでなく、異なる学問分野を横断的に学び、自ら問いを立てて探究する力
・ 多様なバックグラウンドを持つ人々と積極的に対話・議論し、互いの意見を尊重しながら共通の課題を共有、解決する力
・ 既成概念にとらわれない柔軟な発想で、困難な課題に臆することなく挑戦、先導する力を備えた人
を求めます。引用元:ゲートウェイカレッジとは?
つまり、ゲートウェイカレッジが求める人物像とは、
「世界の諸問題に対して、多様な学問分野を主体的に学びながら、世界中の様々なバックグラウンドを持つ人と共に解決する力」
を持つ人物です。
東北大学ゲートウェイカレッジ合格のために求められることは以下の2つ
- 多様なバックグラウンドを持つ人と協働できる
- 世界の様々な社会課題を主体的に解決する志がある
参照元:ゲートウェイカレッジとは
プログラムのポイント①学部を決めずに入学する
東北大学ゲートウェイカレッジは、「レイトスペシャリゼーション」と呼ばれる、入学後に幅広く学び、専門分野を選ぶ方式を採用しています。
入試のタイミングでは、文系と理系の区分があるものの、1.2年次は希望する分野や学部を見据えrて幅広く科目履修が可能です。
3年次から選ぶ「系(分野)」は5つであり、数理・物理系(約90人)、化学系(約20人)、生命科学系(約25人)、人間・地球環境系(約10人)、人文社会科学系(約35人)です。
系は2年次の9月頃に仮決定し、2月頃に本決定する予定です。研究室や学科は3年次末に決まります(人文社会科学系のみ2年次末で学部も決定する)。
希望が重なった場合は成績も使われ、高校で履修していない科目の分野を希望する場合は自学が求められます。
なお、いずれも検討中の内容で、変更の可能性がありますので、注意してください。
参照元:ゲートウェイカレッジとは
プログラムの特徴②英語で学ぶ
ゲートウェイカレッジは、一部を除き授業を全て英語で学びます。
そのため、入試の段階でも高い英語力を求めるだけでなく、1年次の春学期は、英語に浸る「英語イマージョン教育」を中心とし、英語での理解力や表現力を培うプログラム構成です。
また、1年次の後期(秋学期)からは留学生と合流し、「国際共創科目」を数おおく履修し、世界や社会の課題に挑みます。
このように、あくまで英語をツールとして、社会課題について幅広く学び深めていきます。
参照元:ゲートウェイカレッジとは
プログラムの特徴③大学院との接続
ゲートウェイカレッジは、大学院への進学を前提としてます。
1、2年次までで幅広い科目を履修するため、専門的な学びを深める時間が一般的な学部よりも短くなってしまうためです。
そのた、幅広い学問分野に触れた上で、専門科目を深め、世界的な課題に立ち向かうことができるように大学院まで連携し、学士課程から修士・博士課程までの一貫した途切れのない学びを提供しています。
参照元:ゲートウェイカレッジとは
プログラムの特徴④1年間の寮生活
ゲートウェイカレッジ入学者は、生活の場でも国際共修環境に浸るために、東北大学が提供している国際混住寮(ユニバーシティ・ハウス)に入学後1年間は入居します。
ユニバーシティハウスは、8人一部屋であり、家具や家電なども完備されているだけでなく、先輩学生もアドバイザーとしてサポートしてくれます。
東北大学のゲートウェイカレッジは、留学生を含む多様なバックグラウンドを持つ学生が共に学びを深めることで、多様化する世界の社会課題に挑みます。
そのため、授業だけでなく、日常生活から多様な価値観に触れられるように、寮生活を求めています。
参照元:入学者選抜FAQ
入試の全体像
入試の概要について
ゲートウェイカレッジの入試は、Ⅰ期とⅡ期があり、それぞれ理系と文系の区分のみ設けられています。
