日本の大学に通いながら仮面浪人をしていたR.Nさん。仮面浪人での再受験の道も絶たれてしまったことをきっかけに、将来を見据えて海外留学という道を選択しました。

R.Nさんは、2022年度、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に合格されました!

おめでとうございます!

Q.留学しようと思ったきっかけは何ですか?

もともとは日本の大学に通っていましたが、第一志望ではなく専攻も興味のない分野で、1年も通っていませんでした。

仮面浪人をして、翌年に第一志望を受けるつもりでしたが、うっかり出願を忘れてしまい受けられなかったんです。

残る3年間、中途半端な気持ちで今の大学に通うのか、新しく自分のやりたいことを探すか天秤にかけたとき、留学に利点を感じたのがきっかけでした。
将来を見据えたら、海外で学んで世界情勢を肌で感じれば視野が広がるし、今後の人生の糧になると思いました。

Q.留学を決めた時の家族の反応はどうでしたか?

幼少期に海外に住んでいたので、その影響が強く「いつかは海外で暮らしたい」と小さい頃から考えていたんです。親も「あなたには海外のほうが合うんじゃない?」と留学に賛成してくれました。

Q.なぜカリフォルニアを留学先に選びましたか?

アメリカの中でも、特にカリフォルニアには多国籍の人が集まっていますよね。

さまざまな国籍の人たちとの交流は、知らなかった世界の文化や政治の側面を知るチャンスなので、留学するならカリフォルニア!と決めていたんです。気候や雰囲気も自分に合うだろうと思っていました。

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Q.留学前いちばん不安だったことは何ですか?

留学の手続きをすべて自分で行ったのが本当に大変でしたね。今まで私は周りに頼ってばかりでしたが、今回の留学からはすべて自分で責任を持とうと決めていました。

まずコミカレに出願のメールを送信したのですが、2週間経っても返信がなく、送り直しても返信が来なかったんです。授業登録期限が迫っていたので電話で問い合わせたのですが、電話口の人の英語がとても速くて…。受験英語しか勉強していなかったので聞き取れず、何度も聞き直して対応しました。調べる項目も多く苦労しましたが、自分一人でできたことで留学前にかなり自信がついたので、とても大切な経験だったと思います。

※編集部注)R.Nさんはコミカレ入学後にU-LABOを知り、サポートにお申込みいただきました。日本からUC編入を目指される方(UC編入プログラムをご利用の方)は、こうした渡米時・入学時の手続き面はU-LABOにて徹底サポートをしておりますので、ご安心ください。

Q.留学前はどの程度の英語力でしたか?

英語は好きだったので、全教科中いちばん良い成績でした。

簡単な英語なら話せるしリスニングもできるほうでしたが、コミカレの初回授業で久しぶりにネイティブ英語を聞いて、聞き取りにすごくエネルギーを使ったし、話すことすらできませんでした…。受験で学ぶ英単語と、実生活で使われる英単語は全然違うと感じた瞬間でしたね。

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Q.どのように英語を勉強しましたか?

オンラインでTOEFLの過去問を解き、自分には単語力や語彙力が足りないと分析して、英検準1級の単語帳で勉強していました。

コミカレのオンライン授業でリスニング力が上がっても、現地の人と実際に話さなければスピーキング力は上がりません。渡米してからは格段にスピーキング力が違います!

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Q.勉強で苦労した点は何ですか?

今回はコロナウイルス対策のため、1年間はオンライン授業での通学になりました。基本的に私は物事を楽観的に考える性格ですが、オンライン授業を乗り越えるのには苦労しました。

1番大変だったのは時差で、深夜2時から始まり早朝5時頃に終わるという授業リズムが週2~3回あって、それに合わせて起きるのが辛かったです。オンラインは対面と比べて自分の気持ちを伝えづらいし、相手の気持ちを感じ取りづらいこともあり、教授に質問をしにくく友達も作れないので、孤独感が強かったという辛さもありましたね。

Discord(現地で普及しているトークアプリ)で生徒のトークグループが作成されていたのですが、「〇時に〇〇図書館に集合」や「〇〇時に勉強会をしよう」という現地での会話が頻繁に飛び交っていて、すでにコミュニティが出来上がっているようで疎外感もありました。

