今回お話を伺うのは、ルイス&クラークカレッジ(Lewis & Clark College)の卒業生である、Keireiさん。ルイス&クラークカレッジ は、アメリカのオレゴン州、ポートランドにあるリベラルアーツ系の私立大学です。
受験のこと、大学生活のこと、卒業後のことなどをお聞きしました。アメリカ大学を検討し始めた方、リベラルアーツカレッジを目指している学生にもとても役に立つ情報満載です。
それでは早速見ていきましょう!
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ルイス&クラークカレッジはどんな学校ですか?
とてもオープンで、温かい大学だと思います。自分のセカンドホームだなと思うぐらいの学校で、チャレンジすることを歓迎してくれる雰囲気があります。在学中は数々のすばらしい体験をさせてもらいました。
キャンパスからは、マウント・フッドというオレゴン最高峰の山を望めます。富士山にとてもよく似ていて、美しい山です。また、大学のあるポートランドはとてもフレンドリーな町で、住みやすかったです。
ルイス&クラークカレッジを選んだ理由を教えてください。
規模の小さい学校、かつ誰も知っている人がいない学校に行ってみようかなと思って選びました。
あと、入学生を担当するオフィスの方たちがとても丁寧な対応をしてくださったことも決め手になりました。たくさん資料を送ってくださったり、メールでの連絡もマメにしてくださったり、とても対応が良かったんです。印象がすごく良かったのを覚えています。
入学前の対応が良かったということですが、入学してからはどうでしたか?
入学後も変わらず、フレンドリーな学校でした。留学生にも親切な印象は変わりません。今もあるのかはわかりませんが、当時は一般の生徒が登校する1週間前に、留学生向けのオリエンテーションがありました。英語のサポートをしてくださる先生と会ったり、プレスメントテスト(学生がどのコースで開始するのが最適か、レベルを決定するために行われるテスト)を受けたりして準備を進めることができました。
寮を決める際の対応も、丁寧でした。いろいろな寮があって、それぞれの寮にはテーマがありました。その中から、自分でどの寮に入るかを選択します。はじめはこの寮にしよう、と自分で選んで決めていたのですが、その後学校から連絡がありました。「インターナショナルがテーマの寮があって、留学生はそこに入る子が多いけど、あなたは変えなくて大丈夫?」と確認してくださったんです。それだったら変えようかな、と思い、希望を変更しました。結果的に、変更してよかったです。留学生や、留学生に興味のあるアメリカの生徒とルームメートになれて、仲良くなれました。
他にも、食事のことや生活のこと、携帯電話の設定など細々したことも丁寧にやってくださっていました。とてもアットホームな雰囲気があるのは、小さい学校ならではだと思います。入学後も、手厚いケアを受けることができて、キャンパススライフを謳歌できました。
テーマがインターナショナルの寮に入ったということですが、実際に生活してみてどうでしたか?
とても楽しかったです。入学してすぐ、いろいろなイベントがありました。サークルも活発で、新しいことだらけでした。
オレゴン州は白人が多い州なのですが、同じ白人でも全然違う経済背景や社会背景を持っていたりするので、多様なバックグランドを持つ友達ができたのはとてもおもしろかったですし、楽しかったです。
寮は、4年間ずっと一緒でしたか?
最初の2年は同じインターナショナルの寮でしたが、3、4年生になるとアパートメントスタイルの寮に移りました。普通のアパートのように、ベッドルーム、キッチン、シャワー、お風呂、トイレがついている寮でした。友達と一緒に住んで、とても楽しかったです。いかにも青春、という時間を過ごすことができました。
受験当時、どのような準備をしましたか?
SATとTOEFLを受けました。あと、エッセイ対策としてカウンセラーに何度も添削してもらったり、校外でのアクティビティも行ったりしていました。
アメリカの大学は、一般的に見て勉強以外のウェイトが大きいです。何をアピールしていくか、自分のオリジナリティを意識して取り組んでいました。
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入学後、実際に授業を受けてみてどうでしたか?
リベラルアーツならではだと思うのですが、専攻を変えられるのがよかったです。私はもともと文系の専攻を考えていました。でも、たまたま履修した生物の授業がおもしろくて、専攻を生物に変更しました。
文系から理系に専攻を変えるのもまれなことではないですし、リベラルアーツはまんべんなくいろいろな授業を履修するので、選択肢が多いこともメリットの1つだと思います。
また、どのクラスも少人数なので、先生との距離が近いです。教授とは未だに連絡を取ったりすることもあります。
大学での勉強量はどうでしたか?
勉強量は多いと思います。持ち帰って勉強することも多かったです。朝方まで図書館にこもって勉強することもありました。
中でも特に多かったのが、書く課題と、プレゼンです。授業中に発言する機会も多いので、プレゼンを自分で作り上げていくのはとても大事でした。日本人は、そこがなかなか苦手ですよね。でも、そこをいかにうまくやっていくかも乗り越えるポイントにはなってくるかなと思います。
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大学卒業後の進路について教えてください。
大学を卒業してからは、教授の縁で研究室のアルバイトをしていて、その後は、大学院に進学しました。パブリックヘルス、公衆衛生の修士課程です。もともと大学で専攻していた生物分野ではなく、文系の分野に変更しました。なぜ変更したのかというと、大学で生物の勉強をしてみて、私には研究は向いていないことが見えてきたからです。
そこで、研究室の人や研究室に出入りするいろいろな人に話を聞くなどして、自分には何が合っているのか、改めて適性を探っていきました。
その中で出会ったのが、パブリックヘルスです。もともと興味のある分野でしたし、やってみようかなと思いました。その後、いろいろな大学院が集まるフェアに参加して、結果的にニューヨークの大学院に進みました。
GRE(revised General Test(世界のあらゆる大学院やビジネススクールの入学審査に利用される大学院レベルのテスト))を受ける必要があったのですが、周りの方が「とりあえず試験勉強をしなさい」と時間を作ってくれたり、推薦状を書いてくれたりしました。大学院に進めたのは、そうした周りの支えも大きかったと思います。
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大学院と大学では、勉強の仕方は変わりますか?
授業の形式としては変わらないかもしれませんが、勉強の仕方は変わると思います。ルイス&クラークカレッジは少人数で密度が濃く、ケアが行き届いていたのですが、大学院では自力でがんばる場面が多くなったなという印象はあります。
その上で、大学の時よりも自分がどう思うのか、どう考えるのかは求められますし、困ったときに助けを求めるのも、自分から動く必要があるかなと思います。
その点では、大学と大学院では勉強の仕方は違いますね。どちらかというと、大学院で必要なのは、社会人で必要になるスキルかなと思います。自分の力で何かを見つけて編み出していく力が求められていたと思います。
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大学院卒業後の進路について、教えてください。
ボストンのキャリアフォーラムで就職活動をしました。そこで内定をいただいて、日本に帰国することになりました。就職したのは、ヘルスケア業界のコンサルです。
もともとアメリカでの就職を考えていましたが、就職ビザの競争率が高くて断念しました。また、大学院の時点で 7年ほどアメリカにいたので、このタイミングを逃したら日本に帰るのはだいぶ先になるのではないかと思ったのも、理由の1つです。
長年アメリカにいて、日本での生活が自分の中に根付いていないなと感じていました。今一度日本で暮らしてみたいなと思い、日本に帰国する道を選びました。
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参考になるお話を沢山していただき、ありがとうございました!
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