Ⅰ期は日本国内在住者、Ⅱ期は海外の志願者を主な対象とします。なお、Ⅰ期とⅡ期の両方に出願することはできません。また、Ⅰ期を受験する場合は同日に行われることになるAO入試や帰国生徒入試などの特別入試との併願はできません。
なお、東北大学の一般入試とは併願が可能となっています。
入試の概要については以下の通り
| 項目 | Ⅰ期(4月入学) | Ⅱ期(10月入学) |
|---|---|---|
| 定員 | 88名(文系17、理系71) | 90名(文系17、理系73) |
| 出願期間 | 2026年10月13日(火)〜16日(金)正午必着 | 2026年12月15日(火)正午〜2027年1月14日(木)正午 |
| 第1次選考 | 筆記試験(11月7日) | 書類審査(結果は2月5日) |
| 第2次選考 | 面接(11月28日) | オンライン筆記試験と面接(2月21・22日) |
| 合格発表 | 2026年12月4日(金) | 2027年3月24日(水) |
| 選考の言語 | 日本語と英語 | 英語 |
| 実施方式 | 対面 | オンライン |
| 入学時期 | 4月 | 10月 |
| 学部卒業時期 | 3月 | 9月 |
Ⅰ期とⅡ期のどちらに出願するか
出願資格に、日本での教育歴や国籍での制限はありませんので、どちらに出願するべきかの判断は以下の通りです。
- 日本の高校に在籍し、国内に住んでいる場合:主にⅠ期
- 海外の高校やインターナショナルスクールに在籍し、IB・A-level・SATなどを取得(見込み)の場合:Ⅱ期
なお、日本の高校出身でも、SATやACTのスコアを取得すればⅡ期に出願可能です。
参照元:ゲートウェイカレッジとは
Ⅰ期(4月入学)の出願要件と選抜方法
出願資格と要件
出願資格は、高等学校卒業(見込み)などの一般的なものに加え、国際バカロレアなどの国際資格を持つ者にも開かれています。
要件は次の2つです。
- 調査書の学習成績概評がA段階(評定平均4.3以上)(海外の高校は学年全体の上位40%以内)
- 合格した場合に必ず入学することを確約できる(専願)
なお、英語力については、CEFR B2以上(英検準1級、TOEFL iBT 72点、IELTS 5.5、GTEC CBT 1,190点以上に相当)が「望ましい」とされています。
そのため、スコアの提出自体は出願要件ではありません。
英語資格の提出は必須ではないものの、プログラムの内容と東北大学というレベルの高さを踏まえると、合格するためには、CEFR C1以上(英検1級、TOEFL95以上、IELTS7.0以上)の英語資格を提出することが望ましい!
選抜の流れと配点
出願後、文系理系ともに、全員が筆記試験を受け、第1次選考の合格者だけが面接に進みます。面接の一部は、英語で行われることがあります。
なお、筆記試験の内容は文系と理系で異なります。
最終合否は、筆記試験400点と面接200点の計600点で行います。また、出願書類の評価は、面接点に加算されます。
日程と出願書類
出願は郵送のみで、持参はできません。インターネット出願(TAO)の登録と検定料17,000円の納付も、期限内に必要です。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年10月13日(火)〜16日(金)正午必着 |
| 第1次選考(筆記試験) | 11月7日(土) |
| 第1次選考の発表 | 11月20日(金)午後5時 |
| 第2次選考(面接) | 11月28日(土) |
| 合格発表 | 12月4日(金)午後5時 |
| 入学手続 | 12月11日(金)〜17日(木)郵送必着 |
提出書類は、志願理由書、活動報告書、志願者評価書(学校が作成し厳封)、調査書、英語資格の成績証明書などです。