ですが、オンライン授業ならではの良い面もありますよ。私は遊びに誘われるとすぐに行ってしまうタイプですが、誘惑が少ないことでしっかり勉強できました。授業中以外は自由に勉強時間に充てられるし、ステイホーム期間に英語力を鍛えたほうが後々自分にとっても楽だから、現地へ行くまでに英語力を伸ばせるチャンス!と捉えるようにしていましたね。コロナの影響で残念な部分も多かったけど、悲観しても何も変わらないので、現状をいかにプラスに考えるかを意識して克服しました。

Q.TOEFLスコアはいくつでしたか?

TOEFLスコアは69で、日本での第一志望は中堅レベルの大学だったので、UCを選ぶことでさらに上のランクを目指すことになりました。

Q.U-LABOを利用しようと思ったきっかけは何でしたか?

いくつか留学支援団体の説明を聞きましたが、UC専門ではなくアメリカ留学支援がメインだったんです。UCに特化していることと、自分にはコミカレから編入を目指すほうが合っていると思い、U-LABOを選びました。

Q.渡米してからの手続き面での苦労はありますか?

カリフォルニアに来てからは、銀行口座を開くのに3時間以上掛かってしまいました。

担当者は話し方が速い人だったので聞き取りづらかったですし、金融機関の専門用語が多かったので、分からない言葉をひとつずつ質問しました。1人で来店したので頼みの綱はGoogle翻訳だけでしたが、なんとか口座を作成できました!

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Q.カレッジでのコロナ対策や状況はどうですか?

私が取っている対面授業では、コロナの影響はそこまで深刻ではありませんが、ルームメイトのクラスではコロナ感染者が出て、教室を2週間クローズしてオンラインで授業していたようです。

大学でのコロナ対策としては、まずマスク着用が必須であること、図書館などの施設利用には「コロナバッジ」が必要であることでしょうか。姉妹校では、ほぼオンライン授業を行ないキャンパスを使わないなど、キャンパス規模にもよりますが同じ地域のカレッジでも体制の違いがありますね。

Q.アメリカでの生活はどうですか?

留学前はワクワクした気持ちでいっぱいだったんですが、初めの一週間は毎日泣いていました…。初めて親元を離れたこともありますが、英語が思うように話せなかったのも原因かもしれませんね。

でも1週間くらい経つと、アメリカの生活スタイルをどんどん心地よく感じて慣れてきました。

今はホームステイ元からアパートに引っ越し、4人でシェアハウス生活を楽しんでいます。カリフォルニアは物価が高いですが、家賃と光熱費を含めてもホームステイより安く済みます。

短期の賃貸物件は少なく、最低でも1年弱は住む必要がありますが、私たちが卒業した後も契約が継続できるように1年生をルームシェアに誘いました。今は残りの入居希望者を探しているところです。

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Q.日米の文化の違いで驚いたことはありますか?

アメリカでは、朝からでも図書館へ行って、しかも大人数で勉強するのが当たり前ということに驚きました。科目が違っても同じテーブルで勉強して、終わったらみんなでご飯を食べに行きます。日本だと勉強は個人でするのが普通で、仲の良い友達なら一緒に勉強することもありますが、大勢で図書館へ行くことはまずありませんよね。

discordでグループを作り、「この質問についてどう考える?」といったディスカッションも盛んに行われています。アメリカではとにかく課題が多くて自分だけでこなすのは難しく、得意な人から教わったり質問したりして協力し合う文化が強いなと感じました。

それから教授との距離を近く感じます。生徒全員の名前を覚えてくれているし、個人メールで「調子はどう?分からないことがあったらいつでも聞きに来てね」と気に掛けるメッセージを送ってくれるんです。先生との距離感が近いのは、留学生にとっては心強いですね。

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Q.留学してから変わったことは何ですか?