以下に一覧をまとめます。
| 書類 | 補足 |
| 入学志願書 | 出願完了後に資料をダウンロードし提出 |
| 写真票 | ー |
| 志望理由書 | 約1000字。手書き又は入力 |
| 活動報告書 | 活動実績を5つを概要および証明書(あれば)と併せて記載・提出 重要度が高いものから順に記載すること |
| 英語資格の証明書 | 任意 |
| 調査書 | 日本の高校を卒業(見込み)の場合のみ提出 |
| 卒業(見込み)証明書 | 海外の高校を卒業(見込み)の場合のみ提出 |
| 学校要覧等 | 海外の高校を卒業(見込み)の場合のみ提出 高校の沿革、概要、カリキュラム等が記載されたもの |
| 志願者評価書 | 日本語・英語どちらでも可能 学校の先生が作成 |
| 住民票または在留カード | 日本在住の外国籍の方のみ提出 海外に在住する場合は国籍を問わず旅券または国籍証明書が必要 |
| 成績証明書 | 海外の高校を卒業(見込み)の場合のみ提出 |
参照元:Ⅰ期学生募集要項
ゲートウェイカレッジⅠ期|筆記試験の対策
現時点で、東北大学はゲートウェイカレッジの筆記試験について、出題範囲と形式は非公開です。新設であるため当然過去問もありません。
ここでは、当社の指導ノウハウをもとに公開されている情報から対策についてまとめます。
筆記試験の内容について
東北大学は、ゲートウェイカレッジの総合型選抜においても、「学力は一般選抜と同等以上の水準を求める」としています。
その上で、文系、理系ともに3つの筆記試験が課せられそれぞれ以下の通りです。
| 文系 | 理系 |
|---|---|
| ①数理的思考力を問う試験(60分) | ①数理的思考力を問う試験(80分) |
| ②英語での読解力を問う試験(60分) | ②自然科学分野の基礎的理解度と論理的思考力を問う試験(120分) |
| ③論理的思考力、独創性、表現力を問う試験(90分) | ③英語での読解力を問う試験(90分) |
それぞれで想定される問題の内容と行うべき対策について順に解説します。
ゲートウェイカレッジの総合型選抜でも「一般入試と同等以上の学力」が求められている
文理共通|英語での読解力対策
公式が目安とするCEFR B2は、英検準1級に相当します。文系は60分、理系は90分で英文を読み、答える力が問われます。
設問の形式は非公開のため、要約・内容一致・意見表明・和訳などのどのような設問にも対応できるようにしておきましょう。
具体的な対策は以下の通りです。
| 対策 | 詳細 |
| 要約対策 | 英検準1級や1級の要約問題を実施する ※長文はCEFR B2以上の難易度かつアカデミックなテーマであれば他のもので代用可能 |
| 意見論述対策 | 以下の2つのパターンでのエッセイを実施する 1.テーマ型エッセイ(英検で出題されるエッセイ) 2.課題文型エッセイ(課題文の内容や筆者の見解に対する論述) |
| 内容一致問題 | IELTSやTOEFLなどの様々なタイプの内容一致問題を実施する |
| 和訳 | 長文の全文和訳を実施する |
このように、どのような問題が課せられた場合でも対応できるようにしておきましょう。
英語対策で使うべき教材の選ぶポイントは以下の2つ
- CEFR B2以上の難易度であること
- アカデミックな内容であること
文理共通|数理的思考力対策
数理的思考力は、文系・理系ともに求められます。範囲は未公表のため、高校数学の全ての範囲の基本事項を固めることが土台になります。
そのために、青チャートなどの網羅性の高いインプット系の参考書を全て完璧にした上で、重要問題集などの問題集でアウトプットまで行いましょう。
文系|論理的思考力・独創性・表現力対策
文系の第3コマで測られる「論理的思考力・独創性・表現力」を問う問題は、小論文試験であると推定されます。
そのため、行うべき対策は以下の3つです。
- 現代文の要約力を鍛える
- 社会問題や筆者の見解について、600、800、1000字などのパターンで意見を論じる訓練をする
- ニュースを毎日見て、その内容に対して賛否や解決策を論じる
小論文対策で重要なことは、正しく課題文を理解できることとその問題の背景知識があることです。その上で、小論文には「型」がありますので、その通りに当てはめれば問題ありません。
なお、小論文は必ず添削してもらいましょう。日本語だけでなく、その意見の正しさについてのフィードバックや他の視点での論じ方などまで指導をしてくれる先生が最適です。
なお、U-LABOでは小論文の書き方から指導を行なっています。小論文対策についてどうすればいいかわからないという方は無料カウンセリングで「書き方」を教えますのでぜひご参加くださいませ。

理系|自然科学分野の基礎的理解度と論理的思考力対策
理系では、自然科学分野の基礎的な理解に加え、論理的に説明する力が120分という最も長い時間で問われます。
求められることは以下の2つです。
- 物理や化学などの筆記試験対策
- 自然科学に関する諸問題(地球温暖化や宇宙開発など)に対する小論文力
物理・化学・生物など筆記試験対策は、数学と同様です。インプット系の参考書とアウトプット系の問題集を活用して基本を固めてください。
その上で、おそらく小論文も併せて課せられる可能性が高いので、自然科学分野に関する時事ネタの収集やそれに対する意見を論じる訓練をしておきましょう。
基本的な対策は、文系の小論文対策と同様です。扱うテーマのみ自然科学分野にして取り組んでください。
参照元:Ⅰ期学生募集要項
志願理由書・活動報告書・面接の対策
面接は出願書類をもとに行われるだけでなく、東北大学も公式で、書類は面接に加点すると述べているため、書類と面接は一体で準備します。
書類において、合否を決める重要なものは、志望理由書と活動報告書の2点です。
それぞれについて解説します。
志願理由書|ゲートウェイカレッジでなければならない理由の提示
東北大学のゲートウェイカレッジでは、志望理由書の中で志望する理由を「勉強したい学問分野」「希望する進路」「これまでに熱中したこと」と関連させて約1000字で論じる必要があります。
また、東北大学のアドミッション・ポリシーは、創造的思考とイノベーション能力、多様性の理解とグローバルな視点、研究への挑戦心とリーダーの資質を求めています。
したがって、以下の構成でまとめると良いでしょう。
| 構成(文字数目安) | 記載内容 |
| 序論(150〜200字) | ・解決したい社会課題 ・志望する理由(研究テーマ) |
| 本論(400〜500字) | ・提示した社会課題に興味を持ったきっかけ ・そのきっかけをこれまでどのように深めてきたのか ・その結果どのような仮説が得られたのか |
| 結論(300〜400字) | ・仮説を踏まえて東北大学入学後、どのようにゲートウェイカレッジのプログラムを活用して学ぶのか(学修計画) ・学部卒業後の展望(大学院進学およびその後の進路) |
重要なことは、これまでに熱中したことが大学での研究テーマ、志望理由に直結していることです。さらに、その取り組みが多様なバックグラウンドを持つ人たちと協働した経験であれば望ましいです。
また、ゲートウェイカレッジは大学院まで進学することを前提としているため、希望する進路を記載する際はそれを踏まえた上でまとめましょう。
幅広く学ぶことができるという理由は最も避けるべき理由です。
分野を横断して学ばなければならない理由を論理的に提示しましょう!