とにかく英語力を伸ばしたかったので、所属している留学生向けのクラブで、多国籍の人たちと多く交流しようとアクティブな活動を心がけました。毎週友達に会えるのが楽しみで、自分の居場所だと思えるほど大切なクラブになりました。

今のルームメイトは香港の人なのですが、渡米前にエクスチェンジプログラムに入っていて英語がとても上手です。英語力の高いルームメイトと朝から晩まで毎日話して、スピーキング力を身に付けられたのもラッキーでした。このルームメイトとは学年が一緒で、同じく編入を考え、同じ時期に出願しています。苦労を分かち合ったり励まし合ったり、互いを高めて成長できる良い友達です。

Q.選んだメジャーとその理由は何ですか?

メジャーは社会学です。

将来何をしたいか考えたとき、やりたい仕事がたくさんあってどれもジャンルがばらばらでした。もともと心理学に興味がありましたが、もしインターン期間で自分の気持ちが変わって潰しが利かないと困るし…社会学には心理学も含まれていて、ビジネス要素もある幅広いメジャーで教養を高められるので自分に合っていると思いました。

コミュニケーションメジャーにも興味がありましたが、高い競合率を避けて社会学を選びました。

Q.取得GPAはいくつでしたか?

3.92です。1学期の英語が悪くなければもうちょっと…(笑)

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Q.UC編入の為に意識したことはありますか?

UCの出願では課外活動が重視されるので、できるだけボランティア活動に参加するよう意識しましたね。以前から社会貢献できる活動をしたいと考えていましたが、日本ではコロナの影響で参加できなかったんです。

ISF(インターナショナルスチューデントフェローシップ)という留学生支援団体に入っているのですが、日本よりも直接的な活動が多く行われているので、アナウンスされたメジャーに関係する活動には積極的に参加してきました。

Q.UC出願エッセイ準備はどのように進めましたか?

夏の引っ越しなどもあって、本格的にエッセイを始めたのは9月からでした。

時間に余裕がなく切羽詰まっていましたが、U-LABOさんはエッセイ添削や提案をぎりぎりまで丁寧にしてくれて、些細な質問へのレスポンスも早く、安心して無事に出願できました。本当にお世話になりました。

5月頃からコンスタントに準備すれば余裕を持って出願できるので、これから取り掛かる人や過去の私には、早めに準備を始めるに越したことはないよと伝えたいです(笑)

Q.将来的にはどんな就職先を検討していますか?

将来像としていくつか候補はありますが、はっきりとは決まっていないんです。在学期間中はとにかくインターンシップに多く参加して、興味分野やマッチングを基に決めていきたいと考えています。

UCは規模も大きく多国籍の学生が集まる環境なので、今ここでしか経験できないことを学び、イベントや活動へ積極的に参加して、卒業時に満足できるカレッジ生活を送りたいですね。

Q.これから留学を検討されている方へのメッセージ

大学選びは人生の中でも大きな決断です。余程の自信がない限り、自分の選択が正しいと思うのは難しいですよね。

周りの大人や先輩、家族のアドバイスは為になりますが、自分が「嫌だ」と感じて葛藤しているんだったら、直感を信じて道を選んだほうが後悔しないはずです。その選択によるリスクや辛い経験もあるかもしれないけど、将来振り返ったときに、「あのとき自分の直感を信じて良かった」と思える瞬間がきっと訪れるはずです!

今のコロナ禍で留学しても普通の留学生活ができないし…と迷っているなら、思い切って来たほうがいいと思います!私が渡米したときは日本よりも制限がありましたが、それでも国内では学べないことをたくさん経験できるからです。

3ヶ月くらい試しに留学してみてから続けるかどうか考えるという選択肢もありますよ。

ありがとうございました!

U-LABOでは、カルフォルニア大学(UC)をはじめとした 名門アメリカ大学への編入プログラムを用意しています。

編入する前から編入後、就職活動までをサポートするので、編入を考えているけど、不安が多い方は編入プログラムを受けるのをおすすめします。

無料相談も実施しているのでお気軽にご相談ください。

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レスポンスの速さやサービスの質の高さで、生徒や保護者様からも非常に高い評価を得ており、ありがたいことに年々入会者数が増加中。

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私たちは、海外トップ大学を目指す日本人学生のための留学サポート会社です。

U-LABO生のカリフォルニア大学への合格実績は、なんと100%!レスポンスの速さやサービスの質の高さで、生徒や保護者様からも非常に高い評価を得ており、ありがたいことに年々入会者数が増加中。

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