活動報告書|研究テーマへの接続性と他者と協働する力
活動報告書では、これまでの学校内外の実績や取り組みを「重要度が高い順」に5つ記載します。
ここで重要になることは、どのような活動を優先するべきかと概要に何を記載するかです。
判断基準は以下の2つです。
- 大学での研究テーマに直結するか
- 多様なバックグラウンドを持つ他者と協働する力の証明になるか
これらを踏まえて選定した上で、概要には「結果」よりも「過程と変化」を記載してください。つまり、優勝した、などの結果を重視して記載するのではなく、そのために何に取り組み、何を学び、どのように成長できたのか、という「過程と変化」を記載しましょう。
大学側は、結果については証明書などを見ればわかります。活動報告書で評価したいのは、その活動があなたにどのように影響したのか、あなたはどのような人物なのか、ということです。
面接|評価される観点と準備
面接では、提出した書類に対する確認や深堀りが行われます。そのため、志望理由や自己PR、活動実績、学修計画、卒業後の展望、関心のある社会問題、などについては全て回答を事前に準備しておきましょう。
1つの回答につき、長くても30秒以内で話せると良いです。
その上で、自身の回答に対して想定される深掘り質問についても回答を用意しておきましょう。深掘り質問は、基本的に5W1Hで行われます。
そのため、どのような質問がさらに来るのかはある程度予想ができますので、準備しておきましょう。
なお、面接の一部が英語で行われるため、全ての質問について、英語でも回答を用意しておくことが望ましいです。
参照元:Ⅰ期学生募集要項
ゲートウェイカレッジⅡ期(10月入学)の入試概要と選抜方法
選抜方法と日程
ゲートウェイカレッジのⅡ期は、主に海外高校卒業者を対象としており、書類審査を第1次選考、第2次選考は英語のオンライン筆記試験と面接となっています。
| 項目 | 日程・内容 |
|---|---|
| 第1次選考の発表 | 2027年2月5日(金)午前10時 |
| 接続テスト | 2月16日(火) |
| 第2次選考 | 2月21日(日)・22日(月)、英語のオンライン筆記試験と面接 |
| 合格発表 | 3月24日(水)午前10時 |
| 入学手続 | 3月24日〜4月23日(金)午前10時 |
出願時は、英語400語以内のStatement of Purpose(志望理由書)を、TAOの入力欄に直接入力します。
第2次選考では、カメラとマイク付きのパソコン(WindowsまたはmacOS)とスマートフォンの2台が必要で、iPadなどのタブレットは使えません。日程の変更は認められません。補欠合格の制度もあります。
また、筆記試験は文系では論理的思考力を問う問題と数的思考力を問う問題が出題されます。
理系では、数的思考力と自然科学に関する基本的に理解力と論理的思考力を問う問題が
出題されます。
国際資格・標準テストの水準
出願には、国際資格または標準テストの成績が必要です。複数の資格体系を組み合わせることはできません。
下表は、募集要項に「推奨水準(Recommended)」として示された数値です。
| 資格・テスト | 推奨水準 |
|---|---|
| SAT/Digital SAT | 合計1,400点以上(スーパースコア不可) |
| ACT | Composite 31以上(スーパースコア不可) |
| EJU(英語受験) | 基礎学力の合計300点以上 |
| AP | 必須科目でそれぞれ4以上 |
| IB | 6科目合計36/42以上、TOKとEEの合計2以上(予測可) |
| A-level | 3科目以上でA以上(予測可) |
英語スコアの基準
英語は、国籍を問わず全員にスコアまたは免除書類の提出が求められます。
| テスト | 最低スコア |
|---|---|
| IELTS Academic | Overall 6.0 |
| TOEFL iBT | 80(2026年1月以降の受験は新スケールで4.0) |
| Duolingo English Test | 110 |
| Cambridge English | 169 |
| 英検 | 準1級かつCSEスコア2,400以上、または1級かつ2,400以上 |
スコアは、2025年10月1日から出願締切までに受験したものが有効です。高校卒業前の4年間のうち、3年以上を英語による正規教育で過ごした場合は、所定の書類で免除される場合があります。
試験ごとの特徴は、以下の記事で整理していますので自分に合う試験の参考にしてください。
参考記事>>>TOEFL・IELTS・Duolingoの比較や選ぶポイント
出願書類
Ⅱ期の出願書類についても、基本的にはⅠ期と同様です。以下にまとめます。
| 書類 | 補足 |
| Photograph(写真) | ー |
| Statement of Purpose(志望理由書) | 400words |
| Language Proficiency Test Score(英語資格の証明書) | ー |
| Academic Transcript(成績証明書) | ー |
| (Excepted)Graduation Certificate(卒業(見込み)証明書) | ー |
| Qualifications or Test scores for the required subjects(統一試験等のスコア) | 海外の高校を卒業(見込み)の場合のみ提出 高校の沿革、概要、カリキュラム等が記載されたもの |
| Proof of Nationality(国籍証明書) | 日本在住の外国籍は在留カード必要 |
参照元:Ⅱ期募集要項
ゲートウェイカレッジⅡ期の対策について
合格の目安となる各種スコア
ゲートウェイカレッジでは、英語スコアは最低基準が設けられており、統一試験については推奨基準のみ設けられています。
一方で、東北大学という大学のレベルと当社の指導実績から考えると、合格するためには、それぞれ以下のレベルが望ましいでしょう。
- 英語力:CEFR C1以上(旧TOEFL95/新TOEFL5.0、IELTS7.0以上)
- SAT:1500点以上
- ACT:34以上
- IB:38/42以上
なお、これらはあくまで当社の指導実績に基づく目安です。これを超えていても落ちる可能性はありますし、これを下回っていても受かることはありますので、あくまで参考にしてください。
Statement of Purpose(志望理由書)の書き方
基本的な構成や書き方は、Ⅰ期と同様です。以下の構成で記載しましょう。
| 構成(文字数目安) | 記載内容 |
| 序論(50〜100words) | ・解決したい社会課題 ・志望する理由(研究テーマ) |
| 本論(150〜250words) | ・提示した社会課題に興味を持ったきっかけ ・そのきっかけをこれまでどのように深めてきたのか ・その結果どのような仮説が得られたのか |
| 結論(100〜150words) | ・仮説を踏まえて東北大学入学後、どのようにゲートウェイカレッジのプログラムを活用して学ぶのか(学修計画) ・学部卒業後の展望(大学院進学およびその後の進路) |
筆記試験対策について
Ⅱ期では、文系理系ともに英語でのオンライン筆記試験が課せられています。文系では、エッセイと数学が求められ、理系では、エッセイと数学および理科の試験が行われます。
エッセイについては、文系および理系ともに、英検やIELTS、TOEFLなどのようなアカデミックなテーマでのエッセイの練習を行いましょう。
文系は人文社会科学系、理系は自然科学系のテーマに絞って行えば良いです。
その上で、重要なことは「日本の学習についていくために行われる」という点です。つまり、数学や理科については、日本の学習カリキュラムで行う基本事項の復習が求められます。
応用問題などではなく、まずは自身のこれまでのカリキュラムと日本のカリキュラムを比較し、抜けている分野を重点的に学習してください。
面接対策
面接対策についてもⅠ期と同様です。提出した志望理由書についての深掘りうだけでなく、関心のある社会課題や自己PRなどについても回答できるようにしておきましょう。
提出する書類がⅠ期よりも少ないため、Ⅰ期で提出が求められている活動実績についても、面接では回答できるように準備をしておくことが望ましいです。
また、Ⅱ期は主に海外高校を卒業する方を対象としているため、多様なバックグラウンドで学びを深めてきたということは全受験生に共通します。
そのため、あなたならではの熱中した活動実績を話せるようにしておくことが必須になります。
参照元:Ⅱ期募集要項
東北大学ゲートウェイカレッジの費用と生活
費用は次のとおりです。以下は予定額で、改定される場合があります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 検定料 | 17,000円 |
| 入学料 | 282,000円 |
| 授業料(日本人等) | 年額535,800円 |
| 授業料(外国人留学生) | 年額900,000円 |
| 寮費 | 月額約36,000円(水道光熱費は別。入学後約1年は入居が必須) |
日本人学生の4年間の授業料と入学料は、合計約243万円です。2年目以降は、仙台市内の民間アパート(家賃の目安は月額約3万〜6万円)に移ります。
外国人留学生向けには、2027年度から授業料の全額または半額相当を給付する奨学金が新設されます。
参照元:Ⅰ期学生募集要項
おすすめの併願先と万が一不合格だった際の進路について
おすすめの併願先
東北大学ゲートウェイカレッジを受験する方におすすめの併願先を以下にまとめます。
- 東北大学の一般入試(主にⅠ期出願者におすすめ)
- 早稲田大学SILS(文系におすすめ)
- 上智大学FLA(文系におすすめ)
- ICU ELBP(文理ともにおすすめ)
- 早稲田大学理工学部英語学位プログラム(希望する専攻に合わせて選択)
- 上智大学デジタルグリーンテクノロジー学科(理系におすすめ)
- 海外大学全般
検討するポイントは、併願可能であることと文系理系ともにリベラルアーツに近いカリキュラムです。文系であれば、上智や早稲田の国際教養学部が当てはまります。
理系学部の場合は、文理を横断的に学べるかつ併願できるプログラムはあまり多くありません。
そのため、早稲田や上智の理工学部における英語学位プログラムを希望する専攻に合わせて選ぶ形になるでしょう。
また、Ⅱ期は特に海外大学と近い入試ですので、アメリカやカナダなど各種海外大学との併願がおすすめです。
国内の英語学位プログラムは、東北大学以外にもありますので、以下の記事をそれぞれ参考にしてください。
参考記事>>>国内大学の英語学位プログラムの一覧
参考記事>>>上智FLA対策について
参考記事>>>上智デジタルグリーンテクノロジー学科対策について
参考記事>>>早稲田大学英語学位プログラムについて
不合格だった場合の選択肢
ゲートウェイカレッジの総合型選抜で不合格になってしまった場合の選択肢は、以下のいずれかです。
- 一般入試で再挑戦する
- 受かっている併願先に進学する
- コミカレからUCに編入して逆転する
当塾のおすすめは、3つ目のコミカレからUC編入を目指すルートです。おすすめする理由は以下の2つです。
- ゲートウェイカレッジの合格発表が出た後からでも間に合う
- 普通の生徒でも東北大学以上の研究環境を手に入れられる
それぞれ簡単に解説します。
合格発表後からでも間に合う
コミカレへの進学はゲートウェイカレッジの合格結果が出た後からでも間に合います。そのため、まずは東北大学ゲートウェイカレッジの対策に全振りした後からでも、間に合うのです。
普通の生徒でも東北大学以上の研究環境を手に入れられる
コミカレからのUC編入は、「普通の学生」でも「東大以上の学歴を手にいれることができる」という魔法のような一発逆転ルートなのです。
例えば、東北大学の一般入試で合格をすることができるような学力の高い人がどれほどいるでしょうか。
しかし、コミカレからUCへの編入であれば英検2級レベルの生徒でも可能なのです。
実際にU-LABO創業者の小泉は、高校時代の英語の偏差値が28という状況から、世界大学ランキングで東大を超えるUCLAに進学し卒業しています。
他にも、U-LABOの卒業せいでも、日本の大学受験で全落ちしてからUCLAに進学した生徒や高校時代の勉強時間が0の状態からUCBに合格した事例もあります。
このように、普通の学生であっても、世界大学ランキングで東北大学は愚か、東大以上であるUCバークレーやUCLAに進学することができるのです。
参考記事>>>大学受験全落ちからUCLAに合格した体験記を読む
参考記事>>>勉強経験0からUCBに合格した体験談を読む
よくある質問
大学入学共通テストは必要ですか
不要です。
しかし、Ⅱ期を日本の高校生が受験する場合は、アメリカの共通テストであるSATを受けて基準スコアを超える必要があります。
参考記事>>>SATとはどのような試験?
英語力が基準に届かなくても、Ⅰ期に出願できますか
Ⅰ期では、CEFR B2は「望ましい」基準で、スコア提出は出願要件ではありません。ただし、筆記に英語の読解があり、面接の一部は英語で行われるため、実質的に英語力は必要です。
目安として、CEFR C1以上を取得しておくことを推奨します。
日本の高校生でも、Ⅱ期に出願できますか
出願資格を満たせば可能です。
国際資格または標準テストのスコアと、英語スコアが必要です。
Ⅰ期とⅡ期の両方に出願できますか
できません。いずれか一方のみです。
なお、一般入試との併願は可能です。
まとめ|東北大学ゲートウェイカレッジ
ここまで、東北大学が27年度より新設するゲートウェイカレッジについて設置の背景や目的、カリキュラムの概要から、行われる総合型選抜についての詳細だけでなく具体的な対策方法まで解説しました。
この記事を通じて、東北大学ゲートウェイカレッジについての全体像の理解を深め、入試対策につなげていただければ幸いです。
なお、U-LABOではゲートウェイカレッジを含む英語学位プログラム対策と、帰国生入試対策を行なっているだけでなく、海外大学との並行したサポートも提供しています。
さらに、U-LABOのUCトップ校(バークレー・UCLA・サンディエゴのいずれか)の合格率は100%となっており、万が一不合格となった場合でも、その後の対策まで完備しています。
新設されるプログラムで対策がわからないという方はぜひ一度無料カウンセリングにお越しくださいませ。
⇨U-LABOの無料カウンセリングに申し込む

About Us:U-LABO
U-LABOは、あらゆる学生のための「海外大学進学予備校」です。
創業以来UC編入合格率100%。レスポンスの速さやサービスの質の高さで、生徒や保護者様からも非常に高い評価を得ており、ありがたいことに年々入会者数が増加中。
無料カウンセリング予約・お問い合わせ・最新情報の配信は公式LINEから!
About Us:U-LABO
私たちは、海外トップ大学を目指す日本人学生のための留学サポート会社です。
U-LABO生のカリフォルニア大学への合格実績は、なんと100%!レスポンスの速さやサービスの質の高さで、生徒や保護者様からも非常に高い評価を得ており、ありがたいことに年々入会者数が増加中。
LINEでのお問い合わせも受け付けております!
About Us:U-LABO
私たちは、海外トップ大学を目指す日本人学生のための
留学サポート会社です。
U-LABO生のカリフォルニア大学への合格実績は、
なんと100%!レスポンスの速さやサービスの質の高さで、
生徒や保護者様からも非常に高い評価を得ており、
ありがたいことに年々入会者数が増加中。
LINEでのお問い合わせも受け付けております!

About Us:U-LABO
U-LABOは、あらゆる学生のための「海外大学進学予備校」です。
創業以来UC編入合格率100%。レスポンスの速さやサービスの質の高さで、生徒や保護者様からも非常に高い評価を得ており、ありがたいことに年々入会者数が増加中。
無料カウンセリング予約・お問い合わせ・最新情報の配信は公式LINEから!
About Us:U-LABO
私たちは、海外トップ大学を目指す日本人学生のための留学サポート会社です。
U-LABO生のカリフォルニア大学への合格実績は、なんと100%!レスポンスの速さやサービスの質の高さで、生徒や保護者様からも非常に高い評価を得ており、ありがたいことに年々入会者数が増加中。
LINEでのお問い合わせも受け付けております!
About Us:U-LABO
私たちは、海外トップ大学を目指す日本人学生のための
留学サポート会社です。
U-LABO生のカリフォルニア大学への合格実績は、
なんと100%!レスポンスの速さやサービスの質の高さで、
生徒や保護者様からも非常に高い評価を得ており、
ありがたいことに年々入会者数が増加中。
LINEでのお問い合わせも受け付けております!





